直立歩行し人の言葉を話す「猫」がいる世界を舞台に、築40年のボロアパート「星雲荘」に引っ越してきた駆け出しSF作家の菊池映(あっちゃん)と飼い猫の「こはな」、そして、コスプレ趣味の変な管理人・佐倉さんを加えたほのぼの貧乏生活を描く、『ねこのこはな』の初単行本が2月21日より発売中!
ねこのこはな 1 (モーニングKC) 
ねこのこはな 1 (モーニングKC)

 本作の特徴は各話タイトルをはじめ、随所に散りばめられたSFネタの数々と、「猫」が人型であることが当然であるとされている、ちょっと不思議な世界観にあります。

 印象的な場面を挙げると、こはながクッキー屋で猫用のクッキーを買う、このシーンでしょうか。
 猫の擬人化ではないので、普通にこはなと店員さんが会話するわけですが、こはなの立ち位置自体は基本的に現実の猫と同じなのですよね。場面場面で見ると、『綿の国星』や『ちょこっとヒメ』に近い印象を受けます。
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『ねこのこはな』1巻P42(藤沢カミヤ/講談社)


















 人型の猫がペット的な立ち位置にいる作品としては、『ぴゅあぴゅあ』や『わんことくらそう』など、昔から色々あるわけですが、こういうタイプの作品は話が進んで「猫」たちの社会的立場を考える段になると、現実のペットの権利に関する問題に突き当ってしまって、やや重い世界観になってしまう傾向があります。

 『ねこのこはな』が、このままほのぼのとした世界観を維持できるか、注目ですね。






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