ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

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※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2020年03月

ネコミミアニメの感想『うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~』第11話

シリアスなようでコミカル。
凄い最終回だ・・・!


●第11話 「タマの正体/猫会議/ぼくの大切なもの」
『タマの正体』は「タマがネコじゃなくてタヌキかもしれない」という、どう考えてもバカバカしい疑問について、イヌネコたちが真剣に悩み行動する様に妙に感動させられてしまいました。

ノラあたりはタマはタヌキじゃないと気づきそうだと思ったのですが、やはり街の野良猫なので、山の動物のことは分からなかったのかな?

「タマがタヌキ」は勘違いだと気づいた後の、すごくあっさりした締めもまたイヌネコらしいところでしたね。

この笑い泣きする変な感じ、『うちタマ』の最終回に相応しいエピソードでした!


『猫会議』は人間社会への皮肉が効いていて大好き。
ネコから見たら、人間もまた気まぐれでよく分からない動物なんだろうなあと感じてしまいます。
「ビニール袋をネコと見間違える」は私もガチでやったことがあるので、ネコに馬鹿にされないように気をつけないといけません・・・。


『ぼくの大切なもの』は『うちタマ』というより《タマ&フレンズ》シリーズとしての、正統派の最終回といった感じ。
前半部で登場してなかったブルがここで登場。なかかなカッコイイ役だ!

あと倉持くん、アニメ中ではほとんど出てこないけど、作文の内容を聞いていると凄く良い子なんだなあと思う。もし2期があるなら、人間(飼い主)側のエピソードも描いて欲しいですね。

※ ※ ※

この作品、私が「人獣同時描写(※)」と呼ぶ表現が巧みに使われていて、今後のケモミミ考察にも大いに役立ちそうです!
また今後、『うちタマ』について、個人誌か何かで語りたいなあと思います。

(※人型と実際の動物の姿が、コマによって変則的に、自由自在に入れ替わる描写方法。カザマアヤミ氏の猫耳漫画『ちょこっとヒメ』[2005年~]以降によく見られるようになった表現 例1 例2 例3


ケットシーも温泉入るよ!『勇者様、湯加減はいかがですか?』5巻

ごく普通の温泉宿に見えるその場所は・・・!
元勇者と、元魔王軍四天王が働くオーバーパワーな温泉なのです!

丸裸のモンスター娘たちを癒す温泉ファンタジー!『勇者様、湯加減はいかがですか?』の単行本5巻目が先月より発売中です!
魔王と人間との戦争が終結した世界。

かつての敵であるモンスター領に配属された元・勇者ロキと、終戦で仕事が無くなった元・魔王軍四天王の二人、ラルヴァとガイアベルは、モンスター用の保養施設を兼ねている温泉宿のスタッフとして働いています。

最初は、戦争で十分な手柄を立てられなかった上に、敵だったモンスターたちの相手をしなければならない自らの第二の人生を嘆いていたロキですが、日々訪れるモンスターたちとドッタンバッタン大騒ぎな日々を過ごすうちに、だいぶ性格も丸くなってきたようです。

さて、今回のお客さんは・・・
●温泉宿に自分で搾った(?)牛乳を置こうとセールスするミノタウロス娘のセリ。
●過去の騒動以来、めちゃくちゃロキに懐くようになった月狼族のフェンリル(再訪)。
●温泉宿で海産物を出そうとしたら釣れた人魚のメイ。
●温泉ですら絶対にブーツを脱がない自称貴族のケットシー・チャトラ。

今回も肌色率の高い大騒動が繰り広げられます・・・!

※ ※ ※

いつも通りの、えっちで癒しな感じの人外温泉物語です。
5巻はケモミミ率がかなり高いので、ケモミミ好きな人にはかなりおススメ!

