ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2018年11月

猫耳娘がデザインされる非魔法世界。『最果ての魔法使い』

人類を滅亡寸前まで追い込んだ「魔獣」をその身をもって封印した、若き大魔法使いアルカ。
彼が千年ぶりに目覚めた時、世界からは魔法が消え去っていました。
しかし、まだ魔獣は世界から消えてはいなかったのです・・・!

魔法の消えた世界で、天才魔法使いの極大魔法と、猫耳娘のライフルが炸裂する!!
第10回GA文庫大賞・優秀賞受賞作『最果ての魔法使い』が11月14日より発売中です!
世界を滅ぼす「魔獣」を、自らの身をもって封印する魔法を完成させた、若き天才魔法使いアルカ=二―ベルク。
精神的な面ではごく普通の少年に過ぎないにも関わらず、アルカは千年にもわたる過酷な封印の業にその身を捧げることになりました。

封印の永き時に耐えられず、ありとあらゆる記憶を失って千年後の世界に目覚めた彼が見たものは・・・魔法の代わりに「科学」が発達した異質な世界。
そして、相変わらず人類を脅かし続けている「魔獣」でした。

アルカは猫耳尻尾を持ったデザイナー・チャイルド(改造人間)の少女フィル=フェンリットともに、魔法と科学の力を合わせて、千年の因縁のある「魔獣」との対決に臨みます—―!

※ ※ ※

良い意味で古典的というか、王道中の王道のファンタジー展開を、驚異のクオリティで展開する作品です。一気に読めてしまいます。

科学技術の発展した世界に、主人公の魔法使いが毎度毎度で驚くという、近年の異世界転移チート物の構図を逆転させたような展開が繰り広げられます。

非常に巧いなあと思ったのが、フィルが連れているナビゲートロボット「ナビ」が作中世界のことを色々と説明してくれる点。
ナビがアルカに説明するシーンを通して、読者も作中世界のことを詳しく知ることができるうえに、やたら詳細な説明が「ロボットの解説だから」不自然にならない形になっています。

こういう点も、読みやすさを促進していますね。

※ ※ ※

ケモミミさんとしては猫耳尻尾が生えるように遺伝子操作されたデザイナー・チャイルド、フィルが登場します。
一見、活発な少女といった印象なのですが、アルカに対して丁寧に大人っぽく振る舞おうとしたり、それが逆に子供っぽい風に見えたりと、なかなか複雑な雰囲気をもった娘です。

そういう複雑な性格を見せるところが、ある意味で猫っぽいとも言えます。

あと、デザイナー・チャイルド(猫娘)だから体温が高い、という描写が出てくるんですが、ケモミミキャラの体温が高い、という描写はたま~に出てきますね

SF的なケモミミ作品では、「体温の話」を入れておくとSFっぽさがちょっと増しになるので、要チェックですね!



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名実ともに犬耳ジャンルを代表する作品になりました。『ぷちはうんど』11巻

猫耳に定評のあるねこねこ氏が描く、キュート&ファンタスティックな犬耳漫画『ぷちはうんど』の11巻目が11月10日より発売中です!

犬耳漫画としては連載開始から約13年続いていて、連載期間としては犬耳ジャンルの超ロングヒット作『犬夜叉』をついに超えました!

現時点における「犬耳ジャンルを代表する作品」を選ぶなら、『犬夜叉』『今日のケルベロス』、アニメ『DOG DAYS』に、本作『ぷちはうんど』を加えた形になりそうです。

DOG DAYS Memory of Flonyard
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-01-25


※ ※ ※

世界の終末「凶ツ刻」が始まって二か月。
「政府0課」に囚われたカズマは、凶ツ刻の魔物との終わりなき戦いに駆り出されて疲弊し、徐々に死の淵へと近づいていきます。
(彼の中に流れる血・・・かつての「姫」と同じ運命をたどりつつあります)

0課最凶の魔女・タチアナに完膚なきまでに敗北し、カズマを守りきれなかった「ハウンド」たちは、再度カズマ奪還に向けて動き始めますが・・・!

