ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年09月

赤頭巾と吸血鬼と狼娘の関係性について。『恋する狼とミルフィーユ』1巻

《狼女》の異名を持つ喧嘩屋女子高生が出会ったのは、本物の狼女!?

本物の狼娘との出会いにより、女子高生の運命が大きく変わる!
狼×狼のガールズラブ・バトル漫画『恋する狼とミルフィーユ』の初単行本が9月26日より発売中です!

蘇芳麻綾(すおうまあや)は、常人離れした格闘能力を持つ女子高生。
中学生時代は日々喧嘩が絶えず、地域一帯の不良を叩きのめして仕切っていましたが、高校生になってからは「一般的な日常」を求めて、努めて「普通の女子高生」になろうとしていました。

しかし、突然ビルの上から落下してきた赤頭巾の娘・・・アカネを助けたことで、麻綾は再び非日常の世界に足を踏み入れることになります。

父母を喰い殺した「狼」に復讐するのだと語るアカネ。
けれども彼女の頭にも、紛うことなき狼の耳が生えているのでした。

物語は謎をはらみながら、少しずつ進んでいきます・・・。

 ※ ※ ※

麻綾とアカネ、強い運命で結ばれた二人の戦いを描く、ガールズラブ色の強いバトルファンタジー漫画です。
狼娘と人間、という組み合わせの場合、カップル内では狼娘がリードするパターンが多いですが、本作は人間の麻綾がアカネをリードしている点が独特です。

その関係で、アカネは狼というより忠犬っぽい印象を受けます。

 ※ ※ ※

童話の赤ずきんモチーフのキャラが狼娘化するのは、狼耳作品ではそれなりの例がありますが、狼娘化した赤ずきんがさらに吸血鬼化する、というパターンも時々見られます。

代表例は『月輪に斬り咲く』の紅頭巾と、『オニマダラ』のメイリィ。

月輪に斬り咲く (2) (バーズコミックス)
丸山朝ヲ
幻冬舎コミックス
2013-03-01

オニマダラ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
黒谷シュウジ
集英社
2017-03-03

赤ずきんと吸血鬼はそれぞれ狼と関係があり、「狼」という共通のキーワードを通じて、赤ずきんと吸血鬼が融合したキャラが生まれるようです。

本作『恋する狼とミルフィーユ』においても、赤頭巾の狼娘アカネはある種の吸血衝動のようなものを持っています。
ただ、本作の場合は単にアカネが麻綾の体をペロペロ舐めているだけ(血を吸うのではなく)というシーンもあるのが面白いのです。
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『恋する狼とミルフィーユ』1巻P48(うがつまつき/KADOKAWA)


イヌ科の動物としての性質と吸血鬼としての性質が合体した結果、麻綾の傷をちゅっちゅっと舐める行為に及んでしまうというのは、かつてないアイデアでとても興味深いです。

エルフ耳+猫耳=最強?『このヒーラー、めんどくさい』2巻

弱すぎて誰にも相手にされない初心者中年ファイター。
彼の唯一のパーティーメンバーは、彼には不釣り合いなほどの儚げ美少女なエルフのヒーラー。

しかし彼女、とてつもなくウザい性格で、中年ファイターは彼女がぼっち状態だった理由を身をもって思い知らされることになりますが・・・!

ウザカワ・ファンタジーギャグ漫画『このヒーラー、めんどくさい』の単行本2巻目が9月23日より発売中です!
1巻からひきつづき、ヒーラーのエルフ少女・カーラのウザ可愛さが全開で、ツッコミが追い付かないです!

話し方は丁寧だし、表情がずっと困り眉で気弱そうに見えるのですが、実際の言動がブッ飛んでいて擁護する要素が一切ありません。

主人公の中年剣士・アルヴィンもそこまで性格が良いわけではない(実力と言動が釣り合っていない)ので、この作品における真の癒し系はモンスターたちなんですよね、、、

こんな良いモンスターたちを平然と狩る人間は、やはり醜いよ・・・!(カーラはエルフだけど)

 ※ ※ ※

私は猫耳好きだけど、実はダークエルフと攻撃系の僧侶(殴りアコとか)もわりと好きで、カーラは私の嗜好にどストライクなヒロインだったりします。

今回、そんな彼女が猫耳を付けるシーンがあるのですよ!!
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『このヒーラー、めんどくさい』2巻P143(丹念に発酵/KADOKAWA)


ケモミミキャラがさらに付け耳を付ける、というネタは「ツインドライブ」とか「二重の極み」とか言われることがありますが、カーラの場合はエルフ耳に猫耳なので、その亜種と言うべきなのでしょうか。

エルフ耳+猫耳はさすがに属性盛りすぎだからか、あまり例がないですね。
(とがった耳の魔族キャラが付け耳をしているパターンはまれに見かけます)

ケモノ姿の皐&柚が見られるよ!『このはな綺譚』11巻

神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描いて・・・きた本作ですが、今回は仲居を辞めた狐っ娘・皐の旅が描かれます!

モフモフ成分さらに増量!の百合漫画『このはな綺譚』の単行本11巻目が9月24日より発売中です!
此花亭を飛び出した皐と柚がたどり着いたのは、地上(読者の住む世界)の京都。

二人の旅は完全に当てのない旅ではありません。
二人は女将から、此花亭の手形を持つが音沙汰の無くなった「客」の近況を調査する、という使命を与えられていたのでした。

地上の人間とは異なる狐耳と尻尾の姿でも、地上の人間の目には、自分たちは子狐の姿に見えるから安心して散策できる、と思っていた皐と柚ですが・・・。

現代京都の街中では、そもそも子狐が珍しい存在だったのでした!!

