ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2018年03月

ウサ耳を使って労働する兎型宇宙人(?)『ウサギ目社畜科』1巻

ブラック企業で働く真司郎の部屋に、ある日突然、月からやってきた兎耳娘型宇宙人(?)「ふわみ」。

「働かないと死んでしまう!」と訴えるワーカーホリックなふわみのために、真司郎は仕事を考えてやらなければならない=余計な仕事が増えてしまうことになりますが・・・。

超正統派猫漫画『ねこのこはな』
の藤宮カミヤ氏が送る、新感覚ブラックゆるふわ漫画『ウサギ目社畜科』の初単行本が3月19日より発売中!

真司郎はブラック企業に勤めて、完全にやさぐれてしまっているサラリーマン。

彼がいつものように真夜中の自室で持ち帰り仕事をしていると、突然、兎耳の生えたちんちくりんな女の子が窓を突き破って部屋に飛び込んできました!

兎耳の彼女の名は「ふわみ」。
月で餅を延々とつき続けるという過酷な労働をしてきた彼女は、リストラに遭って地球に飛ばされてきたのでした。

社畜として完全に洗脳されて「働かないと死んでしまう!」と訴える彼女のために、真司郎は仕方なく身の回りの世話をさせるのですが・・・それが真司郎に余計な仕事を増やす結果になるとは、その時は気づかなかったのでした・・・!

 ※ ※ ※

前作『ねこのこはな』と同じく、ちっちゃくて動物耳な女の子がヒロイン(?)の作品ですが、本作は『ねこのこはな』と比べるとそこはかとなくブラックな香りが漂っているのが大きな違いです。


アイロニカルとかナンセンスとかそういう直接的なブラックさではなく、ほのぼのしてるけど憂鬱という、独特の雰囲気が醸し出されています。

某ヴァーチャルな狐娘おじさんの名言「世知辛いのじゃ~」が、一番近い感覚かも。

 ※ ※ ※

本作に限らず、兎耳キャラはわりと社畜的(苦労人的)に描かれる傾向があります。
社畜っぽい兎耳キャラが多数登場するという点で、最も良く知られている作品は《東方project》でしょう。
本編ゲーム中に出てくる玉兎(月の兎)たちは社畜というより軍隊色が強いですが。

「集団行動するケモミミ」というのは犬耳と兎耳で特徴的に見られる要素です。
もともと群れなす動物である犬はともかく、兎がどうしてこうなっているのかは、よく分からないですね、、、
考察しがいのある要素かも。

 ※ ※ ※

ふわみはただの兎ではなく宇宙人(?)であるためか、兎耳を手のように使う場面がしばしば見られます。
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『ウサギ目社畜科』1巻P32(藤沢カミヤ/集英社)


ツボを押す以外にも、自分の背丈よりも高い位置にあるガステーブルのコックをひねったりと、かなり器用に動きます。

兎耳娘でこういう描写がされているキャラクターは初めて見たかも、、、

動物形態の兎で、耳を手のように使うキャラだったら、『ぶらっとバニー』の「バニー」という先例がいるのですけどね。




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乙女系不良(?)男子の付け耳はコスプレじゃない!『グレートヤンキーみちるくん』2巻

「不良の楽園」の異名をとる、荒れに荒れた私立京北高校。
そこに「服装の自由度が高いから」という理由で転校してきた、女子顔負けの可愛い系オシャレ少年・大河みちる!

みちるくんはオシャレのために制服を改造する、授業中にお誕生日パーティーをする等々、今までの京北高の不良の常識を覆す不良(?)っぷりと、父性愛を刺激する天使のような容姿で、次々と荒くれ者たちを篭絡していきます!

そして彼は京北高の枠を超え、八代市最強のヤンキーへの道をひた走りますが・・・!

乙女系不良(?)男子最強伝説『グレートヤンキーみちるくん』2巻(完結)が3月8日より発売中です!

全国で最も不良が多いといわれる場所・八代市。

その中でも超不良校である京北高校をほぼ手中に収めた乙女系男子・みちるくんは、友達の最強硬派男子「リューティ」こと安原隆太とともに、不良の「東京四天王」を巡る闘争に(全く意図せずに)巻き込まれることになります!

果たして、みちるくんの超絶カワイイオーラは東京四天王にも通用するのか!?
激闘(?)の完結編です!

