ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2018年04月

ふくねこが見えるひとびとの物語。『ふくねこ』3巻

福猫町に引っ越してきた女子中学生・海子(あこ)のもとに、どう見ても女の子にしか見えない不思議な猫「フク」がやってきます。

フクは長い間、海子に亡くなった曾祖母の面影を重ねていたようなのですが、前巻でようやく、海子を“海子”という一人の人間として見てくれるようになりました。

そして、どうやら福猫町には海子以外にも、フクのような「ふくねこ」を見ることができる人間がいるようなのですが・・・・。

ほっこりする不思議な猫耳漫画『ふくねこ』の3巻目が3月12日より発売中です!

3巻は海子が引っ越してくるよりも前から「ふくねこ憑き」だった、海子の叔父・菜ノ花一郎(28歳)と、海子の弟・陽太のエピソードが中心です。

なぜ陽太には最初からフクが「ふくねこ」として見えたのか?
そして、どんな猫よりも長い間生きているフクは何者なのか?という点が少しずつ明かされていきます。

化け猫&猫神漫画として見ても独特の設定が多く、ほんわかしているのにいろんな場面で少し「寂しさ」が漂っている雰囲気は、本作ならではのモノですね。

※ ※ ※

今回注目したコマ。
陽太の「ふくねこ」になるイチヒメ。猫形態の時のハチワレ模様が、人型時の片目が隠れる髪型に対応しています。
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『ふくねこ』3巻P130(松沢まり/双葉社)


動物の猫から人型へのメタモルフォーゼ要素のある作品では、猫の時の姿が猫耳&尻尾の色・形、服装に反映されることが多いですが、猫形態の時の毛皮の模様が髪型になるパターンは初めて見ました。

ありそうで無かったという点で、まさに“コロンブスの卵”的発想といえます。
(※『けものフレンズ』の鳥系フレンズにおける、リアル動物のクチバシと頭のフォルムがそのまま髪型になっているパターンが数少ない類似例かも)

これはかなり応用範囲の広そうな表現ですので、ケモミミ描きの人は要注目です。



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お供の二人が目立ってる漫画版です!『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』

サンリオ発の本気のマルチメディア・ケモミミコンテンツ『SHOW BY ROCK!!』より。
極東の国からやってきた和風ガールズバンド「徒然なる操り霧幻庵」を主役にした雅で可憐なコミック『徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』が3月27日より発売中です!

極東の国から音楽修行にやってきた、お堅い武家娘のギター&ボーカル「阿」と、いろんなことに興味津々のベース担当の「吽」。

そして、二人が“お師匠”と仰ぐ謎の女性ドラマー「ダル太夫」。

MID CITYに極東サウンドを広めるという使命を抱いて来訪した三人ですが、スマホの使い方が分からずに右往左往したり、流行のラブソングを作るために恋愛ゲームに興じたり、演奏中に破壊してしまったスタジオの修理費を稼ぐためにメイド喫茶で働いたり・・・と、なかなか音楽活動に専念することができません。

そのうえ肝心のライブでも、手練れのダル太夫が目立ちすぎて阿と吽は完全に陰に隠れてしまっている状況。
ダル太夫は阿と吽の二人も客を魅了できるようにと、様々に指導するのですが、はたして・・・?

 ※ ※ ※

物語的には阿と吽がメインの作品ですね。
ダル太夫はツッコミ役・・・というより、阿のイジリ役としての本性を全開にしている感じです。
生真面目な武人すぎて、一周回ってかなり可愛い感じになっている阿が特に魅力的。

これまでSHOW BY ROCK!!公式コミック&ノベルはプラズマジカ、クリティクリスタ、シンガンクリムゾンズ、そしてつい少し前に完結したBUD VIRGIN LOGIC(アイレーンちゃん様)の、4つのバンドの話が出ていましたが、それらとはまた一味違った雰囲気を楽しめる一冊です。





 ※ ※ ※

阿はシバイヌ族なのでいろんな場面でよく尻尾を振っていますが、ネズミ族の吽も尻尾を振っている場面があります。
#5にて、吽のコーラスが噛み噛みであることを指摘されたシーン。吽が尻尾を振っています。
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『SHOW BY ROCK!! 徒然なる操り霧幻庵~つれづれ漫遊記~』P75(黒渕かしこ/サンリオ/一迅社)


猫耳キャラの尻尾振りは「不機嫌」の表現として使われることが多いですが、このシーンの吽も同じく「不機嫌」を表現する形で尻尾を振っています。
(猫耳漫画の尻尾振り表現の例 その1 その2 その3

