ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年08月

急成長する妖(ケモミミ)と巫女の物語。『あやかし、あまやかし』

妖(あやかし)の者を退治する巫女が、可愛らしい姿の幼い妖を拾いました。
情が移ってしまい、ついには危うい存在になるまで育ててしまいますが・・・!

巫女と妖の熱い運命を描く!『あやかし、あまやかし』の単行本が発売中です!

齢16の巫女・日生実々子(ひなせ みみこ)は、自らの住む「神狛の里」に結界を張り、山から襲来する妖(あやかし)を退ける役を担ってきました。

いつものように大型の妖を退治した実々子は、その妖の子供?らしきものに付きまとわれてしまいます。

まるで子犬か子猫のように、ふわふわでモフモフのその妖の魅力に抗えなかった実々子。
禁忌だとはわかっていながら、その幼い妖を密かに育て始めます。

幼い妖は人間の数倍の早さで成長し、あっという間に乳飲み児から童子へ、そして少年へと育っていきます。

そしてついには、実々子よりも年上に見える青年の姿にまで成長し、育てた妖を里の人間に隠しようがない状況になってしまいますが・・・!

※ ※ ※

とにかく、非常に危うい状況の中を突き進む、実々子と妖(のちに「雨葉」と名付けられる)の運命が最後まで気になって目が離せない!一作です。

実々子が幼い雨葉に注いでいた母親的「愛情」が、彼が青年の姿になったことで恋人の「愛」に変化してしまうところも危ういですし・・・。

どんどん大胆になる雨葉が、妖としての本性に目覚めて、実々子に害をなすことになるんじゃないかとハラハラしきりの展開が連続します!

この独特のスリルのあるストーリーは、少女漫画を普段読まない人にもぜひ一読をおススメしたいところ。

あと、実々子が「のじゃのじゃ」な口調でしゃべるところも個人的にポイント高し!
私、実のところロリババァではなくて、のじゃ口調少女が好きなんですよ、、、
(若いけど古風な老人口調で話す子が好き)

※ ※ ※

ケモミミ的な描写としての注目は、雨葉が成長するにつれて徐々にケモノ⇒獣人⇒ケモミミ人間といった変化を経ていくところ!

実々子が雨葉を拾った時点ではかなり動物感が強いですが・・・。
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『あやかし、あまやかし』P8(黒兎ももか/白泉社)


少し成長するとほぼケモミミ少年になって・・・。
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『あやかし、あまやかし』P12(黒兎ももか/白泉社)


最後には表紙のような「獣耳っぽい髪形をした若人」にまで人間化が進みます。
人⇒ケモノ化が一部の愛好者に好まれていますが、ケモノ⇒人の過程を描いているのは珍しいかも。

物語の中でどんどん成長していくケモミミっ子が出てくる作品としては、同じ白泉社の漫画で『らびっとアリス』があります。そういう要素が気になる方はこちらもおススメ。









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ネコと和解せよ!『けものびと』1巻

動物が人型になることのある世界。
自分を「神だ!」と自称する変な猫娘と、その飼い主さん、そして猫娘をとりまく「けものびと」たちのごくごく普通の日常が綴られます。

SNSで話題になったケモミミWeb漫画の豪華本編、『けものびと』の初単行本が8月27日より発売中です!

人と親しく接している動物が、奇跡の力で人型の「けものびと」になることのある世界。
元野良猫の「ノラ」は、今は飼い猫の「けものびと」となって悠々自適のぐ~たら生活を満喫しています!

彼女、自分のことを「神」だと思い込んでおり、飼い主を下僕扱いしてワガママ放題しているわけですが・・・。

飼い主は「猫は可愛ければよい」のだと、ノラを完全に甘やかしており、彼女のワガママを放置している状況。

そんな折、はぐれ白文鳥の「シロ」が飼い主宅に迷い込んできます。
なぜかシロも「けものびと」化し、ノラとは全く違う健気な態度で、飼い主に甘え始めますが・・・。

下僕を奪われそうになった自称神・ノラは、はたしてどう振舞うのか!?

