ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

2018年04月

タヌキもイヌ科だから犬っぽい。『もふもふの神様さがし』2巻

郊外の書店にあらわれた変な子供は、なんと化け狸&化け狐!?

ひょんなことから化け狸&化け狐の子供の世話をすることになった、二人の若者の姿を描く『もふもふの神様さがし』。
単行本2巻目が3月10日より発売中です!

東京郊外の書店で働くちさとと、ちさとの学生時代の後輩・トモ。
二人はひょんなことから、住処を失ったやんちゃな化け狸・茶子助と、やたら偉そうな化け狐・銀ノ真を引き取って世話をすることになりました。

壊れてしまった山の祠を修理すれば、神様が戻ってきて茶子助と銀ノ真も元通りの生活に戻れるようなのですが、祠を修理するには単純見積もりで300万円ものお金が必要とのこと。
流行らない書店の店員でしかないちさとには、なかなか簡単に出せる金額ではありません。

そんな折、茶子助が仲良くなった女の子・ゆうちゃんの父親が大工であることが分かり、祠の修理に協力してもらえないか相談する過程で、一波乱が起きてしまいますが・・・!

※ ※ ※

獣耳作品ですが、2巻はほぼ獣化した茶子助と銀ノ真の登場シーンが多く、ケモノ作品としての要素も結構強めです。
獣耳としてもケモノとしても見ることのできるキャラクターの描き方は、『いぬミケ』の時からのたまき氏の作風ですね。タイトル通り、もふもふ感たっぷりの作品です。

いぬミケ (ふゅーじょんぷろだくと)
たまき
ふゅーじょんぷろだくと
2018-01-19


※ ※ ※

近年、狸耳キャラクターがだいぶ増えてきましたが、そのスタンダードとなる描き方はまだまだ模索されている感じがします。
少し気になった所が「狸っ子には牙(八重歯)を描くべきかどうか」。
本作では茶子助にしっかりと牙が描かれます。
photo_1168
















『もふもふの神様さがし』2巻P70(たまき/角川書店)


近年の狸耳作品の代表作『うどんの国の金色毛鞠』でも、狸っ子ポコは牙が目立って描かれていました。

逆の例。
わりと知名度の高い狸耳キャラクターである『けものフレンズ』のタヌキは、牙が描かれません。

東方projectのマミゾウも(二次創作含めて)あまり牙が描かれないキャラクターだったりします。

『けものフレンズ』のタヌキはおそらく、一見似たような姿で性格が真逆であるアライグマ(牙が描かれる)との対比で牙が描かれていないのだと思われ、狸っ子を他の獣耳キャラクターと区別する上で、牙をわざと描かないようにする一派があるようです。

最近、兎耳キャラクターは前歯が目立つような描き方で他の獣耳と区別されることが多くなっているので(代表例がキリングバイツの稲葉初)、今後、狸耳キャラクターにおいて「牙有り/無し」のどちらがスタンダードになっていくのか要注目ですね。
キリングバイツ(4) (ヒーローズコミックス)
村田 真哉
小学館クリエイティブ
2015-09-05


本作『もふもふの神様さがし』では茶子助が犬のように匂いをたどったり、かなり犬っぽい仕草を見せるので、牙が描かれるのはイヌ科としての要素を強めに盛り込んだ上での描き方なのかもしれません。



萌え ブログランキングへ

ふくねこが見えるひとびとの物語。『ふくねこ』3巻

福猫町に引っ越してきた女子中学生・海子(あこ)のもとに、どう見ても女の子にしか見えない不思議な猫「フク」がやってきます。

フクは長い間、海子に亡くなった曾祖母の面影を重ねていたようなのですが、前巻でようやく、海子を“海子”という一人の人間として見てくれるようになりました。

そして、どうやら福猫町には海子以外にも、フクのような「ふくねこ」を見ることができる人間がいるようなのですが・・・・。

ほっこりする不思議な猫耳漫画『ふくねこ』の3巻目が3月12日より発売中です!

