ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

2018年06月

無邪気なワンコ少年から凛々しい狼少年へ!『みみつきのクロ』2巻

吾田くるみ(15歳)が雨の日に拾ったその犬は、実は人間に変身できる狼少年・光(ひかる)でした!

ずっと光のことをじゃれついてくる可愛い弟・・・あるいはワンコみたいな存在だと思っていたくるみ。
しかし、ある出来事をきっかけに急に大人っぽくなった彼のことを、くるみは強く意識するようになります・・・!

生真面目少女と、彼女に忠実な狼少年のドキドキ共同生活を描く『みみつきのクロ』の2巻目(完結)が6月25日より発売中です!
人が困っているとついお世話をしてしたくなってしまう少女、吾田くるみ。
彼女がある雨の日に拾った犬は、実は人間社会に紛れて暮らす狼人間(獣人種/ステラ)の少年・黒木光でした。

狼人間は人型への変身を安定させるために愛情で結ばれたパートナーを探す必要があり、光はくるみをパートナーと定め、共同生活をするようになりました。

まさに犬のようにベタベタ甘えてくる光にやや当惑していたくるみですが、今回、光が自分の父親との確執を清算するに至って、彼は急に大人っぽくなります。

光が甘えてこなくなって寂しくなってしまったり、やたら男子として意識してしまったりして、今まで以上に困惑の度合いが深まるくるみ。

二人の関係はいったいどうなるのでしょうか??

 ※ ※ ※

少し変化球ですが「人間になりたいケモミミキャラのジレンマ」(※)が見られる作品です。

(※)ケモミミキャラが「人間の姿になる」ことが物語上の目標として設定されている場合、そのキャラが完全に人間の姿になってしまうと、(物語的にはハッピーエンドでも)ケモミミな姿を好んでいた読者にとっては残念な状況になってしまう、という問題。

(例その1) (例その2) (例その3)

本作の場合は「ケモミミが出ていない時の方が獣人種(ステラ)として安定した状態」であるので、光が真に充足した/成長した状態になると狼耳尻尾はほとんど出なくなる、という設定になっています。

作者コメントによると、本作における獣耳は「愛情の欠落」の象徴ということらしい。
欠落しているがゆえに余分なものが体から生えてくる、というのは面白い考え方だなあと思います。

 ※ ※ ※

光は下のコマのように人間形態の時は人間の耳が普通に見えているのですが、狼耳が生えてくると人間の耳が見えなくなる、という点が徹底されています(ほかの獣人種もそうです)。
設定的には四つ耳でもOKそうなのに、それを避けているところは、かるき春氏のケモミミに対するこだわりなんでしょうね~
photo_1198



























『みみつきのクロ』2巻P108(かるき春/集英社)



萌え ブログランキングへ

モフモフもいいけど牙も良いよね。『このはな綺譚』7巻

神様や死者が訪れる不思議な温泉宿『此花亭』。
そこで働く狐っ娘の仲居たちの日々を描く、モフモフ成分120%の狐耳百合漫画『このはな綺譚』の単行本7巻目が6月23日より発売中です!
7巻の収録は全6編+α。
「言霊」の話から始まり、全体として「口に出して人に想い伝える」ことの是非が中心に描かれている巻です。

大昔の悪口陰口が封印された壺を開封してしまって、此花亭が百鬼夜行状態になる『此花百鬼夜行』。

前の話の続きで、成仏しそこなった「陰口の権化」が呪い人形・お菊と交流する『言霊』。

仲居ではなく巫女の道へと進んだ、蓮の妹・モモの伝説のエピソードを語る『新米巫女の思い出<1>』『<2>』。

ひさびさの温泉回! 雪の日の露天風呂の実態を描く『雪見風呂』。

そして、新人時代の桐のエピソード――実は仲居になることにあまり気乗りしていなかった――が語られる『此花亭慕情―其の参―』の全6編です。

※ ※ ※

今回気になった描写。

此花亭の仲居は可愛い女の子ばかりだけど、やっぱり狐なんだなあと感じさせるのが、狐耳尻尾以上に強調して描かれる「牙」

photo_1196



























『このはな綺譚』7巻P136(天乃咲哉/幻冬舎)