 ※ ※ ※

作者のまさma氏がツイッター等で多数発表していた猫娘や鳥娘の1ページweb漫画を、一つの大きな世界観にまとめて一連のストーリーにした内容になっています。

単行本版だとノラの過去や性格が詳細に描かれており、かなり変な猫娘だと分かるので、web漫画・イラストでまさma氏の描く彼女が気になった人は、ぜひ一読することをおススメします。

もともと猫は自分が神だと思っているかのような、傍若無人な振舞いをすることがありますが、ノラは他の動物・猫にまでそういう態度をとっているせいで、野良猫の間でも孤高・・・というか、ぼっち状態にある、という点が面白いです。

本作は猫と白文鳥以外にも、犬のけものびとの「ハナ」と、狐のけものびとの「クー」が登場しますので、イヌ科が好きな人にもおススメです!
(けものびと全員、飼い主さんの呼び方がそれぞれ違う所も注目ポイント)


実質お燐が主役かも!?『東方智霊奇伝 反則探偵さとり』1巻

《東方Project》公式の“探偵”コミックス!
地霊殿の主・古明地さとりが、動かずにして難事件を解決する!?
新たな異変の香り漂う、『東方智霊奇伝 反則探偵さとり』の初単行本が8月26日より発売中です!

警戒厳重なはずの紅魔館で起きた「パチュリー襲撃事件」・・・。

その謎を解くためにやってきたのは「究極探偵」の助手を自称する、地獄の化け猫、火焔猫燐。

同じく事件のにおいをかぎ取ってやってきた霊夢や魔理沙を相手に、究極探偵=古明地さとりの指示を受け、犯人探しのレースに飛び込むお燐ですが・・・。

実は、さとりには、事件解決とは全く別の目的があったのでした――!

※ ※ ※

さとりは対面した相手の心を読める超能力探偵なのですが、なぜかその能力をあまり使わずに、お燐を手足にして自らは動かない安楽椅子探偵を気取っているところが、なかなか面白いです。

「反則探偵」のタイトルに違わず、ミステリーとして読んでいたら間違いなく「反則だ!」と思うようなトリックが出てきますので、そういう変わった探偵物が好きな人にはおススメです!

※ ※ ※

さとりがあまり動かない関係で、助手猫であるお燐が実質的な捜査を行っており、登場率も非常に高いです。
実質お燐が主役といってもいいのかも!?なレベル。

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『東方智霊奇伝 反則探偵さとり』1巻P19(銀木犀・ZUN/KADOKAWA)


銀木犀氏の描くお燐は猫耳が大きくネコネコしさに溢れていてかわゆいです。

本作のお燐は気まぐれな猫らしからぬ勤勉さで捜査をこなしていてエライのですが、実際のところ、探偵の助手という役を演じることにノリノリという印象も受けますね。楽しそう。



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のじゃのじゃな狐っ娘と甘々生活!『玉藻の恋』

打ち捨てられたボロボロの神社で狐を助けたら、可愛い狐耳と尻尾の付いた女の子になって恩返しにきてくれる!!

狐っ娘好きな人の夢を純粋抽出したほんわかラブストーリー『玉藻の恋』の単行本が8月20日より発売中です!

海外に行ってしまった両親と離れて一人暮らしをしている高校生男子・ハル。
ある日、雨に降られて近所の商店街アーケードで雨宿りをしていたハルは、路地裏に打ち捨てられた神社を発見します。

そこには、ずぶ濡れになって震えている犬?がおり、可哀そうに思ったハルは犬?を拭いてやり、毛布代わりのタオルを置いて帰ります。

その後、マンションに帰宅した彼は、謎の女の子(かわいい!)が部屋に侵入しているのを見つけます。
「掃除をする」「家事は得意」と話すので、ハルは商店街で無料キャンペーンをしていた「家事代行サービス」の人なのかと思い、そのままその日の家事を任せることにしたのですが・・・。

ふと見てみると、その女の子の頭からは狐の耳が生え、ついには大きなモフモフの尻尾まで生えてくる始末!

