ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2017年07月

寿実がアリスではなく時計ウサギなのが気になる。『ペンにまします神サマの』2巻

描いたキャラクターを具現化できる「神様のペン」を手に入れた漫画家志望の神谷寿実。
自分の描いた漫画のキャラたちと同居する奇妙な生活を送るようになった寿実ですが、今回そんな彼女に大きなスランプが・・・!

メタ・ファンタジー風味な四コマ漫画『ペンにまします神サマの』の2巻目(完結)が7月27日より発売中です!

神谷寿実のペンによって現れた、
時代ズレした気高い女騎士のアルペコフ、
破壊神な幼女のデスピロッテ、
壁のシミに恋する変な少女漫画主人公・ぽえむ。

本来、物語の中の登場人物である彼女たちは、今は寿実の家に同居し、最近では同じ学校に通うようになっています。

寿実も学校では「深窓の令嬢」キャラを装っているなど、かなり中二病っぽい人物であるため、学校生活はかなり混沌とした状況に。

カオスではあれども日々楽しく過ごしていた寿実とその仲間たちですが、ある日、寿実は漫画がいっさい描けなくなるスランプに陥ります。

「神様のペン」の力とは、ある意味「(漫画に描くことさえできれば)どんな人物でもその場に召喚できる力」であることに気づいた寿実は、スランプで苦悩した末に、非常に危うい存在を神様のペンで描いてしまうのですが・・・!

※ ※ ※

漫画の中のキャラクターが現実に登場するということで、劇中劇エピソード(寿実が描いている漫画の話)が多く描かれるドタバタな漫画なのですが、終盤はけっこうシリアスです。

特に寿実がスランプから脱出するためにとった手段がかなりSF的で、一見の価値ありです。

※ ※ ※

本作のケモミミ要素は、寿実の描いた四コマ漫画『弱肉強食』シリーズに登場する「怪人ネコキャット」(猫耳ブルマの女の子)と、表紙・裏表紙の主要人物の『不思議の国のアリス』コスプレになります。

作中には『アリス』要素はないのですが、作者の言によると「アリスは全ての創作物に通ずる」ということでこの表紙になったとか。

面白いのは主人公の寿実が「アリス」ではなく「時計ウサギ」のコスプレをしていて、少女漫画主人公ぽえむの方が「アリス」のコスプレをしているところ。

これは役柄的に寿実が不思議な世界への導き手になっているということで、時計ウサギなんでしょうね。

ちなみにデスピロッテは蝙蝠コスプレ(猫を食べるコウモリorきらきらコウモリ)なのかな?
アリス関連のコスプレで蝙蝠は珍しい、、、



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猫娘、高校デビュー成功なるか?『猫娘症候群』1巻

猫耳娘化する病気!?が存在する世界で、猫耳娘になったぼっち気質の女の子と、猫に好かれやすい女の子の、フクザツな交友関係が描かれます!

『猫娘症候群【かとるすしんどろーむ】』の初単行本が7月27日より発売中です!

【カトルスシンドローム】と呼ばれる原因不明の病気により、0~12歳の頃に猫耳が生えてしまう(カトルス化する)ことがある世界。

カトルス化した少女には様々な猫の習性があらわれると言われています。

そんなカトルス化した少女の一人・白椛雪は、幼い頃に変な目で見られたりした経験から、自分がカトルスであることを意識しすぎて交友関係がうまく結べず、中学時代はぼっち状態で過ごしてきました。

高校からは目立たない普通の学生としてデビューしようと、猫耳をしっかり隠して高校に初登校した雪。
しかしその努力もむなしく、カトルスであることは早々にバレてしまいます。

