ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2019年06月

猫又と貉(アナグマ)の関係にも注目!『猫又と上手に暮らす法。』1巻

モンゴルで仕事をしている母親から送られてきたものは・・・尻尾が二つに分かれた妖怪・猫又!?

ちょっとやそっとの事では動じない肝っ玉女子高生と、ちょっとヘタレなところのある猫又男子の日々を描く妖怪漫画『猫又と上手に暮らす法。』の初単行本が6月24日より発売中です!
モンゴルで古生物の研究をしている母親と離れて暮らす女子高生・岩長咲耶。
ある日、彼女のもとに母親から小包が届きます。

中に入っていたのは・・・生きた猫!

しかもただの猫ではなく、尻尾が二本に別れ、人語を解し、不思議な怪異を引き起こす妖怪・猫又なのでした!!

一夜(いちや)と名乗るその猫又は、どうやらモンゴルで咲耶の母親に世話になった恩返しとして、一人で留守番をしている咲耶の様子を見に来たとのこと。

母親譲りの胆力を持つ咲耶は、妖怪である一夜の存在に一切動じることなく、完全に普通の猫を飼うつもりで猫の飼い方を調べ始めるのですが・・・さすがに一夜が人間の男子の姿に変身したのにはちょっとビックリ。

とはいえ、猫の本能が捨てきれず微妙にヘタレなところのある一夜は、結局咲耶のなすがままになってしまうのでした、、、

※ ※ ※

お江戸猫情咄『猫絵十兵衛』の永尾まる氏が描く、現代猫又譚です。
猫雑誌の『ねこぱんち』掲載で、かつ最初は四コマ形式だったこともあり、第11話までは「猫又を猫っぽく飼う」というところをネタにしたコメディに近い作風なのですが、12話からは悪意をもった存在が登場して、少しずつ伝奇漫画らしい雰囲気になっていきます。

独特の雰囲気を持った朔耶と、ヘタレだけれどやる時はやる一夜の二人の掛け合いが見所ですね。

ケモミミ勢としてはもう一人、方向音痴の狐神・宇良が登場する他、ケモノ枠として珍しい化けムジナが登場します。
化けムジナ(アナグマ)が登場する妖怪漫画はかなり珍しい・・・他作品だと『タケヲちゃん物怪録』くらいにしか登場しないのではないかと思います。

半レギュラーメンバーとして活躍しますので猫又だけでなく、ムジナにも注目の作品ですね!

※ ※ ※

近年注目している「猫耳キャラの尻尾振り表現」(例1) (例2) (例3) について。

一夜は不機嫌になると尻尾を振る(地面にたたきつける)タイプなのですが、一方で美味しいものを食べる時のような上機嫌な時にも尻尾をぴこぴこと動かします。
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『猫又と上手に暮らす法。』1巻P56(永尾まる/少年画報社)


「尻尾を明確に振る」のではなく「尻尾の先を少しぴこぴこと動かす」という、このあたりの細かい動作の違いは、猫雑誌掲載作だからこそのこだわりなのかもしれません。



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キツネミミアニメの感想。『世話やきキツネの仙狐さん』第12話

モフモフとツヤツヤの暴力×5!
最終回!

●第12話 それでも、あやつを・・・
最終話らしく、神使キツネ三人+稲荷少女ヨーコちゃんに加えて、アニメ以降の話で出てくるはずの神使見習い・鈴もちょこっとだけ登場して、モフモフ×5の豪華メンバーでした!

原作だと仙狐さんは前世の主とナカノとの関係をまだ割り切れていない感じなのですが、アニメはきっちり結論を出してきましたね。
このあたり、原作は違う流れになりそうで愉しみです。

お花見の場でヨーコちゃんのアニメを見るシロと高円寺さん、というのがいかにも令和時代という感じ。5年前くらいならありえない組み合わせの行動が、だいぶ不自然ではなくなっているのが時代の流れを感じます。

社会人と学生、狐と天使というモチーフはだいぶ違っているけど、『仙狐さん』は『ぴたテン』の構成を現代バージョンでやったらどうなるのか、を見せてくれている感じです。

ぴたテン(1) (電撃コミックス)
こげどんぼ*
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2015-05-14


それにしても、本作、ぜひ二期をやってほしいですね!
動いている鈴も見てみたいし、シロ&高円寺さんの一番好きなエピソードである原作4巻「漫画アシスタント・シロさま」の話をやってほしいんですよ~

放映後も、これからの展開に期待ですね!