牛娘としては耳の形が少し変わっているミノタウロス娘・セリも気になる存在なのですが、今回はケットシー娘のチャトラに注目してみます。

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『勇者様、湯加減はいかがですか』5巻P115(まりも/小学館)


自称貴族で、普段の態度はとても高飛車なのですが、ブーツを脱がされると急に気弱になってへりくだる、という変な娘です。
ある意味とらえどころのない感じが、猫っぽさを強めています。

猫の貴族という設定は元のアイルランドの伝承通りなのですが、気になるのは「ブーツを履くことにこだわる」という点。

日本のサブカルチャーでは、アイルランド民話のケットシーとフランス童話『長靴をはいた猫』のイメージが融合していることが多く、その影響はケットシー擬人化のネコミミ娘にも及んでいます。

ケットシー+長靴をはいた猫、の組み合わせの先駆けとしては、『真・女神転生2』(1994年)の魔獣ケットシーがいますが、知名度でいえば『ファイナルファンタジー7』(1997年)のケット・シーも、他の創作ネコミミにかなり影響を与えているのではと考えています。

世話をやくのはキツネだけじゃないよ!『世話やきキツネの仙狐さん』6巻

疲れた男のもとにやってくる、モフモフとツヤツヤの暴力!

新キャラ多数登場でモフモフ度がさらにup!な癒し系狐耳漫画『世話やきキツネの仙狐さん』の単行本6巻目が3月10日より発売中です!
今回は中野よりも仙狐さん視点から見た物語が多いです。

中野と一緒に近所のお祭りに行ったり・・・。
「すまほ」をもっと活用するために外に写真を撮りにいったり・・・。
中野のところをこっそり訪れていた夜空の動向を気にしたり・・・。
たまの休日に一人で外出しようとする中野が心配で後をつけたり・・・と。

仙狐さんのおかけで中野は生活に潤いを得ていますが、仙狐さんも中野の存在に大きな影響を受けているようです。

アニメ版の最終話でも言及しましたが、仙狐さんの物語の最終到達点は『ぴたテン』と同じになるんじゃないかなあと予感しているので、これからの展開にも要注目ですね。
ぴたテン(1) (電撃コミックス)
こげどんぼ*
KADOKAWA
2015-05-14


※ ※ ※

今回、モフモフケモミミな新キャラが多数登場しています!
近所の神社の狛犬の吽角(うんかく)と、獅子の阿隠(アガクレ)。
そして、第四十六尾(46話)に出てくる謎の化け狸・・・!

新キャラじゃないですが、神使見習い・鈴がメインになる話もあり、本当に賑やかな巻で嬉しくなってきますね!

※ ※ ※

今回気になった描写。
仙狐さんは地獄耳らしいですが、その比喩に「雪の下で動くネズミの音を聞き分けるほどの聴力」という表現が使われています。
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『世話やきキツネの仙狐さん』6巻表紙カバー下(リムコロ/角川書店)



「ケモミミキャラクターに実際の動物の特徴をより色濃く盛り込むという2010年代の傾向が、妖怪系ケモミミ娘の描写にも影響を与えている」例は『狐のお嫁ちゃん』『ねこむすめ道草日記』でも見られますが、仙狐さんの地獄耳設定もその一例といえそうですね!

ネコミミアニメの感想。『ネコぱら』第10話・第11話

にゃにゃにゃがーん!
あと一話で終わりだなんて・・・。

●第10話 ニャがーん!鈴の更新試験
現場猫アズキとか、パロディネタ豊富で楽しめた一話でした!
シナモン先生はやっぱりおしべとめしべの話してるし、、、

パロディも面白いのですが、この話の肝は後半10分の更新試験開始~終了後の雰囲気にあると思うのですよ。
ショコラが「合格したよ~!」と喜ぶあたりから、物語として一切進展はないのですが、「何かに頑張った後のちょっとしたご褒美の時間」という日常風景を丁寧に描いている点が、なかなかたまらないのですよ。

浅草でちょっと観光したり、お寿司食べたり、さりげない日常の幸せにほっこりしてしまうのです。
物語に刺激を求める人は「このシーンいる?」と感じてしまうかもしれませんが、ネコぱらはこれが本質、というか大正義ですね。

あと時雨のお母さん感が凄い。
アニメ版はそういう立ち位置を強く感じる。

※ ※ ※
●第11話 カカオの恩返し
良い最終回だった!と言いたくなる内容でしたが、ここからまだ続く方が「ずっと続くネコたちの日常」を意識できて良いかもしれませんね。

