生まれつき「異端」とされる獣耳を持った少女ウル・フェネシスと、自ら「異端」と呼ばれる世界に身を置く錬金術師クースラ。
 同じ宗教の派閥「教会」と「騎士団」が対立し覇を競う閉鎖的な社会を舞台に、自らの理想の地「マグダラ」を探し求める二人の物語。

 人気のライトノベルシリーズ『マグダラで眠れ』の、有坂あこによるコミカライズ版2巻が2月1日より発売中です!

 内容はほぼ原作に沿っていて、原作1巻の後半~2巻前半がコミカライズされています。

 この『マグダラ』のシリーズ、自由で開放的な雰囲気だった『狼と香辛料』とは打って変って、陰鬱で閉鎖的な雰囲気が特徴的なのですが、漫画の方はフェネシスの動きが小動物っぽくてキュートなので、重い空気が若干緩和されている印象を受けます。

 原作でもフェネシスの耳はよく動くのですが、絵にするとより一層動いている感じがしますね。
 彼女はあまり喋らないタイプなので、耳の動きをみる方が、彼女の感情を推し量りやすいです。
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『マグダラで眠れ』(コミカライズ版)2巻P143(有坂あこ/角川書店)























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