モフモフ好きの女学生たちに追われる二人の運命やいかに!?

 ※ ※ ※

新展開の幕が上がった11巻です。
物語的には主に皐の過去と、その因縁が描かれる巻ですが・・・。

ケモミミ好きとして注目は、皐と柚の全ケモ姿が見られる点にあります!
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『このはな綺譚』11巻P39(天乃咲哉/幻冬舎コミックス)


狐っ娘の姿も良いけど、全ケモでもカワイイ二人です。
なぜ此花亭の狐っ娘たちは地上では狐に見えるのか、という理屈についてもなかなか面白い説が展開されます。

引用しているコマは皐の狐っ娘姿と狐姿が同時に描かれていて「人獣同時描写(※)」のように見えるのですが・・・。
(※人型と実際の動物の姿が、コマによって変則的に、自由自在に入れ替わる描写方法。カザマアヤミ氏の猫耳漫画『ちょこっとヒメ』[2005年~]以降によく見られるようになった表現 例1 例2 例3

本作、引用コマのような強調シーン以外は徹底して狐っ娘姿と狐姿が混ざらないように描かれていて、「見る人間によって皐や柚の見え方が違う」という設定が貫かれていることを感じます。

実質、ネコミミがキャンプする漫画になっている。『流されて八丈島Final』

アラフォー独女の「やよい」氏が、犬猫たちと八丈島で暮らす日々を綴ったエッセイ漫画シリーズの最終巻!

《流されて八丈島》シリーズは、これまでも何度か紹介したことがあります
たくさん巻数は出ていますが、基本的にどの巻から読んでも楽しめるようになっているので、この巻から読み始めても全然OKです!


今回は某ゆるいキャンプ漫画に影響されたやよい氏が、島キャンプにハマる話が中心になっています。
最初は島のキャンプ場での「地元キャンプ(八丈島住みだからできること!)」から始まり、続いて日本有数の秘境・青ヶ島でキャンプする話が描かれます。

キャンプに興味がある人だけでなく、孤島に惹かれる人も必読の一冊です!
絶海の孤島 増補改訂版 (驚愕の日本が、そこにある)
カベルナリア吉田
イカロス出版
2015-12-19


そのほかにも、島から本土に脊椎手術に行った話とか、島の虫事情や、光るキノコ写真撮影会の話など、興味深い話が満載で、とにかく一読をオススメします。

※ ※ ※

さて、本作の最大の特徴はやよい氏の自画像が猫耳キャラとして描かれている点!

この作品が出るまで『ゆる〇ャン』パロディのネコミミorケモミミ漫画はありませんでしたが、エッセイ漫画の本作が、実質『ゆる〇ャン』に影響を受けた最初のネコミミキャンプ漫画になった、という点が面白いです。

《流されて八丈島》シリーズは、21世紀を代表する「猫耳化エッセイ」(自画像を猫耳キャラにしているエッセイ)になりましたが、今後、この作品に続く猫耳化エッセイが出現するのか、注目したいですね。



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猫はメイドに向いているのか?『怪物メイドの華麗なるお仕事』1巻

ある日急に猫から人に変身できるようになり、途方に暮れていたところを魔女の「奥様」に拾われた猫又少女。
奥様のために立派なメイドになろうとする猫又少女ですが、わりとヤヴァいレベルのドジっ娘で、いまいちメイドとして役に立っていません。
そんな彼女の教育のために、新たに二人のメイドが屋敷にやってきますが・・・。

猫又メイドが頑張る漫画『怪物メイドの華麗なるお仕事』の初単行本が9月10より発売中です!

動物の猫から人型になったばかりの猫又スミレは、魔法を操る「奥様」・・・氷の魔女メアリー・ファリナセアに拾われて、メイドとして働いています。

真面目で勤労意欲旺盛なスミレですが、元が猫だったせいかメイドとしてはイマイチ能力が足りておらず、家事は滞り気味。
さらに刃物の乗ったトレイを人にぶちまけるような危険なレベルのドジっ娘で、彼女自身もその点に悩んでいました。

ある日、魔女メアリーの屋敷に新たな二人のメイドがやってきます。
アンデッドメイドのローズと、人造人間メイドのアイビーは、そのとてつもないタフさでスミレの引き起こす致命傷クラスのドジを受け止め、スミレが良いメイドになるように教育してくれることになりましたが・・・。

※ ※ ※

色々つらく大変な目に遭いつつも、健気に頑張る黒猫娘スミレが超可愛い!!!に尽きる作品です。

猫であるスミレはメイドとして家事をするよりも、生来のハンターとして戦闘をする方が向いているようで、物語的にはメイド漫画の要素とバトル漫画要素が半々になったような構成になっています。

とにかく全コマのうち90%くらいメイド成分で占められているので、メイド好きな方は買い!です。

※ ※ ※

スミレはあまり表情が変わらないのですが、活発だったり好奇心旺盛なところもあり、無感情なわけではなく動物の猫の表情の無さが、猫又になった後も受け継がれているようです。
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『怪物メイドの華麗なるお仕事』1巻P26(田辺ゆがた/KADOKAWA)


猫娘だから表情が変わりにくい、というキャラは時々います。代表例は『コイネコ』のナオ。超積極的な猫娘ですが、表情があまり変わらないという特徴を持っていました。
表情には乏しいけれども人懐っこくて好奇心旺盛、というのは独特の魅力があり、ケモミミキャラの中でも猫耳を愛する人は、そういう点に魅力を見出している人も多そうです。



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