ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年05月

ケモミミアニメの感想。『ようこそジャパリパーク』第27話

このフェネックが好きすぎ・・・!
※ ※ ※

この話、フェネックも好きだけど、『ほかの方法をさがそー!』のサーバルも凄く好きなんだよね。

サーバルの中に友達を犠牲にするという選択肢は無い(迷いすらしない)、という点が的確に表現されているので。

ネクソン版と違って尺がそんなに無いのに、数秒のセリフで、きちんとそういったサーバルの性格を描き切っているところは台詞回しの巧みさを感じさせられます。

※ ※ ※

清々しいくらい一つも理解してないアライさんに話しかける時のルルの仕草が超可愛いよ!
あにテレ版は、ルルの愛らしさが十倍増しくらいになっていて素晴らしいですね。

メインストーリー終わったら、ルル主人公でルルのキャラクエを独自にアニメ化して欲しいくらい。

独自にアニメ化といえば、ハブやヤンバルクイナもあにテレ版で見たかったな~と思うのです!
リウキウ編はシーサー姉妹が新キャラで登場しているのだから、それで満足すべきなのかもしれませんが。

初回未登場フレンズが追加された、ディレクターズカット版の発表を期待します・・・!

獣耳に定評のある作者なので、やっぱり犬娘が・・・『酷幻想をアイテムチートで生き抜く』(コミカライズ版)1巻

異世界に飛ばされた工科大の学生が、現代知識を生かして成りあがってゆく!
Web発の人気小説『酷幻想をアイテムチートで生き抜く』のコミカライズ版1巻が4月30日より発売中です!

平凡な工科大の学生・佐渡タケルは、ある日突然、中世ファンタジーのような異世界に転移してしまいました。

中世ファンタジーといっても、夢と魔法にあふれた「ファンタジー」の要素よりも、奴隷制度や封建制といった差別的な身分制度や、医療や食糧生産等でさまざまに未熟な部分が目立つ「中世」の要素が強い世界です。

ゲーム的なチート能力など全く持たないタケルは、唯一のチート要素「最初から異世界言語の読み書きができる能力」を武器に、少しずつ成り上がっていきます。

最初は地方の書記官として、次いで現代知識を生かした火薬と石鹸製造で名を売っていくことで、少しずつ、異世界の有力者とコネクションを築いていくタケル。

そんな折、モンスターに襲われて死んだ奴隷商人から、行き場を失った奴隷少女たちを引き受けたことで、彼にひとつの転機がおとずれますが・・・!

 ※ ※ ※

本当に「中世」な世界で技術チートをする作品の、コミカライズ版です。
日本の「中世ファンタジー」は、実際のところ、商工業が勃興しつつある大航海時代前後の「近世」ヨーロッパがモデルになっている場合が多いので、きちんと「中世」をモデルにしている所が特徴的な作品です。

コミカライズは現時点で公開されているweb版ではなく、過去に書籍化されたバージョンの方が下敷きになっています。
酷幻想をアイテムチートで生き抜く 1 (GCノベルズ)
風来山
マイクロマガジン社
2015-02-13


コミカライズを担当されているのは、成人向け漫画でのケモミミ物に定評のある宇行日和氏です。
複数種族ヒロインによるハーレム型の作品ですが、犬系獣人クォーターの犬耳娘シャロンが前面に出ている点は、宇行氏の得意な分野を生かしているように感じますね!

巻末のオマケで、猫妖精(ケットシー)商人ウィーバーさんの素敵なサービスシーンもあるので、宇行氏の描くケモミミ・ケモノに興味がある方は、一読の価値ありですよ!



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ねこの漫画だけど、猫漫画なのか判断に迷う。『ねことちよ』1巻

OLのちよは「ねこ」と一緒に暮らしています。
何も特別なことがあるわけじゃないけれど、ねことの暮らしはとっても素敵なのです!

何気ない日常こそが尊いことを心底教えてくれる漫画『ねことちよ』の初単行本が5月12日より発売中です!

