鈍感な霊感少年・奇異太郎と、座敷童女・すずをはじめとする妖怪たちの日常を日記形式でつづった、 超人気WEBコミックの単行本第6巻目が12月26日より発売中!
奇異太郎少年の妖怪絵日記 六 (マイクロマガジン☆コミックス) 
奇異太郎少年の妖怪絵日記 六 (マイクロマガジン☆コミックス)

 今回6巻は巻末に番外編『妖狐の秘密』が収録されています。
 妖狐の尻尾の根元がどうなっているのか、と奇異太郎が訊ねたことで、妖狐がヘンにヒートアップしてしまって、裸になってお尻を見せる・・・もとい誘惑しようとするお話。
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『奇異太郎少年の妖怪絵日記』6巻P258(影山理一/マイクロマガジン社)
















 本作の妖狐おねえちゃんは三尾の狐なので、それほど画面が煩雑にならずに済んでいますが、九尾くらいになると、多数の尻尾をバランス良くコマに収めるための作者の技量が問われてきます。(九尾狐キャラはフィギュア化する時に、キャラデザの無理な構造が目立ってきたりしますね)

 複数尻尾の狐キャラが、特徴的に描かれていた作品として、MEE『はいぱーぽりす』が思いつきます。
 狐耳の桜は八尾くらいの妖狐ですが、普段の場面では一本の尻尾のように描かれており、戦闘能力が発揮されてくるにつれて尻尾がどんどん分裂するような描き方がされるんですね。(下の場面では、戦闘直前ということで約二本に分かれている)
 こうすることで、日常場面の桜のコマが尻尾だらけで煩雑にならずに済んでいます。
 狐尻尾の描き方は、まだまだ工夫しがいがありそうですね。
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『はいぱーぽりす』2巻P124(MEE/角川書店)















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