これは本物のネズミの動作を漫画化しているのではなくて、人間がイライラして指で机をたたいたり、貧乏ゆすりしたりするような動きを、「尻尾を振る」という形で表現しているんでしょうね。


ついに狼たちの反乱が始まる!『薔薇監獄の獣たち』4巻

海と薔薇に彩られた楽園、欧州の小国・ルベリア。
しかしその実態は、異形の獣人たちを強制労働させ、搾取することで成り立っている、地獄のような場所なのでした。

狼少年に噛まれて獣人になってしまった元・日本人の月城ニナは、ルベリア生まれの獣人たちを結集して支配者層への反抗を図りますが、人間側についた獣人たちの組織「生徒会」が彼女の前に立ち塞がります!

果たしてニナたちの反乱は成功するのか?
『薔薇監獄(アビゲイル)の獣たち』の完結編4巻が4月16日より発売中です!

海上の小島に作られた監獄学園アビゲイル。
「学園」と称されてはいるものの、その実態は狼の耳と尻尾を持った少年少女たち・・・「狼族(ルーガ)」をルベリア国民の忠実な奴隷になるように矯正する施設です。

狼族の美少年・ロイに噛まれてしまったことで半ルーガになり、アビゲイルに収監された月城ニナは、持ち前の正義感の強さで人間の「教官」たちに反発し、荒んでしまっている狼族たちを激励し続けてきました。

しかし、その活動が学園の秩序を乱すものとして、狼族と教官との間を連絡する「生徒会」に目をつけられてしまいます。

ニナが生徒会に拉致されたことをきっかけに、ニナに賛同する狼族たちによる本格的な反抗が始まりますが・・・!

※ ※ ※

終盤、反乱が始まってからの疾走感が良いです!
ニナを中心として、狼の群れが駆けている感じが出ています。
この終盤の場面は最初から構想されていたのかな?

ニナはとても正義感の強い子だけど、それゆえに他人に理解され難く一匹狼になってしまう。
性格的に孤高の狼だった彼女が、狼族たちと出会ったことで仲間(群れ)で力を合わせるという本物の狼としての戦い方を身につける。

一般的な物語に出てくる狼のイメージ(ニナの振る舞い)と、本物の狼の力(ロイやダリオたちのHOMEの力)の両方が、最終話で発揮される流れは凄くきれいにまとまっていると感じました。

※ ※ ※

狼耳作品として目新しい表現の多かった本作ですが、あらためて見直してみたらもう一つ発見が。
本作の狼族たち、いわゆる「体育座り」をした時に尻尾が前側にくるんですよね。
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『薔薇監獄の獣たち』4巻P54(蒼木スピカ/秋田書店)


上のシーンではニナの尻尾がそうなってますが、ほかにも過去回想シーン(『18th Break』の冒頭)のロイも尻尾が前側にきていました。

犬科動物の尻尾の動きは、横に振ったりする以外にも「両脚の間に巻き込む」がありますが、尻尾を前側に持ってくる動きは獣耳作品ではあまり描かれないのですよね。単純に、人型になって直立歩行すると尻尾が後側にいっちゃうので、工夫しないと描けないからだと思いますが。

本作の場合はスカートの裾から尻尾がでているので、尻尾を前側にする姿勢をある程度不自然なく描けています。
(あと尻尾が前側にくることで、キックしたり空手したり激しく立ち回るニナの「鉄壁尻尾ガード」になっている点も重要)



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ウマ耳アニメの感想『ウマ娘 プリティーダービー』第3話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『ウマ娘 プリティーダービー』
 第3R「初めての大一番」

ウマ娘っていう物凄いイロモノなキャラクターを使っているのに、ストーリーは王道のスポ根モノだから、なんか独特の雰囲気があるよね。

とにかく疾走感がとても気持ちのいいアニメです。
本物の競争馬と比べるとウマ娘は小さいので迫力に欠けてしまいそうなのですが、決して迫力が損なわれていない(あんなに大きなモノが物凄い速度で動いてる!感がある)ところがなかなか凄い。

走る時の効果音も一役買っているところがあると思うのですが、やっぱり尻尾の効果が大きいと思うんですよ!
後ろに大きくたなびく尻尾が、疾走感を付加するとともに、ウマ娘の大きさを実際よりも大きく見せることに成功しています。
このあたりは、本当にアニメとして動いてるからこそ感じられる効果ですね。