上のコマは新人時代の桐が泣いているシーンですが、ここでもかなり牙が目立っています。
八重歯というレベルじゃなくて、下顎側の犬歯もかなり大きく鋭いのですよね。

表現技法として、男女問わず「野性味が増すように見せるとセクシー」という考え方がありますが、狐っ娘の牙は上品そうな娘に野性味を付加して魅力を増す要素になっています。

そういえば、この巻くらいから一部の牙の描き方が『ゆるキャン△』の犬山さん的な描き方(唇部分と歯が一体化している)になっているのですが、そもそもこの表現って誰が最初に始めたんですかね~? 凄く気になる、、、

ウマ耳アニメの感想『ウマ娘 プリティーダービー』第13話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『ウマ娘 プリティーダービー』EXTRA R 響け、ファンファーレ!



ついに最終話!

前回の感想でも書いたけど、競馬に詳しくないのでこのウインタードリームトロフィーの出走馬の凄さを実感できないところが本当に悔やまれます。
コーエーの『信長の野望』や『三国志』で名将だけ集めた仮想国プレイするのと似たような感じなんだろう、というイメージはつくのですが・・・。

感動の結末!でキマった感じだったのに、最後に流れる歌が『うまぴょい伝説』だったことに笑ってしまいました。
ウマ娘というコンテンツに初めて接したころ(2016年ごろ)の印象はこの歌だったので、妙に懐かしい気持ちに。あらためて聞くと、この作品の賑やかなフィナーレに相応しい歌ですね。

ウマ娘、最初に知ったころはもう少し萌え萌え~ゆるゆる~なコンテンツになるのかと思っていたので、こんなにちゃんとスポ根モノな作品になるとは意外でした。
今後のゲーム等の展開も楽しみです。

※ ※ ※

過去に私が書いた「全くの競馬初心者がウマ娘の印象から推察した、この競走馬はこういう感じ!」の答え合わせをしてみました。
アニメを見ているだけで本物の競走馬について知ることができた、という点で、やっぱり擬人化モノとして質の高い作品だったのだなあと感じます。

●スペシャルウィーク
・北海道生まれ。⇒ 〇 北海道の日高大洋牧場
・お母さんは自分が生まれたときに死んでる。 ⇒ 〇
・普段は元気だけど、実はかなり神経質で緊張しやすい。⇒ ? 人懐っこかったらしい
・中盤から追い上げるタイプ。 ⇒ 〇 差し戦法
・たくさん食べる。⇒ ?
・かわいい。 ⇒ ◎ 馬はみんなかわいい

●サイレンススズカ
・大人しい美少女。⇒ 〇 子供の頃は大人しい
・意外とトレーナーの言う事は聞かない。自分の走りたいように走る。⇒ 〇 旋回癖のエピソードなど
・最初から最後まで全速力。⇒ 〇 大逃げ
・かわいい。 ⇒ ◎

●ハルウララ
・ちっこい。⇒ 〇
・人懐っこい。⇒ ? 臆病という評価が多い感じ。
・すばしっこそうに見えるけどあんまり速くない。⇒ 〇
・スタミナもあまり無さそう。⇒ 〇
・それでも走るのは好きそう。⇒ 〇 レースでは一生懸命走っていたらしい。
・かわいい。 ⇒ ◎

●オグリキャップ
・たくさん食べる。⇒ 〇
・かわいい。 ⇒ ◎

●クイーンベレー ⇒ 架空馬? 
・いろいろとでかい。
・気性が荒い。
・中盤から仕掛けてくる。
・ぶつかってくる。
・かわいい。

●セイウンスカイ
・普段はのんびりした雰囲気。・実は負けず嫌い。
 ⇒ 〇 後から才能を見いだされたというエピソードを反映している?
・薄緑っぽい。⇒ △ 白っぽい感じ
・逃げる走り方も、中盤から追い上げる走り方もできる。
 ⇒ 〇 スペシャルウィーク対戦時の流れは史実通りなんですね。
・皐月賞で一着。⇒ 〇
・かわいい。 ⇒ ◎