※ ※ ※

カッコイイ不良漫画の文脈と、みちるくんの超絶容姿のアンバランスさで破滅的ギャグを展開してきた作品ですが、この巻で名残惜しくも完結です。

本作の良さはみちるくんを「男の娘」ではなく、徹底して「可愛い物好きオシャレ男子」として描いている点だと思います。
単なる女子の魅力ではなくて、何をしても微笑ましく感じられる子供というか、性別を超えた天使的な何か、という雰囲気がすごく出ている(みちるくんがラーメン食べるシーンとか特に!)。

このあたり、そもそも物凄い画力で描かないと説得力が出せない描写なので、本作はなかなか他では真似できないギャグ漫画だと思いますよ。

※ ※ ※

常に猫のような付け耳をつけているみちるくんですが、コレはあくまでオシャレ(彼のアイデンティティ)であって、コスプレとは別物なんですよね。

単なる猫耳コスプレと「付け耳キャラ」を分けるのは、どんな場面でも付け耳を外さないかどうか
付け耳キャラは付け耳がアイデンティティになっているので、外してしまう(無くしてしまう)とキャラが変わってしまう現象がしばしば見られます。(例:『デ・ジ・キャラットファンタジー』、『月詠』など)

月詠-MOON PHASE- Neko Mimi DVD-BOX
斎藤千和
flying DOG
2009-12-16


みちるくんの場合、第15話の歓迎会で白雪姫を演じる場面で付け耳を外しています。
(下のシーンでもフォルムは猫耳っぽいですが、別の角度から見ると明らかに普通のリボン)
photo_1149























『グレートヤンキーみちるくん』2巻P89(内々けやき/秋田書店)


あと、第18話のハロウィンで魔女の仮装をする場面でも付け耳を外していました。

つまり、付け耳をつけている方が「普段の姿」で、何かを演じる時(コスプレをする時)には付け耳を外す⇒付け耳はコスプレではないという図式がおおむね守られています。

意図的なのか自然とそうなったのかは分かりませんが、興味深い事例ですね。



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イタチ耳アニメの感想『キリングバイツ』第10話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『キリングバイツ』10th Bite 一緒に行こう

ちっちゃい瞳が可愛い!
後半パートがなんか普通の萌えケモミミアニメになっていた第10話です。
・・・大きい瞳も可愛いから『キリングバイツ』は基本萌えアニメなんですけどね!

過去回想シーン、原作だと祠堂はもうちょっとマッドサイエンティストっぽさがあるんですが、アニメは本当に動物に入れ込んでいるムツゴロウさん的研究者な雰囲気になっていて、瞳が祠堂に心酔する理由に共感しやすい内容になっていました。

ちっちゃい瞳に新しい服を着せようとするシーンはアニメだとだいぶ変更されてましたが、フリフリのワンピースはまだ許せるとしても、あのチャイナドレスは何なんだ、、、
どう考えてもよからぬ趣味で着せようとしているとしか思えない、、、

こういった描写も含めて、祠堂のマッドサイエンティストっぽさが減少している感じがあります(別の意味で狂ってる感はありますが、、、)。

 ※ ※ ※

陽湖お嬢様のキャラ崩壊シーンをちゃんと描いてくれたのは流石!
篠崎さんのカッコイイ場面もきちんと描いてくれて文句なしのアニメ第10話でした。

あと、アニメオリジナル展開の『オシエちゃん』がすごくいい!
第4話の野本の思考停止戦術もそうだったけど、アニメ版の「必殺技演出」はネタとして使うと面白いんですよね。
原作もそうだけど、この作品にかかるとあまり戦闘向きじゃなさそうな動物も強そうに思えてくるから凄い。解説の妙。

 ※ ※ ※




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プロレスするネコミミ(2018年事例)。『紅殻のパンドラ』12巻

今からそう遠くない未来。
サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、知能を持つアンドロイドといった夢の技術が実用化されつつある一方、自然災害・戦争・飢餓・貧困といったあらゆる災厄が人類文明を襲い、平和とは程遠い情勢にあります。

脳ミソ以外全部機械の天然娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、天才科学者に創られた無愛想なネコミミアンドロイド・クラリオン・・・そして、クラリオンの「妹」を自称するフォボスは、今日も「世界平和」を目指して人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を駆け巡ります!

物語はここで急転直下の展開に!
『紅殻のパンドラ』単行本12巻目が3月10日より発売中です!