3巻は海子が引っ越してくるよりも前から「ふくねこ憑き」だった、海子の叔父・菜ノ花一郎(28歳)と、海子の弟・陽太のエピソードが中心です。

なぜ陽太には最初からフクが「ふくねこ」として見えたのか?
そして、どんな猫よりも長い間生きているフクは何者なのか?という点が少しずつ明かされていきます。

化け猫&猫神漫画として見ても独特の設定が多く、ほんわかしているのにいろんな場面で少し「寂しさ」が漂っている雰囲気は、本作ならではのモノですね。

※ ※ ※

今回注目したコマ。
陽太の「ふくねこ」になるイチヒメ。猫形態の時のハチワレ模様が、人型時の片目が隠れる髪型に対応しています。
photo_1167

















『ふくねこ』3巻P130(松沢まり/双葉社)


動物の猫から人型へのメタモルフォーゼ要素のある作品では、猫の時の姿が猫耳&尻尾の色・形、服装に反映されることが多いですが、猫形態の時の毛皮の模様が髪型になるパターンは初めて見ました。

ありそうで無かったという点で、まさに“コロンブスの卵”的発想といえます。
(※『けものフレンズ』の鳥系フレンズにおける、リアル動物のクチバシと頭のフォルムがそのまま髪型になっているパターンが数少ない類似例かも)

これはかなり応用範囲の広そうな表現ですので、ケモミミ描きの人は要注目です。



萌え ブログランキングへ

お供の二人が目立ってる漫画版です!『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』

サンリオ発の本気のマルチメディア・ケモミミコンテンツ『SHOW BY ROCK!!』より。
極東の国からやってきた和風ガールズバンド「徒然なる操り霧幻庵」を主役にした雅で可憐なコミック『徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』が3月27日より発売中です!

極東の国から音楽修行にやってきた、お堅い武家娘のギター&ボーカル「阿」と、いろんなことに興味津々のベース担当の「吽」。

そして、二人が“お師匠”と仰ぐ謎の女性ドラマー「ダル太夫」。

MID CITYに極東サウンドを広めるという使命を抱いて来訪した三人ですが、スマホの使い方が分からずに右往左往したり、流行のラブソングを作るために恋愛ゲームに興じたり、演奏中に破壊してしまったスタジオの修理費を稼ぐためにメイド喫茶で働いたり・・・と、なかなか音楽活動に専念することができません。

そのうえ肝心のライブでも、手練れのダル太夫が目立ちすぎて阿と吽は完全に陰に隠れてしまっている状況。
ダル太夫は阿と吽の二人も客を魅了できるようにと、様々に指導するのですが、はたして・・・?

 ※ ※ ※

物語的には阿と吽がメインの作品ですね。
ダル太夫はツッコミ役・・・というより、阿のイジリ役としての本性を全開にしている感じです。
生真面目な武人すぎて、一周回ってかなり可愛い感じになっている阿が特に魅力的。

これまでSHOW BY ROCK!!公式コミック&ノベルはプラズマジカ、クリティクリスタ、シンガンクリムゾンズ、そしてつい少し前に完結したBUD VIRGIN LOGIC(アイレーンちゃん様)の、4つのバンドの話が出ていましたが、それらとはまた一味違った雰囲気を楽しめる一冊です。





 ※ ※ ※

阿はシバイヌ族なのでいろんな場面でよく尻尾を振っていますが、ネズミ族の吽も尻尾を振っている場面があります。
#5にて、吽のコーラスが噛み噛みであることを指摘されたシーン。吽が尻尾を振っています。
photo_1166









『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』P75(黒渕かしこ/サンリオ/一迅社)


猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いですが、このシーンの吽も同じく「不機嫌」を表現する形で尻尾を振っています。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3

これは本物のネズミの動作を漫画化しているのではなくて、人間がイライラして指で机をたたいたり、貧乏ゆすりしたりするような動きを、「尻尾を振る」という形で表現しているんでしょうね。


ついに狼たちの反乱が始まる!『薔薇監獄の獣たち』4巻

海と薔薇に彩られた楽園、欧州の小国・ルベリア。
しかしその実態は、異形の獣人たちを強制労働させ、搾取することで成り立っている、地獄のような場所なのでした。

狼少年に噛まれて獣人になってしまった元・日本人の月城ニナは、ルベリア生まれの獣人たちを結集して支配者層への反抗を図りますが、人間側についた獣人たちの組織「生徒会」が彼女の前に立ち塞がります!

果たしてニナたちの反乱は成功するのか?
『薔薇監獄(アビゲイル)の獣たち』の完結編4巻が4月16日より発売中です!

