ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年12月

キツネ君の卒業後の進路は?『よろず占い処 陰陽屋と琥珀の瞳』

イケメン毒舌陰陽師・安部祥明と天然系キツネ耳高校生・瞬太が織りなす、人気のジュブナイル・ミステリノベルシリーズ第13弾が好評発売中です!

今回も四話仕立てですが、どのエピソードでも瞬太の卒業とその後の進路に関する内容を話している場面が多く、クライマックスという感じが強くなっています。
瞬太の卒業で堂々完結なのか・・・それともそこから新展開になるのでしょうか?

●『新年は厄介ごとともに ~倉橋家の双子たちふたたび』
非常に成績が悪く、高校卒業が危ぶまれている瞬太。

周囲は進学の話で盛り上がっている中、瞬太は学年末テストで赤点をとらないことに注力しなければならず、しかし勉強が好きではない彼は試験勉強にも気乗りしないまま、日々を浪費していました。

そんな中、彼の心をさらに乱す出来事が起きますが・・・!


●『猫の幸福学』

陰陽屋に、ある母娘が「猫を飼うべきかどうか吉凶を占ってほしい」という依頼を持ち込んできます。

ペットの犬猫探しの占いは割とよくある依頼ですが、「飼うべきかどうか」という依頼は前代未聞です。

猫を飼うことに大反対する母親と、頑なに猫を飼いたいと言い張る娘。

この不思議な依頼をこなしていく過程で、瞬太は化け狐としての自分の「ある能力」が、今後の進路に生かせるかもしれないと気づきますが・・・。


●『猛獣たちのチョコレート戦争』
瞬太が卒業できないかもしれないと苦悩する中、周囲はバレンタインで急に浮ついた雰囲気になっていきます。

卒業に向けてぎりぎりの状況が続く状況で、勉学に集中しなければならないにもかかわらず、瞬太は密かに想いを寄せている三井が誰にチョコレートを渡すのかが気になってしまいます・・・。


●『妖怪博士と正直な尻尾』

大学で妖怪の研究をしている「妖怪博士」こと山科春記が陰陽屋にやってきました。

いつものように、正体がばれないように細心の注意を払っていた瞬太ですが、春記は突然「瞬太の正体には最初から気づいていた」と言い出します。

なぜ正体がばれてしまったのか・・・!?


※ ※ ※

かなり気になるトラブルが起きたところで次の巻へ!となっているので、先が気になります。


今回のエピソードで出てくる「なぜ瞬太が本物の化け狐だとばれてしまったのか」の理由(の一つ)がちょっと面白い。

狐耳が動くから・・・では、ないんですよね~




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狐と狸の違いって?『きび様といっしょ』2巻

弟子は一人しかとってはならない、という過去の風習を破って、三人の若い狐を弟子にした九尾の神狐「きび」。

そのために起こった一騒動をようやく解決した師弟たちに、新たな事件が持ち上がります。
複雑に絡んだ過去の因縁を、きびと弟子たちは断ち切ることができるのか?

ほのぼの甘くて少しほろ苦い、神狐の卵たちの修行の日々を描く漫画『きび様といっしょ』の2巻目が12月1日より発売中です!
天界と下界の間を取り持つ神使の狐「神狐」になることに憧れ、当代神狐である「きび」に弟子入りした三人の狐娘。

生真面目で勉強熱心なツリ目の狐娘「つり女」。
少々のんびり屋で時々狸に間違えられる、たれ目の狐娘「たれ女」。
そして、きびとの対立を経て新たに弟子に加わったジト目の狐娘「じと女」。

三人はきびのもとで地道に修行に励んでいたのですが・・・。

とある陰謀に巻き込まれて、きびは天界勢力と対立している狸の親分「よもぎ」との争いに巻き込まれます。
その原因は・・・たれ女のことを、きびにさらわれた狸の子供と勘違いしたから!?

誤解が誤解を生んで大騒動になっていく第2巻です!

※ ※ ※

神狐きびと三人の弟子のほのぼのな日常に、「神狐」の地位に関わる因縁が大きな陰を落とす、光と陰が対になった物語構造は、前巻から引き続いてさらに強化されています。

読者の視点からは、どうも前代の神狐の「みかん」が問題のある人物のように感じるのですが、当代のきびはみかんを信頼しきっている様子であり、その点がさらに不穏な雰囲気を加速させます。

独特の緩急のある物語と、オールカラーで展開される弟子狐たちの可愛さは、本作にしかないものなので、表紙の狐っ娘たちにピンとくるものがあったら是非読んでみましょう!

