猫耳に関しては『綿の国星』(大島弓子 1978年)が、猫耳主役の最初の漫画、という風に見解が統一されていると思うのですが、狐耳についてはあまり語られることがありません。

 私は少し前まで、最初の狐耳主役漫画は『コンなパニック』(あさぎり夕 1994年)だと思っていたのですが・・・
コンなパニック 全5巻完結 (講談社コミックスなかよし) [マーケットプレイス コミックセット]

 もっと古い作品で、狐耳娘が主役の『くるりんパフェ』(泉万理 1986年)という少女漫画がありました。
くるりんパフェ (マーガレットコミックス)

 狐耳娘はこれが最初だと思うのですが、狐耳青年については1983年発表の川猫めぐみ『月輪夜話』シリーズにレギュラーキャラとして登場する例があります。
 もしかするともっと古い狐耳作品があるかもしれませんね!
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『プチ・アップルパイ 美少女まんがベスト集成5』P44(川猫めぐみ/徳間書店)

・ややナルシスト気質の銀狐(シルバーマン)