毎日仕事に通勤に、忙しいちよの最大の癒しは、家で待っていてくれている「ねこ」。
ねこはちょっとつまみ食いをしたりもするけれど、とてもとてもいい子で、そして恥ずかしがり屋なのです。

ちよとねこは一緒にハンバーグをつくったり、お花を見ながらお弁当を食べたり、野菜の種を植えて育ててみたりと、ごくごく普通の、穏やかな日常を過ごすのでした。

※ ※ ※

・・・とにかく、あらすじを語っても全然この作品の魅力を伝えることができないので、ぜひぜひ一度読んでみてください!

今なら読み切り1話目が、せらみっく先生のツイートから読めますので!

この作品、この前アニメも放映された『ネコぱら』と同じく、猫が人型をしている世界を描いた作品のようにも思えるのですが・・・。

「ねこ」が本当に猫なのか謎なんですよね・・・。
下のコマを見ると、尻尾もあるみたいだし、頭に猫耳っぽいものがあるし、行動も猫っぽいから、猫のような気がするんだけど。
photo_1636













『ねことちよ』1巻P62(せらみっく/芳文社)


でも、「ちよが預かっている人間の子で、猫っぽい服装をしているだけ」と考えても、設定的には一切矛盾が生じないんですよ、、、
猫耳漫画のカテゴリーに入れていいのか凄く迷う作品です。

例えば『ねこのこはな』みたいに、「人間の子供みたいに見えるけど、実は猫なんですよ」とさりげなく描写されていると、「猫が人型をしている世界なんだな」と納得するのですが、この『ねことちよ』は、そのあたりをあえて描かないようにしている感があります。



意図的にやっているのだとしたら、とても面白い趣向だと思いますよ!

シベリア食す大正狸娘!『うちの師匠はしっぽがない』3巻

時は大正。

田舎の山里から大都会・大阪に出てきた化け狸のまめだ。
化け狐の落語家・大黒亭文狐の噺に魅せられたまめだは、新時代の化かす術として「落語」を修得することを志し、厳しい修行に明け暮れ・・・ていたはずが。

今回、突然「破門」を言い渡されてしまいます!

持ち前の超ポジティブ思考で、事態が変化するのを待つまめだですが・・・。

『あいどるスマッシュ!』のTNSK氏が描く上方落語ファンタジー『うちの師匠はしっぽがない』の単行本3巻目が5月7日より発売中です!

まだまだ大勢の前で芸をするのは未熟ながらも、市井の人に求められて噺を披露することも多くなってきた化け狸娘・まめだ。

今回もいろいろな騒動をおこしつつも、師匠から習った芸を信じて真っすぐに突き進み、身近な人々にささやかな笑いを届けていました。

しかし、文狐の兄弟子にして「上方の四天王」の白團治(びゃくだんじ)師匠が戻ってきたところから、少し風向きが変わってきます。

なんと、まめだの全くあずかり知らぬ事情で、彼女は「破門」されてしまうことになりますが・・・!

※ ※ ※

衝撃の展開!
まめだが破門されてしまうこともそうですが・・・
彼女が自分の年齢を「45歳」と言っていること

化け狸なのでそれくらいの年月を生きていても不思議ではないのですが、、、

そもそも「45歳」と年齢詐称することをネタにした『子褒め』という落語があるようなので、まめだはそれをもとにした冗談を言っている可能性があります。
(この会話をした牛乳屋の少年に、まめだが木戸銭を要求していることからも、冗談なのかな?)

ただ、もし本当に45歳だとすると、いわゆる「ロリババァ」の範疇からも外れるので、エルダー少女というべきか・・・なにげに新属性が生まれた瞬間を見ているのかもしれません。

※ ※ ※

本作、相変わらずのまめだの愛らしさや、上方落語に関するエピソードなど、見どころの多い作品ですが――
落語のレコード収録のエピソードなど、大正モノの漫画としても興味深いネタが出てくるので、大正時代好きならぜひ一読をおススメします!