※ ※ ※

つり女だけでなく、ついに狸の一部からも狸と勘違いされてしまったたれ女。

今回、弟子狐たちが狸に化けるシーンがありますが、本作の世界観において、どのあたりが狸と狐の違いなのかが良くわかる場面となっています。
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『きび様といっしょ』2巻P116(みやまるん/LINE Digital Frontier株式会社)

・耳と尻尾の先が黒くなる
・着物の色が黒-茶色系になる
上の二点は実際の動物の狸の毛並みを擬人化した表現ですね。

擬人化した狸の特徴を出すときに、まるっとした尻尾を付けるというのは昔からよくありますが、本作の弟子狐たちの尻尾はすでに丸い尻尾を持っているので、色で違いを表現しているようです。

実際、姿かたちだけで判断したら、たれ女は化けなくてもすでに狸だしなあ・・・。

12月発売予定のケモミミなグッズ類

ウォルト・ディズニー・ジャパン協力の本気のキャラゲー『ツイステッドワンダーランド』より、『ライオンキング』をもとにした「サバナクロ―寮」のフラットバッグが12月20日に発売予定です!

心がぴょんぴょんするアニメ3期『ごちうさBLOOM』より狼コスプレなシャロのハロウィンver.ラバーマットコースターが12月末発売予定です!

ハンドタオルの図柄にも使われていたこのコスプレの、SD版になりますね~

暮らしはふつうだけど、うめとももの存在はふつうじゃない!不思議なネコミミ漫画『うめともものふつうの暮らし』1巻

とある普通の街で暮らす猫っぽい姉妹、うめともも。
二人のごくごく普通の生活を、透明感のある筆致で綴ります。

新感覚ブラックゆるふわ漫画『ウサギ目社畜科』の藤沢カミヤ氏が、全く正反対の方針で描いた究極の日常系漫画『うめともものふつうの暮らし』の初単行本が11月30日より発売中です!

家事全般を担当し、針仕事でお金も稼いでいたりもする、落ち着いていてしっかり者のうめ。

食べることが大好きで、子供のような感性を持っている、元気で活発なもも。

二人は、
日用品を買い出しに行ったり・・・
一緒に餃子を作ったり・・・
図書館に本を返しに行ったり・・・
時には、ドーナツ屋の新しいメニューを頼む「冒険」をしたり・・・と、
ごくごく普通の日常を送っているのでした。

※ ※ ※

前作『ウサギ目社畜科』、前々作『ねこのこはな』に続いて、ちっちゃくて動物耳な女の子がヒロインの作品です。
本作は『ねこのこはな』と同じ日常系作品なのですが、「日常度」というべきものがさらに強化されています。


とにかく、全く事件が起こらない、「ふつうの暮らし」を描写することに徹底しているのですね。
ギャグですらない純粋な癒しというか、「わび、さび」の領域に入ってきています。

これ、逆に漫画として成立させるのがとてつもなく難しいと思うので(たいてい、どんな日常系漫画でもギャグ要素を入れて「オチ」をつける)、物凄い作品だなあと思ったり。

 ※ ※ ※

実はこの作品、シチュエーションは普通の生活なのですが、猫っぽい姉妹・うめとももの存在が、過去のケモミミ漫画と比べても普通じゃないのです。
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『うめともものふつうの暮らし』1巻P88(藤沢カミヤ/竹書房)


うめとももは猫人間の姿をしていますが、彼女たち以外の登場人物は普通の人間なので、本当は人間である姉妹を主役として分かりやすいように猫人間として描いているのかな~と思ったのですが、、、

上のコマを見る限り、うめとももは本当に猫人間のようです
(背丈が普通の人間よりも明らかに小さい=猫サイズである)

猫人間・・・もといケモミミ人間が現代社会に存在することに全く説明の無い作品を、近年ときどき見かけるようになりました。

『ねことちよ』あたりが類例でしょうか。
異様な世界観を一切説明しない、というのは、わりとSF小説的な手法なので(サイバーパンクとかワイドスクリーンバロックは本来そういう感じ)、藤沢カミヤ氏は『ねこのこはな』から継続して、SF的なものを意識しているのかな~と考えたりします。



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12月発売予定のバニーなフィギュア

『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』より、ヒロインたちをバニーフィギュア化していく企画の追加(エクストラステージ)版です!
過去に発売された「モモ」と「金色の闇」との1/4スケール・バニーの生足バージョンが12月8日に発売予定です!
タイツが良いか生足が良いかは悩みどころですね~





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