●トウカイテイオー
・他のウマよりちょっと小さい ⇒ 〇 平均よりやや小柄
・歌ったり踊ったり軽快なタイプ。⇒ 柔軟性や「テイオーステップ」の表現。
・歌ってる時の尻尾の動きがかわいい。⇒ ◎かわいい。
・ボクっ娘だから何か男の要素がある? ⇒ ?「貴公子」などの要素が入ってボクっ娘に?
・かわいい。 ⇒ ◎

●タイキシャトル
・エルコンドルパサーと同じくインチキ外国人っぽい口調なので、外国生まれ?
 ⇒ 〇 アメリカ生まれ
・微妙に太い。⇒ 〇 G1勝利の頃は平均より太め。
・ポジティブで人懐っこい。⇒ ?
・スペシャルウィークより年上?⇒ 〇  1歳年上
・短距離が凄く速い。⇒ 〇
・G1レースで二連勝。⇒ 〇
・かわいい。 ⇒ ◎

●メジロマックイーン
・お嬢様っぽい。⇒ 〇 メジロ87年組。子供の頃は病弱。
・耳の先っぽだけ黒い。⇒ △ 先っぽよりも耳の内側が黒い?
・トウカイテイオーとはライバル?⇒ 〇 1992年天皇賞(春)で「世紀の対決」
・ゴールドシップと何か因縁がある?
 ⇒ 〇 リアル馬は祖父と孫の血縁関係、、、そうだったのかー
・チームに所属していないのは、何か元ネタがあるのかな。⇒ ?
・かわいい。 ⇒ ◎

●グラスワンダー
・まじめで丁寧で落ち着いた印象。⇒ 〇 非常に大人しいという評価。
・髪の毛からすると栗色っぽい。⇒ 〇 栗毛
・一度故障したことがあるけれど、ちゃんと復帰した。
 ⇒ 〇骨折の後、グランプリ三連覇。
・毎日王冠というレースで負けた?⇒ 〇 一度目は負けて、二度目で辛勝。
・スペシャルウィークと同じく、中盤から追い上げるタイプ。⇒ 〇 差し戦法
・かわいい。 ⇒ ◎



萌え ブログランキングへ

斗争!粉砕!ケルケル社長!『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』4巻

謎の犬耳社長に誘われて黒魔法会社に就職した新人魔法使いの青年。
3K業界会社の超ホワイトな会社環境に満足する一方で、他の業界のブラックな一面を垣間見ることにもなりますが・・・!

魔法世界の理想的サラリーマン生活ノベル『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』の4巻目が6月22日より発売中です!

7種に色分けされた魔法属性があり、属性ごとに社会の需要が異なる世界。

平和なこの世界では日常生活や医療の役に立つ白魔法のような属性が若い魔法使いに人気であり、日常では役に立たない攻撃メインの赤魔法や、術者自身にも有害な黒魔法は不人気属性なのでした。

そんな中、魔法学校卒の青年フランツは3Kな黒魔法業界の「ネクログランド黒魔法社」に就職し、他の魔法企業が手を出さないタイプの仕事をこなしてメキメキと頭角を現していきます。

前回はアンデッド不法就労工場や赤魔法ギャング団といった社会悪との対決に奔走していたフランツですが、今回はバイトを渡り歩いている学生時代の同期の相談にのったり、年末にだけ活動する呪い師「悪徳抜き」と出会ったり、自分とは違った働き方をしている人々との交流を持つことになります。

※ ※ ※

7話+おまけSS1話構成。

今回も社会風刺的な内容が多め。4巻は非営利観光団体(こちらの世界でいうNPO法人)の怪しい業務に突っ込んで行ったり、外部労働組合のストライキに参加してみたりと、会社員とは異なる立場の人々の問題を描いている傾向があります。

魔法の世界も世知辛い!というか、ポール・アンダースンのファンタジーSF『大魔王作戦』みたいな感じで、魔法の世界をネタにして現代社会を風刺するという雰囲気がだいぶ色濃くなってきました。近年のラノベではなかなか見ないタイプの作品では?
大魔王作戦 (1983年) (ハヤカワ文庫―SF)
ポール・アンダースン
早川書房
1983-01


真面目な問題提起もありますが、可愛い先輩・上司に囲まれてドキドキ温泉旅行!みたいな、癒し系お仕事ファンタジーの一面もちゃんとありますのでご心配なく!

