ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2018年03月

型破りな狼王子と、ちっちゃな角姫の物語。『ガーデンスフィア』1巻

長年の仇敵同士だった獣人の国と角人の国。
平和の維持のために、それぞれの国の若い王子と王女が政略結婚させられることになりました。
しかし、王子・王女の二人とも、自分が国を背負っているんだという気負いが強すぎて、なかなかお互いの距離を詰めることができないのですが、、、

超甘酸っぱいラブストーリー『ガーデンスフィア』の初単行本が3月22日より発売中です!

少数精鋭の誇りある獣人戦士の国・カルナと、人口が多く全体で協調することで繁栄してきた角人の国・ホルン。

古来より様々な因縁によって争ってきた二国ですが、六年前、ようやく休戦協定が結ばれました。
しかし、近年はその協定を反故にしようとする動きもみられるため、あらためて協定の遵守を確立するべく、二国の王子王女との間で政略結婚が進められることになりました。

王族としては型破りなほど活動的だけど前向きで思いやりの深い獣人国のロウ王子(16歳)と、箱入り娘で経験は足りないけれど気品があって気の強い角人国のシュクル姫(10歳)。

初恋すらしたことの無い二人は、二国間の平和を保つため、いきなり夫婦としての生活を始めることになってしまうのですが・・・!

※ ※ ※

とにかく、王子と姫の二人が物凄くぎこちなく関係を作っていく様子に、ニヤニヤが止まらない作品です。
ロウ王子がかなり明るい性格(若干バカっぽい)であるため、二人の関係自体に政略結婚の悲壮感は見られないのですが、周囲の人間には元敵国人同士ということでかなり険悪な感情もみられ、二人の仲を周囲が引き裂いていくという『ロミオとジュリエット』的な物語になっていくのかなという予感がします。

1巻はまだまだ序章という感じですので、これからの展開に期待が高まりますね!

※ ※ ※

本作のキャラクターデザインで気になったのが、ロウ王子の服装。
下のコマのように全身像が出てくると目立つのですが、彼の服、尻尾で上着の裾がめくれる形になっているんですよね。
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『ガーデンスフィア』1巻P101(紺野賢護/スクウェア・エニックス)


獣耳尻尾の種族が大勢いる世界だと、ケモミミさんは尻尾穴的なものが付いた特製の服を着ていることが多いので、裾がめくれているのは珍しいなと思ったり。
読み進めていくと、この服装はもともと角人国のもののようで(獣人国の人々は東洋のキモノ的な民族衣装を着ている)、尻尾のあることは考慮されていないから、こうなってしまうようです。

ただ、比較してみると王子の従者キィスの服は尻尾が干渉しないようになっているので、王子の服は尻尾が干渉しない形に直していないだけ(直さなかった?)という推測ができます。

わりとビシッとしている服装の中で、尻尾のところだけ裾がめくれる形は、ロウ王子の型に囚われない性格をあらわしているようで、なかなか良いなあと思ったり。
尻尾があるからできるファッションですね。



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狐耳種族が戦争する相手は、当然・・・『放課後アサルト×ガールズ』5巻

狐型宇宙人(?)同士の戦争に巻き込まれてしまった福岡県立織峰高等学校の女子生徒たち。
現代戦の戦場を模したFPSゲームのような異世界で、謎のゾンビ兵士との戦闘を繰り広げながら、元の世界へ帰るための手段を探し続けます。

ようやく狐たちの軍の本隊との合流を果たし、元の世界に戻してもらえるかと思ったのですが・・・。
女子生徒たちのあずかり知らぬところで、不穏な思惑が動き出していたのでした!

銃と狐と魔法少女!に彩られた新感覚ミリタリー・SFファンタジー『放課後アサルト×ガールズ』の5巻目が3月9日より発売中です!

教室に突然現れた狐耳少女によって、地球の平行世界「中空地球」にクラス丸ごと転送させられた織峰高校の女子生徒たち。

そこはさらに別の平行世界である「第5太陽地球」の二大勢力「イズナ」と「フタナ」が争う戦場でした。

「イズナ」の士官(陸軍少尉)だという狐耳少女・諏訪原サキの指揮の下、女子生徒たちは臨時徴募兵となって敵勢力「フタナ」の人形兵士(ゾンビ兵士)の哨戒圏を突っ切り、ついにイズナ軍の上陸部隊本隊との合流を果たしました。

これで非戦闘員である女子生徒たちはイズナ本国に移動。本国の転送装置で元の日本に戻る、という流れになるはずでしたが・・・。

女子生徒のキヨミはふとしたことから、ともに戦ってきたイズナ士官・笠森シマ中佐が他の士官と不穏な話をしているのを聞いてしまいます。

口止めされたキヨミが密かに苦悩する中、一部の女子生徒が謎の人物に拉致される事件が発生しますが・・・!