人目を意識しすぎてクラスメートとうまくコミュニケーションがとれない雪に、やたらポジティブで猫に異様に好かれている「変な人」、彩野りこが話しかけてきます。

なぜか雪にやたらと構ってくれる りこ に、雪は戸惑ってツンツンな態度をとりながらも、次第に好意を持つようになるのですが・・・。

※ ※ ※

ケモミミ化する病気が流行る世界を描いた作品はいくつかありますが、本作に関しては「猫耳が生えてしまった女の子と、猫耳の無い女の子の複雑な友人関係」を描いている点で2008~2009年発表の漫画『ネコミミデイズ』(草野ほうき)と構図がよく似ています。


ただ、『ネコミミデイズ』とは「猫耳-非猫耳」と「性格のポジティブ-ネガティブ」の組み合わせが逆になっていて、それによって物語の雰囲気もかなり変わっているのが面白いです。ぜひ読み比べをオススメします。

 ●『ネコミミデイズ』
  ⇒ 猫耳の生えた「柚子」が性格ポジティブ、猫耳の無い「比奈」がネガティブ。
 ●『猫娘症候群』
  ⇒ 猫耳の生えた「雪」が性格ネガティブ、猫耳の無い「りこ」がポジティブ。

※ ※ ※

本作、猫耳にヘッドフォンとか、某FFの導師っぽい衣装の「博士」とか、いろいろケモミミ的に注目の表現があるのですが、特に目についたのが「雪の尻尾振り」。
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『猫娘症候群』1巻P49(ネコ太郎/一迅社)




この作品では「嬉しい時に尻尾を立てて先っぽを振る」「機嫌が悪い時に左右にバタバタ振る」という二種類の尻尾の振り方が使い分けられています。

「尻尾を振る猫」の感情を漫画表現としてどう解釈するか、まだ読者間で共通する土台ができていないのですが、本作のようにこだわった猫耳作品が今後の共通認識をつくっていくのかもしれませんね。



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『けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック5巻』の感想

BD付ガイドブック5巻目が7月26日に発売されました!
今回の特集は「『けものフレンズ』誕生」ということで、アプリ・漫画・アニメの全てを含めた《けものフレンズプロジェクト》全体の制作の経緯が明かされています。

やっぱり今までもちょくちょく言及されていたように、吉崎観音先生が相当関わっていたのだなあという記事内容でした。プロジェクト全体の原点のコンセプトがあって、一番最初に始動したアプリ版制作の時に吉崎先生が世界観を詰めていった・・・という感じみたいですね。

個人的にアプリゲームも漫画もアニメも、それぞれ素晴らしい出来だったと思うのですが、それを可能にしたのはやっぱり土台となるコンセプトと世界観自体の素晴らしさがあったからだと思います。

単に動物を女の子に擬人化しただけでなく、彼女たちがいる世界(ジャパリパーク)に奥行きがあるから、面白い物語が作れるのですよね!

※ ※ ※

けものフレンズ大図鑑を見て、アプリ版からリデザインされているアニマルガールの中で気になったのがクビワペッカリー。

アプリ版はこういう子↓
photo_1059














リデザインされたバージョンは一応パッケージ↓の下から二段目の左端で見られます。
けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (5)

恰好はほぼアプリ版と同じなのですが、ケモミミがよりイノシシっぽい色・形になっています。
ジョフロイネコなんかもそうなのですが、リデザイン版は元の動物の特徴を強化した姿になっている娘が多いですね。吉崎先生のこだわりが感じられます。

ちなみに、クビワペッカリーは「誰でもご主人様(あるじ)呼びするキャラ」として、『ヴィルガスト』の猫娘リュキアと同じ特徴を持っています。これは偶然なのかな? 少し気になる共通点です。


※ ※ ※

けものフレンズ2期に向けてこれからも応援をー!
・・・と言いたいところなんですが、今夏の配信を予定していた新アプリの音沙汰がないのが少し心配です、、、




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チェシャ猫の女の子も出ますよ!『ラビ×ラビ パズルアウトストーリーズ』

DSiウェアで配信されていた迷宮脱出アクションパズルゲーム『ラビット×ラビリンス』。
そのシリーズ4作品が1つになったPS Vita移植版『ラビ×ラビ パズルアウトストーリーズ』が7月20日より発売中です!

