ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年07月

猫っぽい娘が猫になるとどうなる??『セントールの悩み』20巻

【六本肢】で進化した人類の、ごく普通(?)の現代社会を描く『セントールの悩み』、記念すべき単行本20巻目が7月13日より発売中です!

COMICリュウ連載作品としては初の20巻目とのことですね。
これからもこの世界を楽しんでいきたいところ!

今回のラインナップは次のとおり。
 「修学旅行から帰った話」
 「両棲類人の都会進出の話」
 「御魂家三つ子が猫の呪いにかかる話」
 「姫のバイトの話」
 「ヘンテコな創作の話」
 「御魂家すえちゃんが留守番する話」
 「誘惑する鴉羽さんの話」
 「御魂家すえちゃんが迷子になる話」

今回は日常回が多めの巻でしたが、本作の「日常」ってかなり異質な部分があるので、読んでいて常に新鮮な印象を受けます。
セントール体形や獣耳尻尾といった形態の違いによる部分もあるのですが、それ以上に登場人物の思想や考え方に独特なものがあるんですよね。

独特と言っても、極端なギャグ的・変人的なものというよりは、都会人が田舎の村社会を見るような、逆に田舎の人間が都会の希薄な人間関係に驚くような感じの、カルチャーギャップに近いものがあります。面白いです。

あと、この巻は御魂家の末っ子のすえちゃんの印象が強い回でした。
だいぶ成長しているな~と、しみじみと感じてしまいます。

 ※ ※ ※

今回気になった描写。
御魂家の三つ子が猫の呪いで猫化するとヒゲが生える。
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『セントールの悩み』20巻P40(村山慶/徳間書店)


こちらの世界の人間が猫化するとき、猫耳と尻尾が生えてくる、というのが一番わかりやすい描写ですが、セントールの世界の三つ子たちはそもそも猫耳も尻尾も生えているので、猫化するとヒゲが生えるという変化になるんですね~

『セントールの悩み』は、(こちらの世界から見て)人外種族メインな世界の人外orモンスター種族漫画がどのようになるのか、という点について、わりと本気で考察しているフシがあって(第163話もそんな感じ)興味が尽きないです。



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下北沢の半猫娘たち!『ヒールをはいた猫』1・2巻

アイドルグループ「夢みるアドレセンス」が演じた伝説のファッションショーを元にした漫画!

下北沢を舞台に、クールでポップな猫又見習い「半猫(はんにょ)」の娘たちの日常を描く『ヒールをはいた猫』の、2017年からのWeb連載版を完結まで集約した書籍版1巻・2巻が7月9日より発売中です!
普段はごく普通の猫だけど、新月の日から8日間だけ人型になれる5匹の「半猫」。

運動神経抜群の、活発で元気な三毛猫「ミケ」。
感受性が強く、人やモノの真理を見抜く能力を持ったアメリカンショートヘアの「メイ」。
地域猫を従えている姉御肌のアビシニアンの「アビ」。
IQ270の天才で、甘え能力も高いラクドールの「ラグ」。
いつも本ばかり読んでいる無口で無表情なロシアンブルーの「ルシア」。

彼女たちは完全な「猫又」になるために、日々修行を・・・しておらず、
お洒落な若者の街・下北沢で、猫らしく自由気ままな日常を送っているのでした!

※ ※ ※

最初の1話は『東京ミュウミュウ』風というか、半猫たちが特殊能力を使って異変を解決する――みたいな雰囲気があるのですが、わりと早い段階で半猫たちが下北沢でイチャイチャする日常が描かれる漫画になります。

ある特定地域に住む猫娘たちを描く、という作品としては、先行作品として『ネコノクラスム』(2003~2005年)があります。これは武蔵野に住む猫娘たちの日常を描いた作品ですね。
ネコノクラスム (Xコミックス)
淺木 柚乃
フランス書院
2005-12-27


ちなみに『ネコぱら』は、神奈川県の猫娘を描いた作品だったり・・・。

※ ※ ※

今回気になった描写。
迷子の子猫を確保?したらしいミケのもとに駆け寄ってくる他の半猫たち。
だけど、ミケはなぜか逃げ出してしまいます。
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『ヒールをはいた猫』2巻P8(浅井結衣/堂島高博/講談社)


猫に限らず、動物はだいたい追いかけると逃げるか威嚇するかのどちらかの動作をするのですが、そういうシチュエーションがしっかり描かれている点に興味を持ちました。

まあ、人間も急に大勢が迫ってきたら、ちょっとたじろいでしまうよね、、、

本作、他にもメイが雷を怖がるシーンがあったりするので、細かい描写にも注目です!