テイルの母親――「初めのハウンド」であるサクヤの物語も詳しく描かれる11巻です!

※ ※ ※

回想シーンにおけるサクヤを見ると、テイル以上に犬っぽい。
姫に甘えまくる感じや、頭悪そうなワガママな態度を見せつつも姫の心境を敏感に察しているところは、猫・狼・狐キャラには見られない犬耳らしい特徴だと感じます

※ ※ ※

今回気になった描写。
サクヤが姫に頭をぐりぐりしている。
photo_1314



















『ぷちはうんど』11巻P154(ねこねこ/マッグガーデン)


“好きな人に頭ぐりぐり”は猫がやるイメージがあるんですが、ワンコもやることのある行動なんですね。
犬の頭突きはかなり強い愛情表現らしいので、上の場面(一週間ぶりに姫のもとに帰ってきた)でサクヤがこの行動をとっているのは「本当に寂しかった」を示していると読み取れます。

“尻尾を振る”もそうなのですが、犬と猫で違う意味を持つ行動を使って、犬耳っ娘や猫耳っ娘の感情表現の差異をどのように見せているかが、近年の犬耳&猫耳漫画の見所ですね!



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けっこう昔からフォロワーだったので、この本に描かれている時期のことも存じております・・・『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん ねこますクロニクル』

Vtuberブームの先駆けとなった、ねこます氏こと『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』が狐娘になる(?!)までの経緯を漫画化した『ねこますクロニクル』が11月21日より発売中です!
ねこますさんが『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』になる以前の・・・
・創作を始めた工場勤めの時期
・Live2Dでケモミミヒロイン「ことね」ちゃんを制作していた2015年ごろ
・狐娘になる前に行っていた「ねこみみおじさん」の動画制作の頃
・ノベルゲーム『ねこみみセンキ』を制作していた2016年頃
・3Dモデル制作に着手し始めた時期
・VRChatにハマり始めた時期
・アバター「ねこま」制作の2017年ごろ
・・・が詳細に描かれます!

エピローグは2017年末のチャンネル登録者数十万人突破の頃の話になっています。

コミカライズは《SHOW BY ROCK!!》のスピンオフ『クリティクリスタ♪クリクリ伝説』を手掛けられていた羊箱氏で、みこことねこまの二人のケモミミっ娘の描き方も洗練されています!
(牙が目立つのは羊箱氏らしい特徴ですね)


※ ※ ※

きっかけをよく覚えていないのですが、ねこますさんとはかなり以前からtwitterの相互フォロー状態にあって、Live2Dの制作をされていた頃や『ねこみみセンキ』の頃をよく存じ上げております。

Live2Dの頃から(ケモミミジャンルの中で)先進的なことをされているなあと注目していたのですが、漫画でも描かれているようになかなか世間的な評価が得られなくて、大変そうだと感じたのは記憶しております。

『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』でそれらの活動が結実したことは本当に良かったなあと。

これからも(無理のない範囲で)ケモミミ界に新しい風を吹き込んでいただきたいですね!

※ ※ ※


ネコミミアニメの感想。『ほら、耳がみえてるよ!-喂,看见耳朵啦-』第2話~第6話

中国原作ケモミミアニメ~!
ということで、スーパーじゃなくて市場で買い物していたり、色々な表示が中国語だったりとちょこちょこっと異国情緒が入っているところが良い。


猫耳少年・ミョウの耳の絶妙なフニフニ感・・・とても柔らかそうな耳の動きをするところがたまらないのです。
擬態語であらわすと、耳の動きが「ピコピコ」じゃなくて明らかに「フニフニ」なんですよね。この微妙な感覚はぜひ実物を見ていただきたい!

以下、各話感想です。

●第2話『ミョウとの出会い』

ミョウが仕事中のダイスウの気を引くためにわざと水の入ったコップを倒すところは、とても猫っぽくて良い。猫耳キャラでこの行動をするキャラは意外と見ない。

●第3話『市場にお買いもの』
市場のシーンが個人的に新鮮でした。
水槽の魚を見て「魚が殺されるのがかわいそう」とつぶやくミョウが、本気で言っているのかただ言ってみているだけなのか分からないところが、猫っぽさを感じる。

●第4話『おばあちゃんとの電話』
感動シーンになりそうなところで空気を読まないミョウがまさに猫!