狼耳メイドが耳飾りを付けるのも可愛い。『幻想グルメ』5巻

産業革命のあけぼのを迎えた異世界に転移し、貴族企業の相談役として名を成した元・日本人のシュンイチロー。
異世界のあり様を変える大事業に携わる彼が、本当に人生を賭けているのは「食べる」こと!
どんな時でも「食」に関することに妥協はありません。

獣人メイドのシルフィンと一緒に、今回は別の大陸まで仕事・・・もとい、珍しい食材・料理を求めて各地に寄り道していきます。

ファンタジー世界ならではの不思議&多彩な料理が満載!
小説家になろう発のweb料理小説のコミカライズ『幻想グルメ』の5巻目が6月12日より発売中です!

ノーマルな人間型の種族の方が少ない異世界に転移した元・日本人サラリーマンの桂木俊一郎。

おりしもこの異世界では、魔力を使った機関車や電灯・電信といった発明が次々と生まれ、近代的な企業活動を飛躍的に向上させるような産業革命が進行中。

しかしそれでも物資の流通はまだまだ不十分で、地域によって入手できる食材には様々な差異があり、それゆえに違う地方に行くとまた違った料理が食されています。

今回、スポンサーからの依頼で別大陸であるアキタリアまで行くことになったシュンイチロー&シルフィン。
最新の魔法産業が発達しつつある商売拠点のオスーディアとは異なり、アキタリアは古い神秘の力を宿した多数の精霊が棲まう地です。
文化の違いに目を張りつつも、シュンイチローはそれ以上に現地ならではの料理に目ざとく喰いついていきます。

一方で、仕事の方では人生最大の困難な局面に立たされることになりますが・・・!

※ ※ ※

Web小説原作の第3章18話と第4章+未公開部分が漫画化されています。
ついに漫画が原作の公開部分まで追いつきました。

前巻はシュンイチローとシルフィンの関係が中心に描かれていましたが、今回は別大陸であるアキタリアの事物の紹介と、シュンイチローの相談役としての手腕が問われるエピソードが中心となっています。

本作のメインはもちろんグルメなのですが、「ファンタジー世界で近代的な産業が発展していくとどうなるか」をきっちりシミュレートしていて、私がここ数年読んだものの中でもかなりSFしている作品だと思うのですよ。
第30話の展開はなかなか熱くなるものがありましたし。

異世界転移モノという以前に、SF読みの方にぜひおススメしたい作品。

それにしても、シルフィンは前巻のエピソードを経てだいぶツンツン度合いがとれた感じになりました。
そしてシュンイチロー以上に食べることを愉しんでいるようで、見てるこちらも幸せになりますね。

ケモミミ娘が美味しそうに何かを食べている様子はやっぱり素晴らしいよ!

※ ※ ※

今回注目した描写。
アキタリアに向かう豪華客船で宝石「人魚の涙」を入手したシュンイチローとシルフィン。
シュンイチローはそれをシルフィン用のピアスに加工することを提案するのですが、シルフィンは耳に穴をあけることにかなり困惑した様子を見せます。

ピアスではなくイヤリングにすることでOK、という形になったようですが・・・。
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『幻想グルメ』5巻P26(おつじ/天那光汰/スクウェア・エニックス)


「ピアスの穴を開けるのを嫌がる」のが、シルフィンのお堅い性格から出た物なのか、それとも大きな耳を持つ獣人種族だから耳に穴をあけるのに抵抗があったのか、という点が気になるところです。
(原作版だとシルフィンはエルフなので、耳に穴をあけることは文化的に抵抗があるといった風な描写がされています)

ケモミミ作品を創作する時は、ケモミミ種族の耳飾り事情について色々設定するのも、面白いかもしれませんね。



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脅威!?タヌキによる日本征服計画!『目指せ東大!たぬ子さん』2巻

度重なる人類の横暴に怒るタヌキがついに反撃を開始しました!
タヌキによる合法的な日本征服計画・・・。
その尖兵となるのが、女子高生に擬態した化け狸・・・田抜たぬ子さんなのです!

