『花とゆめ』本誌、および『マンガPark』にて好評連載中の「ネコ目ヒト科の生き物」=「ぬこ」の日常を描く漫画『ぬこづけ!』。
新キャラ登場!?の単行本13巻目が1月20日より発売中です!
新キャラ登場!?の単行本13巻目が1月20日より発売中です!
今回は悠哉の家庭教師先の生徒である九十九里実羽(つくもり みう)が初登場します。
極端に引っ込み思案なタイプで、常におどおどしている、本作のこれまでの登場キャラとはかなり異なるタイプの娘です。
なかなか心を開かない実羽のことを、ぬこのささめとケイ、いぬこのコハク、そして普通の犬のギンが癒そうとしますが・・・実は彼女には人に言えない、大きな秘密があったのでした。
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悠哉と実羽の関係に絡めて、悠哉の夭折した恋人・祈のエピソードも多く描かれる巻です。
特に307匹目(第307話)の「祈が普通に裕哉のアパートにやってくる話」は、何一つ悲しいシーンを描いていない(むしろ楽しい場面しか描いていない)のに、読後の切なさが凄いです・・・!
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今、人型ネコのいる世界を描いたアニメ版『ネコぱら』が話題ですが、本作『ぬこづけ』は『ネコぱら』原作とほぼ同時期(2012~2013年)に「人型の猫のいる世界」を描いているという点で、注目すべき作品です。
2012年を起点にこのような世界観を描くケモミミ作家が増えている感があるので、何か共通のきっかけがあるのかもしれません。詳しく考察したいところ。
「人型の猫のいる世界」の見所といえば、人型の猫たちが日常生活を送るうえでの様々な工夫。
今回は「いぬこ」のコハクが横断歩道を渡る時の注意を語っています。
『ぬこづけ!』13巻P44(柚木色/白泉社)
本作の「ぬこ」や「いぬこ」はこちらの世界の犬猫とほぼ同じサイズなので、自動車により注意しないといけない、というのは面白いなあと思ったり。
実際、私たちのこの世界でも、車の運転をする時はリアルわんにゃんの横断に注意しないといけないですね!
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