日本全国の有名な狸妖怪と狐妖怪が大集合!『奇異太郎少年の妖怪絵日記』12巻

様々な妖怪をチートすれすれの技でぶっとばしてきた霊感少年・奇異太郎と、そんな彼を真正面からぶっ飛ばすことのできる座敷童女・すずの日常を日記形式でつづった人気WEBコミック『奇異太郎少年の妖怪絵日記』。

のんびりしていた本作も、今回、ついに最強の妖怪種族たちと対峙することになります!
「ω」の謎とはいったい・・・・!?

一年おきの愉しみである書籍版の新刊!
抱腹絶倒間違いなしの、最新12巻が7月20日より発売中です!
前回11巻は有名河童対決でしたが、今回は狸と狐の妖怪がメインの話になります。

狸だと「豆狸」「芝右衛門狸」「団三郎狸」「刑部狸」「太三郎狸」。

狐だと「管狐」「白蔵主」「葛の葉」「九尾の狐」が登場します。

今までわりとマイナーな妖怪が登場することの多かった本作ですが、ここに至って有名な狸&狐妖怪であることについては、あとがきで作者の強い想いを知ることができます。

『異世界妖怪サモナー』でもテーマになっていた、日本妖怪の「驚かす」能力の重要性が、この『奇異太郎少年』でも語られているのが興味深いです。

この12巻は、奇異太郎少年とホネ子の絡みが多くて、すずの影が薄いです。
ホネ子は物語上だいぶ後からの登場なのに、ここまでがっつりと嫁ポジションに入ってくるとは、かなり強力なヒロインですね~

古風な口調でしゃべるという時点で、すずと微妙に属性的にもかぶっていますし。

次の巻ではすずと奇異太郎少年の痴話ゲンカが見られるでしょうか?

 ※ ※ ※

本作、「葛の葉」には狐耳が生えていて、「九尾の狐」は狐のお面で狐要素を表現している点が独特です。
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『奇異太郎少年の妖怪絵日記』12巻P261(影山理一/マイクロマガジン社)


現代日本のサブカルチャーでは「葛の葉」と「九尾の狐」の性格が融合して一人の化け狐キャラクターになっていることが多いのですが、本作は別々のキャラとして登場します。

葛の葉は落ち着いた・・・というよりやや陰気な感じである一方、九尾の狐は派手好きで感情表現の激しい、正反対の性格をしているのですが――

どちらも母親属性持ちというところが、(他の獣耳とは違う)化け狐キャラの最大の特徴を表している感じです。



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世話やかれタヌキの・・・?『世話やきキツネの仙狐さん』7巻

疲れた男のもとにやってくる、モフモフとツヤツヤの暴力!
・・・しかし、疲れた(憑かれた)男はモフモフだけではなく、もっとヤバいモノも引き寄せていたのでした!!

癒し系・・・だけではない!狐耳漫画『世話やきキツネの仙狐さん』の単行本7巻目が7月10日より発売中です!
今回の前半部は中野の新たな出会い・・・職場に社員として入り込んできた化け狸の「福田さん」の話が中心。

仙狐さんと福田さんは、お互いに相手が人外の存在だとうすうす気づいているわけですが、中野だけは福田さんの正体に気づいておらず・・・福田さんの真の目的とは!?