※ ※ ※

今回は無表情(感情表現が下手)で誤解されやすいキヨミが中心の巻。
アヤコと淡いガールズラブっぽい雰囲気になるのですが、アヤコの方は全くその気がないので、そのあたりのすれ違いがなかなか良い感じ。

本作、前回も「『バトルロワイヤル』的なゼロサムゲーム・ホラーの雰囲気が漂っている」って評したんですが、そう感じるのは他の女子高生ミリタリーものと違って、クラスメート全員が仲が良いわけじゃない(一部はかなり仲が悪い)という前提で描かれているからなんだなあと考えたり。

そのあたりが現実の学校の人間関係っぽくて、ホラー感があるんですよね。

※ ※ ※

少人数での空港襲撃、輸送機への攻撃など、ミリタリー面のでの緊迫する描写も見逃せません。
あと、この巻では敵軍・フタナに関する大きな謎の一つが明らかになります。
狐耳種族が戦う相手はやっぱりアレなわけですね、、、

※ ※ ※

今回気になったコマ。
初登場のイズナ軍・兵器管理中隊:栄フジミ二等兵がアヤコとキヨミに話しかけるシーン。
フジミはアヤコとキヨミのことを見て「丸頭」と口にします。
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『放課後アサルト×ガールズ』5巻P44(高田慎一郎/フレックスコミックス株式会社)


これは近年ラノベ界隈で話題になっている「亜人種が自分たちのことを「亜人」と呼ぶのはおかしい(亜人種からみたら、自分たちの方が「普通の人間」で、自分たち以外の人種の方が「亜人」のはずだから)」という点に、きちんと対応している一例ですね。

ケモミミ人間から見たら、ケモミミが無い人間に対して特別な呼び方が必要になるわけで。

ライトノベル『セントレイン戦記』では、尻尾のある獣人系種族が普通の人間を「尻尾の無い者」みたいな呼び方をしていましたが、本作『放課後アサルト×ガールズ』のイズナ人は狐耳があって尻尾のない種族なので、「丸頭」という頭に注目した呼び方になるのですね。





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記念すべき節目の巻!『狼と香辛料XX』/『狼と香辛料』コミカライズ版16巻

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の短編集第3弾!
賢狼ホロと行商人ロレンスが一つの旅の終着に至った後の、“旅の続きの物語”が描かれる、『狼と香辛料』、記念すべき20巻目が発売中です!
Kindle版も4月8日に発売予定!

それにしても20巻を「XX」と書くとSFチックな感じになりますね。超能力モノっぽい感じ。
まあホロは人間の能力者なんて目じゃないほど強い(かわいい)んですけどね!

ちなみに20巻ということは、最長猫耳小説シリーズ『あそびにいくヨ!』と並んだことになります。
あそびにいくヨ!20 (MF文庫J)
神野 オキナ
KADOKAWA / メディアファクトリー
2015-03-25


このまま続きが出れば最も巻数の多い獣耳小説になりそうですね!
(とはいっても、『狼と香辛料』は実質16巻で一旦物語が完結しているので、物語の完結までが長い小説としては『あそびにいくヨ!』がトップであることに変わりありませんが)

20巻の収録作は2017年~2018年初に『電撃文庫MAGAZINE』に掲載された四つの短編『狼と白い猟犬』『狼と春の落とし物』『狼と飴色の日常』『狼と青色の夢』と、書下ろし『狼と収穫の秋』の、全五短編から構成されています。

『狼と白い猟犬』は湯屋「狼と香辛料亭」の客側の視点でとあるトラブルの顛末を描いた話

『狼と青色の夢』はセリムたち湯屋に関わる狼の眷属たちにスポットを当てた話。

『狼と春の落とし物』『狼と飴色の日常』はホロとロレンスの湯屋経営の日常と、この日々が永遠に続かないかもしれないという一抹の寂しさを描いた話。

『狼と収穫の秋』はその寂しさを乗り越えて、新たな旅の幕開けを予感させる巻末にふさわしい作品となっています。

「狼と香辛料亭」の日々を描く18~20巻の『Spling Log』編ですが、あまりにも幸福感たっぷりな日々が続くので、“それがいつか壊れてしまうのではないか”という不安感が見え隠れします。そのあたりにホロ&ロレンス夫妻がどう折り合いをつけていくのかが見所になっていますね。

※ ※ ※

※ ※ ※

小説につづいて、小梅けいと先生によるコミカライズ版の完結編16巻も2月27日より発売中です!