 ※ ※ ※

本作のケモミミ代表・・・今回のケルケル社長はなぜか労働争議に自分も混じって参加していて、「粉砕!団結!」みたいなハチマキ付きの兜をかぶったイラストも出てきます。
(ヘルメットじゃなく兜なのが、一応ファンタジー、、、)


共産趣味的な猫耳娘は宇河先生が『猫瞽女-ネコゴゼ-』でいっぱい描いておられましたが、共産趣味的・犬耳娘は本作が初めてかも。

 ※ ※ ※

ケルケル社長のラブリーなお姿は小説と同時発売のコミカライズ版でも見られますので、ファンの人は要チェックですね!



萌え ブログランキングへ

犬っ娘&クラスメート&幼馴染ラブコメ、ついに完結!『今日のケルベロス』11・12巻

「冥府のケルベロス」だという三位一体の犬っ娘たちと、感情の欠けている男子高校生・御門千明。

「一つの体に三人の心」だったケルベロスたちが三人に分裂してから月日が経ち、ケルベロスたちは三者三様に千明への好意を示し始めます。
ケルベロスたちに負けじと、クラスメートの陽(ひなた)や幼馴染のミニィも千明に積極的なアプローチを開始して、にぎやかになってきた矢先、これまでにない不穏な事態が進行していたのでした・・・!

ドタバタ犬っ娘&クラスメート&幼馴染ラブコメもついに完結!
『今日のケルベロス』単行本11巻と完結巻12巻が6月22日より同時発売中です!
表紙カバー下で愚痴られていますが、最終的に猫又のハコは表紙に出ることができませんでした。
玉藻は出ることができたのにね・・・。
ちなみに11・12巻の玉藻は陽よりも、“チャラッキー”こと春臣と良い感じのコンビになっています。


※ ※ ※

ミニィの使い魔、という形で登場した、ケルベロスたちと同じ冥界の番犬「オルトロス」。
これまで無害なように見えていた彼——人格が二つあるので正確には「彼ら」——は、実は千明に対して卑劣な陰謀を企てていたのでした。

その陰謀がついに正体をあらわし、囚われの身となる千明。
千明を救うため、ケルベロス三人娘&陽&ミニィの恋人候補たち、威虎&春臣の友人ペアが全力でそれに立ち向かいます!

 ※ ※ ※

11巻はラストバトル、12巻はみんなの恋の結末といった内容です。
少年漫画らしく大勢の女の子に好意をもたれていた千明ですが、最終的にはきちんと一人に決めるところは流石。
ざっくり結論を出すのでなく、女の子たち全員に最後まで丁寧に向き合っていくお話になっています。

特に本作はケルベロスたちが「三位一体」なので、三人のケルベロスと同時に付き合うケルベロスハーレム(?)みたいな展開になってもよさそうだったのですが、安易にそうしなかったのはケルベロス一人一人に作者の強い思い入れがあるからなんでしょうね。

 ※ ※ ※

暴走して、ヘッドフォンに犬耳的なものが生えてくるクロ。
シロガネとロゼには犬耳的なものがあるのにクロだけ無かったのは、こういう伏線になっていたんですね。
photo_1195



















『今日のケルベロス』11巻P110(桜井亜都/スクウェアエニックス)


クロの犬耳の描写にはもう一つ注目の展開があるのですが、それはぜひ最終巻12巻を読んでみてください!



萌え ブログランキングへ
記事検索
最新コメント