今回「そうなのかー」と新知識を得たのが、お菓子の「シベリア」。
作中に出ているシベリアが、私が知っているものと違うなーと思っていたら、大阪だと違うお菓子をそう呼んでいたんですね。ためになります。


3巻ではこのシベリアのエピソードの出てくる第一三話の扉絵に、狸耳尻尾のまめだが描かれているので注目です!



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今、SF書こうとしている人は読んでおくべき! 東洋狐耳ファンタジー『少女願うに、この世界は壊すべき ~桃源郷崩落~』

空に浮かぶ島「浮塊」のひとつである榮凛島。
平和な隠れ里であったその島は、世の乱れを反映して、異形のモノ「寇魔」に蹂躙される地獄のような場所になってしまいました。

そんな島で生きる、狐の耳と尻尾を持った異形の少女・かがり。
その見た目ゆえに島を襲った災いの元凶とののしられ、人々からいわれのない差別を受けていましたが・・・彼女の祈りが、世に平安をもたらすと呼ばれる伝説の仙人「彭寿星(ほうじゅせい)」を甦らせるのでした!

第26回電撃小説大賞・銀賞受賞の、異色の古代東洋風ファンタジー『少女願うに、この世界は壊すべき ~桃源郷崩落~』が4月10日より発売中です!
熾天寺かがりは、榮凛島・桜泉里の巫女の家系に生まれながら、狐の耳と尻尾を持っていたせいで「寇魔(こうま)もどき」と忌み嫌われ、独り生きている少女。

今、榮凛島は寇魔の一種族「天颶(てんぐ)」とよばれる悪逆な魔物に蹂躙されており、人々の生活は悲惨を極めています。
そんな人々の不満のはけ口とでも言うように、かがりに対する差別も日に日に強まっている状況。

そんな中でも、気の強いかがりは母の言いつけに従って、世が乱れると甦ると言い伝えられている仙人「彭寿星(ほうじゅせい)」を祀り、さらには自身で乱れた世界を変えようと、剣術の訓練を怠らずにいました。

ある夕暮れ、暴徒化した住民に家を追われた上に、逃げているところを天颶に捕らわれてしまい満身創痍となったかがりは、心のうちに突然響いた声に「力が欲しい」と答えます。

すると、膨大な閃光とともに一人の男・・・彭寿星本人が降臨し、天颶をあっという間に薙ぎ払ってしまいました!

とてつもなく強大な力を持つ彭寿星。
彼を式神として従えることになったかがりは、手探りながらも、本気で世界を変えるために動き始めます・・・!

※ ※ ※

作者の小林湖底氏は最近の第11回GA文庫大賞でも《優秀賞》を受賞されている方ですね。
同時に多数の新人賞を獲る作家というと、『狂乱家族日記』の日日日氏を彷彿とさせて、これからの活躍が期待されます。
ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)
小林 湖底
SBクリエイティブ
2020-01-11


本作、表面的な世界観は、古代日本・中華風の東洋ファンタジーで統一されているのですが、かなり念の入った設定が下地に構築されている、不思議な作品になっています。

特に、近年の異世界転移・転生系ファンタジーの要素を、SF的な仕掛けで伝統的な東洋ファンタジーの世界に融合させることに成功している稀有な作品だと思うので、これからSF書こうとしている人には一読の価値アリです!

※ ※ ※

ケモミミ作品としては、「狐耳がついていることで差別される」という状況を真正面から描いている点で、とても心を動かされた作品です。

近年の文庫オリジナルラノベは、「ケモミミの有る無しによる差」をガチで描いている作品がいくつか見受けられて、このあたりでWeb小説系との差別化を意図しているのかなと思う部分があります。

ケモミミの生えたモノとの残酷な差異を感じさせる小説としては、『救世主だった僕が三千年後の世界で土を掘る理由』もおススメ。





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