ほのぼの学園生活風・タヌキ侵略漫画『目指せ東大!たぬ子さん』の2巻目が6月14日より発売中です!
化け狸の中でも一番人間に化けるのが巧い「田抜たぬ子」は、政治的&合法的に人類を支配するために、まずは東大に合格するべく猛勉強しています。

しかし今まで勉強なんて一切したことが無かったため(狸だし)、猛勉強した上でようやく小学生程度の読み書きができるようになったという段階。

そのうえ、タヌキ好きの変な人間・春風遊(はるかぜゆう)や、たぬ子と友達になったと思い込んでいるぼっち生徒会長・橘咲花(たちばな はな)につきまとわれて、勉強はイマイチ進まないことが多く・・・。

さらには、幼馴染の化け狐・狐々子(こここ)が、たぬ子に受験よりも人間世界をエンジョイする方が良いと説き始めて、勉強をとことん妨害してきます。

はたして、たぬ子は無事に東大に合格できるのでしょうか!?

※ ※ ※

本作、人間世界の常識を知らない人外のたぬ子さんよりも、普通の人間の方が常識外れな行動をしまくるギャグ漫画なのですが、そのあたりは1巻よりもさらにパワーアップしています。

とにかく生活の全てがタヌキになっていてタヌキにしか興味の無い遊と、「今まで人間の友達がいなかった」と断言する咲花の、二人のキャラクターが凄く濃いのです。

第11時間目(第11話)の二人のバトル(?)は、この作品が狸耳漫画であることを忘れてしまうほど。

この二人に加えて、人間世界に染まり切ってたぬ子を堕落させようとしてくる狐々子のキャラもまた濃くて、ホント、たぬ子さんがわりと常識人に見えてしまうんですよね。

なんだかんだで、全くの無学な状態から小学生レベルの勉強はできるようになっていて、1巻からのたぬ子さんの成長ぶりはわりと油断できないと思うのですよ。

このまま本当にたぬ子さんが東大に合格しそうになって周囲が困惑する、という流れになったりするのかなと予想してみたり。

※ ※ ※

今回気になった描写。
咲花に死ぬほど驚かされたたぬ子さんが死んだふりをします。
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『目指せ東大!たぬ子さん』2巻P14(川井みる/LINE株式会社)


タヌキの「死んだふり(擬死)」は今まであまり狸耳作品で描かれることがなかった仕草ですが、最近では『けものフレンズ2』でもタヌキが死んだふりを披露していたりして、少しずつ「狸の特徴」として一般化しつつあるのかもしれません。

このあたりは猫耳や狐耳などの他ジャンルと同じく、より本来の動物に近い性質が獣耳キャラクターに付与されるようになっている傾向を踏襲しているのでしょうね。

キツネミミアニメの感想。『世話やきキツネの仙狐さん』第10話・第11話

モフモフとツヤツヤの暴力×3!
2週分まとめて!

●第10話 たまには童心に返るのもよいじゃろ?
仙狐さんもイヌ科?なので雪が降ると外に出たがるんだね。
私も狐っ娘と雪遊びしたいよ・・・。

そしてこの回は夜空さんが重点的に登場。
CVの喜多村英梨さんの演技が素敵です。ほぼ原作読んで自分が想像していた通りのイメージの喋り方でした。

夜空さん、下半身がシロ以上に大胆な格好なんですが、作中で説明されているようにわりとちまっとした体形なせいで、あまり下半身が映されないんですよね。
原作でもそうだったし、ナカノが尻尾にばかり興味を持つせいでアニメでの構図も尻尾に集中しちゃうし。

シロはちょっとだけの登場。
やっぱり残りの話でメインで出てくることはなさそうかな~
2期に期待したいところ!


●第11話 今夜は少し荒れそうじゃの
なるほど、こういう流れで締めていくわけですね。

私の予想ではナカノが病気で倒れる話(第二十三尾)が最終話にくると思っていたのですが。

アニメ版は子供の頃のナカノを仙狐さんが見守っていた、というシーンがいくつも追加されているので、そのあたりを掘り下げていく形になるのかな?

『居酒屋 仙狐』のエピソードは、「ブラック労働への癒し漫画」という原作最大の特徴が一番でている話なので、エピローグ一歩手前でこれをやったのは素晴らしいと思います。

原作エピソードの順番の組み換え方といい、アニメ版の構成力の凄さを感じますね。

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