次のみみけっとに狐耳の本を出そうと思って色々調べているところなので、狐耳の話題で・・・

 狐耳キャラクターがぽつぽつと出現し始めたのは、80年代頃からなのですが、ケモミミ=猫耳であった時代が長く続いていたためか、狐耳っ子が猫耳と勘違いされる、という描写がされることがありました。

 例えば、のつぎめいる の漫画『新宿情話』に登場するこのケモミミっ子は狐なんですが、猫耳と勘違いされて追い出されそうになります(猫耳お断りのお店のため)。
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『漫画ブリッコDX 8月増刊号』P234(のつぎめいる/セルフ出版)






















 こちらは1991年に発表された狐耳少女漫画の代表作『コンなパニック』にて、主人公の如月まいが初めて狐に変身するシーン。
 彼女は最初、自分に生えているものが猫耳だと勘違いするんですよね。
 つまり、「猫耳」という概念は彼女(および読者)にもあったけれど、「狐耳」については(90年代当時は)馴染みの無いものであった、と解釈できます。
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『コンなパニック』1巻P18(あさぎり夕/講談社)











 ケモミミが普及した最近でも、猫耳以外のケモミミがひっくるめて「猫耳」と呼ばれることが時々ありますが(最近では『おおかみこどもの雨と雪』の評で見かけました)、このまま狐耳勢力が拡大していったら、ケモミミの代名詞として「狐耳」が使われるようになる日が来るのも、そう遠くないかもしれませんね!?


※今回の題目はコレからとりましたが、内容は全然関係ないです、、、
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