そして、後半部はハードワークによって中野の抱える問題が大きくなりすぎた末の・・・結末が描かれます。

癒し癒されとは異なる、やや深刻な物語が展開されるので要注目です!
表紙の仙狐さんの憂いを含んだ雰囲気も、7巻を読めば理解できます。

※ ※ ※

今回気になった描写。
仙狐さんがロールキャベツを食すシーン。
うやっ、という感じの穏やかキツネの仙狐さんにも、しっかり牙が生えているのだなあと(特に下顎側の犬歯に注目)。
photo_1677



























『世話やきキツネの仙狐さん』7巻P54(リムコロ/角川書店)


『このはな綺譚』の記事でも書いたことがあるのですが、穏やかで上品そうな狐っ娘に牙をきちんと描くことで、野性味を付加して魅力を増す効果があります。

シロはわりとそのまま野生の獣っぽい雰囲気がありますが、仙狐さんはあまり動物的なところを見せないようにしているフシがあるので、こういう獣らしさを見るとドキリとする所がありますね!

犬科獣人は商売に向かない?『搾り取らないで、女商人さん!!』1巻

迷宮に挑んではメタメタにやられまくる、超ヨワヨワの弱小冒険者!
いつものように迷宮の罠にかかって酷い目に遭っていた彼の前に、なぜかやたらと態度のでかい、ケモミミ尻尾の生えた謎の女商人が現れます。

怪しすぎる彼女の正体は・・・!?

グラマラスだけど超ウザいおねーさんに付きまとわれるギャグマンガ『搾り取らないで、女商人さん!!』の初単行本が7月9日より発売中です!
7年前、大陸に突如出現した大迷宮「タルタロス」は、数多くの冒険者を惹きつけてきました。
しかしながら、いまだ踏破した者は現れていません・・・。

そんな大迷宮に挑む冒険者・ラビは、桁違いに弱かったせいで、もはや誰も見向きもしなくなった浅い階層・・・地下三階を探検するのに、いまだに苦戦している状況です。

今日もくだらない罠にかかって身動きできなくなってしまった彼の前に、獣耳尻尾の生えた巨乳の美女商人・フィロが話かけてきます。

自分の「お得意様」になってくれれば、様々な力を持つアイテムを売るので、それで迷宮を楽々踏破できると語る獣耳美女ですが・・・。

話の内容はともかくも、彼女が冒険者に詐欺まがいの取引を仕掛ける「闇商人」である可能性と、話し方が超ウザいことから、警戒するラビ。

そんなラビの目の前で、フィロはあるアイテムを披露します・・・!

※ ※ ※

弱小ショタ冒険者が獣耳お姉さんに翻弄される話・・・かと思いきや!

獣耳お姉さんがいろいろな理由でエッチな目に遭ってしまうシーンの方が目玉だったりします!
ファンタジーな世界で獣耳娘がエッチな目に遭う『不徳のギルド』が好きな人にはおススメです。

不徳のギルド 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
河添太一
スクウェア・エニックス
2018-03-22


フィロとラビが身長差カップルである点や、巨乳へのこだわり、フィロのウザさ加減など、このあたりのマニアックな要素にピンとくるものがあるのなら、ぜひ一読してみてはいかがでしょう。

※ ※ ※

フィロが何の動物の要素を持った獣人なのかは明確ではないのですが、獣耳尻尾の形や、嬉しいと尻尾を振る仕草をすることから、狼か犬の獣人なのだと思われます。

狼獣人キャラは有能キャラとして描かれがちですが、唯一、「商売をする」ことに関してはあまり向いていないのかもしれません。

『けものみち』の狼娘シグレは元商人ですが、ひとりで商売していた頃は失敗していたみたいですし(なんだかんだで、人間の源蔵とタッグを組んだことで、商人としての才覚が生かせるようになった感がある)。
『狼と香辛料』のホロも、商人のロレンスに知恵を貸す分には上手くいっていますが、自分で商売をすることにはあまり向いていないと自覚している様子です。
狼と香辛料XXII Spring LogV (電撃文庫)
支倉 凍砂
KADOKAWA
2019-12-10


本作のフィロも狼獣人なら、「狼は商売に向いていない」の新たな一例になりそうです。

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