魔術に関するエリートを輩出するエムロード王立魔術学院における一番の不人気学科「雑用科」・・・ならぬ「生活魔術科」。
でも実は、学園でもトップクラスの実力者たちが集う、恐るべき集団なのでした!
そんな生活魔術師達が、今回は世界樹の謎に挑みます!
人気の魔法学園小説《生活魔術師》シリーズの第四弾!
『生活魔術師師達、世界樹に挑む』が9月13日より発売中です!
それまで不人気だった「生活魔術科」ですが、所属する三人の生徒の驚くべき活躍により、近頃はその名を馳せるようになってきました。
七文字で表現できるものなら、どんな効果でも実現できる「七つ言葉(セブン・ワード)」の使い手の不良学生ケニー・ド・ラック。
使い魔の生成に関する事ならなんでもお任せの、生活魔術科のムードメーカー、リオン・スターク。
レア能力「時空魔術」の習得者、東方出身の強気な仮面の狐っ娘ソーコ・イナバ。
潰れかけていた生活魔術科を支えるべく奮闘してきた三人ですが、ここにきて、人気学科「戦闘魔術科」への移籍の話が持ち上がります。
それまでさんざん馬鹿にされてきた上に、戦闘に全く興味がない三人は、移籍話を華麗に蹴って、百年に一度の開花を迎えて、かつてない盛り上がりを見せる「世界樹」へと向かうことになりますが・・・!
※ ※ ※
ファンタジー&学園モノという組み合わせが好きな人には、かなりオススメできるシリーズです。
いわゆる魔法学園モノって某ハリーポッターも含めて一大ジャンルが作れるくらい作品数があると思うのですが、あまりジャンルとして語られないですよね。
まとまった評論みたいなのを読んでみたいところ。
本作、魔術に関する世界の価値観が、『若者の黒魔法離れ~』と逆なのが面白いなあと思ったり。
『若者の黒魔法離れ~』の世界は平和で安定しているので攻撃魔法の使い道が無くなっているのですが、本作《生活魔術師》だと危険な魔物が多い世界なので、攻撃魔法の需要が多くなっているわけですね。
本作随一のケモミミヒロイン、ソーコ・イナバは、今回もツンツンぶりに磨きがかかっています。
仮面の狐っ娘という姿がやはり独特なんですよね。
過去に「仮面属性と結びつくのは狐耳だけ」という仮説を立てたことがありますが、このあたりきちんと精査してみたいところです。

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