今回から本格的にネネの生活に関わるようになったクラリオンの同型機「フォボス」。
元々AIが入っていない予備義体のはずなのになぜか人格が備わっていて、素性が良く分からない上に、ネネに対してやたらとガールズラブなアプローチをするため、クラリオンはフォボスを超警戒しています。

色々怪しい点はあるものの、フォボスは特に怪しい動きをすることなく、ネネのいつもの日常——オンライン授業や子供たちとのレトロゲーム対戦、アルバイトなどについてきます。

・・・そんな他愛もない日常の水面下で、セナンクル島警察のアルトマン警部は島の平和を脅かす敵対勢力との激闘を繰り広げることになりますが・・・!

※ ※ ※

本作の醍醐味である近未来のサイバーパンクな日常に、クラリオンにフォボスも加わった百合百合なシーンはいつも通りの素晴らしさなのですが、今回はちょっとびっくりするレベルのシリアスな展開があります。(あとがき漫画「バンドラジオ」でも触れられているくらい)

恒例の付録・士郎正宗先生の設定ノートも、今回かなりの分量で世界観の補強に力が入っています。
続きの話がものすごく気になる!12巻です。

※ ※ ※

今回、ネネとクラリオンはアルバイトに応募・・・したはずが、なぜかロボットバトル興行に参加することになります。

クラリオンも覆面ネコミミレスラー姿に。
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『紅殻のパンドラ』12巻P76(春夏秋冬鈴・六道神士・士郎正宗/角川書店)


以前に「プロレスするネコミミ」という記事で、1980年代はなぜかネコミミキャラがプロレスするシーンが見られたと書いたのですが、本作のクラリオンの例は30年以上の時を超えた久々の漫画ネコミミレスラーと言えそうです。

プロレスとネコミミの相性の良さは、名作プロレス漫画『タイガーマスク』がそもそも猫科動物の覆面だったり、「キャットファイト」というジャンルが存在する点にも由来しそうですね。




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獣耳ジャンル永遠の課題「人間になりたいケモミミキャラのジレンマ」をどうするか?!『きつねとパンケーキ』4巻

独身男性の元に突然やってくる、動物の耳と尻尾の生えた女の子——獣娘(けものこ)がいる世界。

狐の獣娘「紺乃(こんの)」と保護者の「和己」は本当の親子のように生活し、ともに成長してきました。
二人の関係はこのままずっと続くと思われましたが・・・紺乃が小学四年生になったある日、大きな転機が訪れるのでした・・・!

ほのぼの疑似父娘漫画『きつねとパンケーキ』、感動の完結編4巻が3月7日より発売中です!

「神かくし」の反対、「神拾い」によって、動物の耳と尻尾の付いた不思議な女の子・・・獣娘(けものこ)を拾うことがある世界。
30台前半のフリーデザイナー・和己は、狐の獣娘の紺乃、通称コンちゃんを拾って育てています。

元気いっぱいのコンちゃんも、とうとう小学4年生になりました。

少し前までとにかく手がかかる「子供」だったコンちゃん。
けれどもいつの間にか一人で何でもできるようになっていて、和己が思っていた以上に「お姉ちゃん」らしくなっていました。

コンちゃんの成長を頼もしく感じていた矢先、和己とコンちゃんはほぼ同時期に「獣娘が一人前になるとはどういうことなのか」の一端を知ることになります。

獣娘の真実を知った和己は、今後のコンちゃんとの生活に強い不安を覚えますが・・・!

※ ※ ※

本作、やっぱり獣娘が成長すると獣耳尻尾が無くなるという事で間違いないようです。
前の3巻の記事で予想していたとおり、本作はガッツリ「人間になりたいケモミミキャラのジレンマ」に直面しています。
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『きつねとパンケーキ』4巻P26(遠山えま/芳文社)


「人間になりたいケモミミキャラのジレンマ」とは、ケモミミキャラが「人間になる」ことが物語上の最終目標として設定されている場合、そのキャラが完全に人間の姿になってしまうと、物語的にはハッピーエンドでも、ケモミミな姿を好んでいた読者にとっては残念な状況になってしまう、という問題です。

(例その1)
 (例その2)

この問題、解消できずに終わってしまうことが多いのですが、本作は真正面からそのジレンマに取り組んで明確な解答を出してみせている稀有な作品です。
獣耳作品について何か論じたい人にとっては、必読の作品といえるかもしれません。

※ ※ ※

本作のもう一つの魅力は「成長していくケモミミ娘(きつね娘)」が見られること!
小学生低学年から中学生まで、いろんなコンちゃんが見られますが、いつの年代でも可愛いですね~

物語の中でどんどん成長していくケモミミ娘が出てくる漫画としては他に『らびっとアリス』があります。そういう要素が気になる方はこちらもおススメ。




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