実はこの回のあらすじを読んだ時、「カカオがちよちゃん家のネコになることを決心する」かもしれないと考えていたのですが、さすがネコぱら、あくまでそんな「意外な展開」は出してきませんでした。
日常のささやかな出来事を丁寧に積み重ねるのが本作。

今回もカカオが「ちよちゃんのお母さんの絵」を見た時点から、展開がほぼ予想できてしまったのですが、それでも泣きそうになるくらい感動させられたのは、演出の秀逸さを感じずにいられないのですよ。

※ ※ ※

「あずにゃん」とか「ちよちゃん」とか、このアニメ、他の作品をふっと連想させられてしまうよね、、、

レプラカーン娘はケモミミなのか?『ソード・ワールド2.5ショートストーリーズ 冒険者ギルドへようこそ!』

和製テーブルトークRPG代表作『ソード・ワールド2.0』の10年ぶりの改訂版『2.5』に基づく世界観を、わかり易く小説で解説したショートストーリー集・第二弾『冒険者ギルドへようこそ!』が3月19日より発売中です!
剣と魔法の世界ラクシア。
今回の舞台はアルフレイム大陸東方のウルシラ地方です。

“奈落(アビス)”の力を封じた武器を使いこなすことで知られる名門・聖黒銀騎士団を、「奈落の力への拒絶反応」があることでクビになってしまった生真面目な騎士娘サラーナ。
このサラーナを狂言回しに、彼女が冒険者ギルド<勇気の集い(ブレイブネスト)>の一員として活躍するようになるまでの様々な冒険が描かれます。

サラーナと一緒に冒険することになるギルドメンバーも個性派ぞろい。

●後進を育てるのに熱心で、熟練の冒険者としての風格を見せるドワーフの神官戦士・マレイネン。
●普通の人間の背丈よりも長いドラゴンスレイヤーを軽々と操る、リルドラケン(竜人)の穏やかな女戦士、黒玉鱗のナディア。
●学者を志していたはずが、いつの間にか音楽に魅せられてしまったグラスランナーのバード、アリシャ。
●一度狙った獲物を執拗に狙い続ける様から「ねばりつく悪魔」の異名をとる人間のスナイパー、ヌメッケ。
●潜入任務ならお手のもの、逃げ足も一級品の狐リカントのスカウト・エミール。
●可愛らしい見た目に反して淑女の雰囲気が漂う、兎系種族タビットの魔法使いミトン。
●いつも気怠げだけど、実は複雑な事情を背負っている妖精使いのレプラカーン少女メルルル。


物語についても、冒険者ギルドの裏方の仕事を描く『人と狐のゲーム』や、ソード・ワールド2.5における「蘇生」の事情を描いた『未来への対価』といった、シナリオ作りのヒントになるエピソードが10篇収録されていますので、要チェックですよ!

※ ※ ※

ケモミミ系キャラとしては、狐獣人リカントのエミールとタビットのミトン、そしてレプラカーン少女のメルルルに注目です。

エミールはスタンダードな狐耳青年です。
ファンタジーにおける盗賊系獣人キャラが猫になりがちなのに対して、狐なのはわりと珍しいですが、近年の作品で多い「狐キャラは探知能力が高い」というキャラクター付けが、スカウト(密偵)という役柄に巧く当てはまっている感じですね。

ミトンはほぼ直立したウサギの姿なので、ケモミミというよりケモノにカテゴライズされるキャラ。

メルルルはもふもふの耳を持つとされる種族レプラカーンですが、レプラカーン(レプラコーン)をこういう風に描写するのはたぶん《ソード・ワールド2.0》シリーズだけなんですよね。

旧版のレプラコーンはエルフというかゴブリンみたいな「とがった耳を持つ」という風に描写されていますし・・・。
ソシャゲの『パズドラ』に登場するレプラコーンは蝶の羽の生えた普通の妖精スタイル。

でも、『エレメンタルストーリー』のレプラコーンはネコミミっぽいキャラでデザインされていたりして、レプラコーンがケモミミとして解釈される何らかの余地が存在しているのでしょうか?

もう少し詳しく調べてみたいところです。

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