●第5話『猫耳の秘密』
新キャラ登場。あと、世界設定について少し語られます。
ミョウのことを「かわいい」と感じるのは、ダイスウだけでなく他の人物もそうであるらしい。

●第6話『ミョウがいなくなる!?』
感動の話になりそうなところでギャグ方向に振るのはこの作品の特徴ですね。
そのまま感動方向に進めても良いと思うんだけどな~

狼っ娘を犬と勘違いしたら怒る。(でも見た目で判断するの難しいよね、、、)『魔王軍の幹部になったけど事務仕事しかできません』

魔王軍に「救世主」として召喚されたごく普通の日本人サラリーマン。
特殊な能力は何もありませんが、ごく普通の事務仕事の知識を使って、あまりにもどんぶり勘定な魔王軍の兵站に革命を起こします!

狼人の兵站局員と一緒に働けるのはわりと理想のファンタジーかも!?
小説家になろう発のWeb小説の書籍版『魔王軍の幹部になったけど事務仕事しかできません』が11月10日より発売中です!
秋津アキラはごく普通のジャパニーズ・サラリーマン。
彼はある日突然、魔王ヘル・アーチェによって異世界に召喚されました。

魔王は30年をかけた儀式によって、魔王軍の窮地を救う救世主を召喚するはずでした。
魔王軍は異世界の人類軍と長きにわたる戦争を繰り広げており、寿命が長いゆえに進歩が無かった魔王軍に対して、異世界人類は産業革命を遂げて近代兵器を擁するに至り、一気に魔王軍の形勢が不利になっていたのでした。

アキラが救世主でないことに落胆しつつも、魔王はせっかく召喚したのだからと、アキラが「これならできる」と言った事務仕事・・・魔王軍の兵站局局長に任命します。

そこでアキラが見たものは・・・あまりにもボロボロな魔王軍の兵站!
各部隊が口頭でしか連絡せず、メモすらないため補給はむちゃくちゃ。
ゴーレムの戦闘兵は型式が多すぎてメンテナンスが非常に煩雑。
輸送部隊は軽視されて物資がまともに輸送されているのかも怪しい。

実質、魔王とその直属部隊しかまともに戦闘力を発揮できていないのが魔王軍の実態なのでした。

アキラは美しい狼人兵站局員ソフィア・ヴォルフとともに、魔王軍の兵站改革に着手するのですが・・・そこには多くの困難が待ち受けているのでした!!

※ ※ ※

ロジスティクス面に特化した「内政チート」系の作品ですね。
現代戦の考え方をファンタジー世界に持ち込む作品はわりとありますが、兵站分野のみに特化している作品は珍しいのでは?

歴史上の様々な軍隊の失敗を反映したような事情が、本作の魔王軍の中で山ほど描かれるので、歴史ネタに詳しい人はそのあたりを意識しながら読むとかなり愉しく読めると思います。

※ ※ ※

ケモミミさんとしては先に挙げた狼人兵站局員のソフィアが登場します。
最初、アキラにシベリアンハスキーの獣人だと勘違いされてかなり怖い怒り方をしますが、基本的にクールビューティーなタイプです。
あと、事務方がダメダメな魔王軍の中では珍しく事務仕事もこなせる有能な人物。

近年の狼キャラの傾向なのですが、肉体的な戦闘だけでなく「内勤や頭脳労働も優秀」というタイプを結構みかけるのですよね。
例をあげると『けものみち』の元商人シグレ、『幻想グルメ』のシルフィン、あとアニメ版『けものフレンズ』のタイリクオオカミもその傾向に入るかもしれません。

もともと狼キャラは他の獣耳よりも「優れている」描き方をされることが多かったので、その傾向が頭脳労働部分にも反映されるようになっているのかもしれませんね。



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