海上の小島に作られた監獄学園アビゲイル。
「学園」と称されてはいるものの、その実態は狼の耳と尻尾を持った少年少女たち・・・「狼族(ルーガ)」をルベリア国民の忠実な奴隷になるように矯正する施設です。

狼族の美少年・ロイに噛まれてしまったことで半ルーガになり、アビゲイルに収監された月城ニナは、持ち前の正義感の強さで人間の「教官」たちに反発し、荒んでしまっている狼族たちを激励し続けてきました。

しかし、その活動が学園の秩序を乱すものとして、狼族と教官との間を連絡する「生徒会」に目をつけられてしまいます。

ニナが生徒会に拉致されたことをきっかけに、ニナに賛同する狼族たちによる本格的な反抗が始まりますが・・・!

※ ※ ※

終盤、反乱が始まってからの疾走感が良いです!
ニナを中心として、狼の群れが駆けている感じが出ています。
この終盤の場面は最初から構想されていたのかな?

ニナはとても正義感の強い子だけど、それゆえに他人に理解され難く一匹狼になってしまう。
性格的に孤高の狼だった彼女が、狼族たちと出会ったことで仲間(群れ)で力を合わせるという本物の狼としての戦い方を身につける。

一般的な物語に出てくる狼のイメージ(ニナの振る舞い)と、本物の狼の力(ロイやダリオたちのHOMEの力)の両方が、最終話で発揮される流れは凄くきれいにまとまっていると感じました。

※ ※ ※

狼耳作品として目新しい表現の多かった本作ですが、あらためて見直してみたらもう一つ発見が。
本作の狼族たち、いわゆる「体育座り」をした時に尻尾が前側にくるんですよね。
photo_1165


















『薔薇監獄の獣たち』4巻P54(蒼木スピカ/秋田書店)


上のシーンではニナの尻尾がそうなってますが、ほかにも過去回想シーン(『18th Break』の冒頭)のロイも尻尾が前側にきていました。

犬科動物の尻尾の動きは、横に振ったりする以外にも「両脚の間に巻き込む」がありますが、尻尾を前側に持ってくる動きは獣耳作品ではあまり描かれないのですよね。単純に、人型になって直立歩行すると尻尾が後側にいっちゃうので、工夫しないと描けないからだと思いますが。

本作の場合はスカートの裾から尻尾がでているので、尻尾を前側にする姿勢をある程度不自然なく描けています。
(あと尻尾が前側にくることで、キックしたり空手したり激しく立ち回るニナの「鉄壁尻尾ガード」になっている点も重要)



萌え ブログランキングへ

ウマ耳アニメの感想『ウマ娘 プリティーダービー』第3話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『ウマ娘 プリティーダービー』
 第3R「初めての大一番」

ウマ娘っていう物凄いイロモノなキャラクターを使っているのに、ストーリーは王道のスポ根モノだから、なんか独特の雰囲気があるよね。

とにかく疾走感がとても気持ちのいいアニメです。
本物の競争馬と比べるとウマ娘は小さいので迫力に欠けてしまいそうなのですが、決して迫力が損なわれていない(あんなに大きなモノが物凄い速度で動いてる!感がある)ところがなかなか凄い。

走る時の効果音も一役買っているところがあると思うのですが、やっぱり尻尾の効果が大きいと思うんですよ!
後ろに大きくたなびく尻尾が、疾走感を付加するとともに、ウマ娘の大きさを実際よりも大きく見せることに成功しています。
このあたりは、本当にアニメとして動いてるからこそ感じられる効果ですね。

※ ※ ※

ああ、それにしても、競馬の知識が無いせいで作品に含まれている様々なネタを評価できず、このアニメの愉しみを半分くらい取り逃している感じがします。
ちょっとずつでも元ネタを勉強していかないと・・・。

とりあえず今回も「全くの競馬を知らない人間がウマ娘の印象から推察した、この競走馬はこういう感じ!」というのを列記してみますので、詳しい方は答え合わせをしてみてください。

●セイウンスカイ
・普段はのんびりした雰囲気。
・実は負けず嫌い。
・薄緑っぽい。
・逃げる走り方も、中盤から追い上げる走り方もできる。
・皐月賞で一着。
・かわいい。

●トウカイテイオー
・他のウマよりちょっと小さい
・歌ったり踊ったり軽快なタイプ。
・歌ってる時の尻尾の動きがかわいい。
・ボクっ娘だから何か男の要素がある?
・かわいい。




萌え ブログランキングへ
記事検索
最新コメント
RSS