彼女はいったい何者なのか・・・?

 ※ ※ ※

「わらわは~のじゃ」な古風なしゃべり方をする狐の妖・玉藻との、ラブラブ日常生活を描く作品です。

玉藻は数百歳の、いわゆる「のじゃロリ」狐娘なのですが、あまりおばあちゃん感は無くて、主人公ハルとの関係はわりと純粋に「恋人」な感じになっています。

混じりっけなしの純度100%な狐っ娘愛にあふれた漫画なので、表紙の玉藻にピンとくるものがある人はぜひ読みましょう!

 ※ ※ ※

玉藻の外見で特徴的なのは、狐耳の根本が、人間の耳のある場所と同じ場所になっていること。
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『玉藻の恋』P101(ミト/アライブ編集部/KADOKAWA)


完全な人間に化ける時は、この狐耳がそのまま人耳に変化します。

人耳と同じ位置に狐耳があるおかげで、玉藻の場合は「人耳のあたりを髪で隠さないといけない」というケモミミの髪形制限から自由になっています。
実際、玉藻は作中でも3パターンくらいの髪形を使い分けていて、オシャレさんです。

ミト氏の作画の凄いところは、狐耳の根本が人耳と同じ位置なのに、頭のてっぺんに狐耳があるキャラと同じくらい、狐耳の動きにバリエーションがあること!

生物的に矛盾のない狐耳描写を目指している創作者の方は、要注目です。


涙も体液だな、と思う、ケモミミファンタジー最終巻!『レキヨミ』3巻

様々な種族の棲むファンタジーな世界を舞台に、何を考えているか分からない超変人の姉と、その姉に振り回される(物理的に)、人見知りな妹の日常を描きます。
 
油断すると感動する!ケモミミ姉妹漫画『レキヨミ』の単行本3巻目(完結)が8月12日より発売中です!

レキとヨミは一族秘伝の薬をはじめ、様々な薬を調製・販売して生計を立てているケモノッ娘姉妹。

基本的に優秀な薬師である妹のヨミが一家の働き手であり、姉のレキは妹の邪魔をしているようで・・・実際、妹の邪魔しかしていないのでした。

ある日、ヨミが貯金をはたいて大人買いしたお菓子をレキが悪戯して駄目にしてしまったことで、大喧嘩した二人。

ヨミはついに家出してしまい、さすがのレキも少しうろたえた様子になりますが、、、
・・・果たして、その結末は!?

 ※ ※ ※

同作者の『んねこん』の感想でも書いたのですが、一切恋愛っぽいシーンが出てこないのに、登場人物たちの縁の強さが感じられる点が凄いんですよね。
んねこん (HARTA COMIX)
柴田 康平
KADOKAWA
2020-01-14


16話『お泊り会』でのヨミとシャグの関係や、18話『スーパーブリーダーヨミちゃん』でヨミに呼びかけながら徐々に立ち去っていくレキに、そういった「面倒だけど切るに切れない縁」みたいなのを感じます。

レキはいつもながら超ヘンですが、今回はヨミもわりとダメな部分が垣間見えて可愛いです。

あと、涙・よだれ・胃液といった粘液が大量に出てくる点もいつも通りです。
「舐めかけのアメ」「噛みかけのガム」は新たな粘液ジャンルですね・・・。

 ※ ※ ※

今回注目した描写。
紆余曲折あって、レキの獣耳が取れて、人耳が生えてくるシーン。
ヨミは人耳がカッコいいと思うらしい。
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『レキヨミ』3巻P238(柴田康平/コミック&キャラクター局/ハルタ編集部/KADOKAWA)


こちらの世界の人間が、猫耳や狐耳の生えた獣人に憧れるように、獣人メインの世界だと、人耳に神秘性を感じたりするのでしょうか。

あとこの場面、レキの無くなった耳がそのままヘアバンド化している(元の耳と同じ模様のヘアバンドになっている)点にも注目です。
「人の獣化」はそれなりに支持のあるジャンルですが、「ケモミミキャラの人化」も意外と表現として面白いのかもしれませんね~


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