本編完結巻である原作16巻の後半と、エピローグの原作17巻に当たる物語が描かれています。

きっちり100話で見事に完結している構成力が凄いですし、最後の最後の見せ場が、小梅先生お得意の「すっぽんぽんの女の子が大勢いる」温泉シーンで終わっているところも素晴らしいなあと思ったり。
(一応、『狼と香辛料』のコミカライズなので、すっぽんぽんの雄もたくさん画面に描かれてますが)

小梅けいと先生にはひきつづきケモミミ物で、何か新しい作品を描いていただきたいなあと願う次第です。

ウサ耳アニメの感想『キリングバイツ』第11話

今期注目しているケモミミアニメの感想です。

●『キリングバイツ』11th Bite ママを…いじめるな
ついにデストロイヤルの勝者決定!
しかし謎の乱入者によって、戦いは終わることなく続き・・・!

このペースだとピッタリ第一部終了までアニメでやる雰囲気ですね。
ラストはどうなるのかなあ。
最終話のタイトルが瞳の例の台詞なので、原作どおりになるのか、それとも変えてくるのか、凄く気になります。

 ※ ※ ※

初ちゃん、大活躍(!?)の第11話。
見事なまでに原作を再現してます(勝者決定時の篠崎さんの変な叫び声まで再現されてて、流石だなあと思ったり)。

前回の壊れ陽湖嬢もそうだったけど、エルザの兎を狙う表情とかやられ顔とか、女の子たちのアレな感じの表情も取り繕ったり変えたりせず、アニメはちゃんと原作通りにしてるんですよね。
アニメ独特の演出を狙うのもありだけど、本作品のように原作の表現はそのままに、アニメとして動かしてくれるのも良い。

 ※ ※ ※

『オシエちゃん』は今回も良かった!
『群れなせ!シートン学園』(シマウマの縞々の謎)や『けものフレンズ』(ネクソンアプリ版のアフリカンゴールデンウルフ)もそうだけど、動物に関する最新の科学の話をちゃんと作品に盛り込んでくるところが、最近の動物擬人化モノの良いところだよね。

それにしてもオシエちゃん、原作よりもどんどんヤバいキャラになっている感じがする、、、
最終話でどこまで変貌するのか!?

 ※ ※ ※




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年の差とかタヌキとか関係ない!『妖怪タヌキのそだて方』2巻

父親の再婚相手は化け狸で!
さらにその化け狸には連れ子がいたのです!

ある日突然、独身30歳男に狸耳な義妹ができてしまう四コマ漫画『妖怪タヌキのそだて方』の2巻目(完結)が3月14日より発売中です!

主人公の直孝と24も年の離れた義妹(しかも狸)のありすは、この巻でついに小学二年生に。
小学校に入学した当初は人見知りが激しかったありすも、今では仲の良い友達もできて学校生活を満喫している様子。

なんにでも興味を持つ年頃のありすは、最近は“恋愛”に対して興味深々。本や漫画で覚えた知識で、直孝と“恋人”になろうと妙な形のアプローチをしてきます。

同時に、直孝のプラントショップで働くアルバイト、クールビューティーな24歳の化け狐・黒木紺(くろき こん)も、直孝に気があるような様子を見せてきて・・・。

ありすはともかく、黒木紺に対してはわりとまんざらでもない感情を持っている直孝ですが、彼にはどうしても、紺が「化け狐である」ことが気になってしまうのです、、、

※ ※ ※

ありすとの「家族」としての関係。
紺との「恋人」としての関係。
その関係にどうしても一線を引いてしまう直孝の心境の変化が描かれる2巻です。

疑似親子モノ(というより疑似叔父姪モノ)的なネタが中心だった1巻とは少しテーマが変化している印象を受けました。

最近のケモミミ作品はわりと動物っ娘と恋愛することに躊躇が無かったりするのですが、本作はそこにこだわりを持ってきている感じですね。

2000年代の猫耳ラブコメの代表作『コイネコ』あたりもネコと人との恋愛にかなり躊躇があったので、動物っ娘と恋愛してもいいじゃん!的な雰囲気は本当にここ最近の傾向なのかも。

それにしても、ありすも紺もすごくいいキャラなので、この巻で完結なのは惜しい・・・。
単行本は描きおろしの「中学生になったありす」の話が収録されているので、ファンの人はぜひ購入しましょう!

※ ※ ※

本作、ありすも紺も普段は獣耳尻尾は出さず、限られた場面でのみ耳尻尾を出しています。
ある意味、「漫符」(漫画的な感情表現)的な使われ方がされていますね。
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『妖怪タヌキのそだて方』2巻P114(うず/ぶんか社)


びっくりした時に隠していた獣耳尻尾を出す、というのは他のケモミミ作品でもよくありますが、本作の場合は上のコマのようにわくわくしている場面や、いいことを閃いた!みたいな時にも獣耳尻尾が出てきます。

ポジティブな場面で獣耳が生えてくるパターンは『魔法騎士レイアース』の獅堂光で数例見られるくらいなので、珍しい表現です。

 

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