※ ※ ※

ああ、それにしても、競馬の知識が無いせいで作品に含まれている様々なネタを評価できず、このアニメの愉しみを半分くらい取り逃している感じがします。
ちょっとずつでも元ネタを勉強していかないと・・・。

とりあえず今回も「全くの競馬を知らない人間がウマ娘の印象から推察した、この競走馬はこういう感じ!」というのを列記してみますので、詳しい方は答え合わせをしてみてください。

●セイウンスカイ
・普段はのんびりした雰囲気。
・実は負けず嫌い。
・薄緑っぽい。
・逃げる走り方も、中盤から追い上げる走り方もできる。
・皐月賞で一着。
・かわいい。

●トウカイテイオー
・他のウマよりちょっと小さい
・歌ったり踊ったり軽快なタイプ。
・歌ってる時の尻尾の動きがかわいい。
・ボクっ娘だから何か男の要素がある?
・かわいい。




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猫耳化して最終章からコンティニュー!『この世界がゲームだと俺だけが知っている』9巻

バグだらけのヴァーチャルリアリティゲーム『New Communicate Online』、通称『猫耳猫』の世界に閉じ込められてしまった相良操麻(=ソーマ・サガラ)。


長い戦いを経てようやく元の世界へ帰るための道筋を見出したソーマですが、様々な事件の過程で、未実装のはずのイベント「邪神」の復活に関わるシークエンスが発動してしまいます!

邪神の力の前に次々と倒れる仲間たち。

ソーマは絶望的な状況からの起死回生を図るため、世界巻き戻しのバグを発動させます!


その結果、ソーマの頭に猫耳が生えてしまうのですが・・・!


既知の攻略知識が通用しない「未実装」領域での最後の冒険!

『この世界がゲームだと俺だけが知っている』、完結編9巻が4月5日より発売中です!


猫耳猫のサービス開始前の予告にだけ出ていて、実装はされなかった最終ボス「邪神」。

しかし、単なる“構想”であっても、この現実化した猫耳猫の世界では実在のものになるのです。


ゲームの猫耳猫のことなら何でも知っている廃プレイヤーのソーマでも、ゲームで実装されていなかった「邪神」のスペック・・・能力については推測するしかありません。


猫耳猫の世界にやってきた従妹の真希は、そもそもこの世界はゲームに似ているだけで「ゲーム」ではないのではないか、必ずしも「クリア」できるようには作られていないのではないか、と不安を口にします。


しかし、超絶バグゲーの猫耳猫を制覇してきたソーマは、この現実化した猫耳猫の世界も制覇できると信じて疑わないのでした・・・!


ラストバトルの行方やいかに!?


※ ※ ※


ゲームネタなろう系の先駆作品ともいえる本作も、ついにここで完結です。

ゲームの知識でゲーム世界で無双してきたけど、ゲームの枠を超える想定外の状況が発生するに至って主人公の真の力が試される、という王道中の王道を見事に描き切っています。


ゲームシステム的にほぼ無敵化されている存在をどうやって倒すか、という話は『さて、異世界を攻略しようか。』とも共通してますので、比較して読んでみると面白いかも。


さて、異世界(ゲームガルド)を攻略しようか。4 (MF文庫J)
おかざき登
KADOKAWA / メディアファクトリー
2014-11-24


ソーマらしく、微妙にズルい方法を駆使しまくるところは、さすが本作といったところ。

真希の不安告白やサザーンの過去、ラストバトルの最終局面といったシリアスシーンはしっかりシリアスに、それでいてギャグシーンはしっかり笑わせてくれるのが素晴らしいです。


※ ※ ※


この最終巻、主人公ソーマがずっと猫耳姿でラストバトるという点で、猫耳作品としてもかなり特異です。

ポーカーフェイスの猫耳娘ミツキ・ヒサメにいたっては、猫耳が生えたソーマに一目惚れしてしまう、という凄い状況になります。

「複数ヒロイン物だと、ケモミミヒロインは主人公と結ばれない」の法則を、最後の最後にかき乱してくる所は、なかなかやっぱり凄い作品だと思いますよ。

この世界がゲームだと俺だけが知っている 1
この世界がゲームだと俺だけが知っている 1


※ ※ ※


小ネタですが、幕間の質問掲示板ネタの中で、『天啓的異世界転生譚』の猫神様シロニャが書き込みしている所がにくい。


天啓的異世界転生譚1 (ファミ通文庫)
ウスバー
KADOKAWA / エンターブレイン
2015-03-01




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