この機会に早速購入してプレイしてみましたー
(気になったらダウンロードしてすぐにプレイできるなんて、良い時代になった、、、)

可愛い見た目とは裏腹にかなり高難度のゲームです。
パズル自体、一筋縄でいかないレベルの難しさなのですが、敵やギミックの動くタイミングに合わせて素早く正確なコントローラーさばきが必要とされる場面があり、微妙なタイミングのズレで悔しい思いをすることもしばしば。
でも1ステージが短くて、リトライもワンボタンでできるので、何度でも挑戦してしまう中毒性があります。

感覚としては懐かしの『ロードランナー』っぽいところがありますね。

Vita版は幕間ストーリーデモでの可愛いキャラグラフィックがリファインされている上に、ステージごとにヒントを喋ってくれます。
このヒントがあまりヒントになっていないこともあるのですが、内容にキャラの性格が垣間見れて面白いので、つい見てしまいますね。

※ ※ ※

猫耳女の子が登場するのは、外伝の『Witch's Cat』です。
ワンダーランドの女王に仕えるチェシャ猫でありながら、ある人とお友達になりたくて女王を裏切った元・チェシャ猫のアリシアが主人公のお話です。

『ラビ×ラビ』本編がコミカルな雰囲気なのに対して、『Witch's Cat』は物語・音楽ともに憂いを含んだ夜の雰囲気になっています。

気品のある性格ながら、ところどころ猫っぽさが抜けないアリシアがとても可愛いのですよ。

※ ※ ※

ちなみにこの作品も、アリシアの猫耳と尻尾を「コスプレ」でごまかし通します。
『オオカミ少年 こひつじ少女』の記事でも過去に触れましたが、最近は下手に隠したりせずに、堂々とケモミミ尻尾を見せて「コスプレ」で押し通す作品が増えましたねー



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けっこうシリアスな物語です。『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』1巻

竜と人が果てることのない戦争を続けている世界。

「竜殺しの英雄」として知られる男は、犬耳の奴隷少女を人質に取っていた悪党を懲らしめた結果、その奴隷少女の保護者となります。

しかし少女はやや歪な価値観を持っていて、竜を殺す以外にこれまで何にも興味を持たなかった「英雄」は、少女をより良い方向に導いてやりたいと考えるようになりますが・・・。

純粋な犬耳娘と真剣に向き合うファンタジー『押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。』が7月22日より発売中です!

竜殺しの英雄、あるいは「千竜殺」として知られる男・リーンハルトは、友人にしてパトロンであるレオポルト皇子の依頼を受けて、非合法の人身売買組織を一網打尽にする任務に力を貸しました。

その時に、悪党に人質にされていた奴隷の犬耳少女。
ある日、リーンハルトが目覚めてみるとその少女が真新しいメイド服に身を包んで側に侍っていました。

犬耳少女が持っていたレオポルトからの紹介状によると、保護したものの身元の引受先が無いので、彼女をリーンハルトの方で雇ってやってほしい、ということのようです。

人と関わるのが好きではないリーンハルトは最初、マイヤと名乗る犬耳少女を追い出そうとしましたが、パトロンの紹介であり、マイヤも必死に雇って欲しいと懇願するので、とりあえず屋敷に置いて身の回りの世話をさせることにします。

マイヤと接してみてすぐに気づいたのが、彼女の自己評価が異様に低いこと。

自分のことを「ゴミクズ」と呼び、常に人の様子をうかがうようにするのは、戦闘種族である狼犬族として生まれ育ってきたにも関わらず、戦闘力が弱くて雇い主や仲間から疎まれ、ついには奴隷にまで落ちぶれてしまったという境遇に由来するようです。

戦場では役にたたずとも、日常生活をする上では普通の人間と同等以上の働きを見せるマイヤを見て、彼女をもう少し自立させたいと考えるようになるリーンハルトですが・・・。

※ ※ ※

Web版の第一章が大幅加筆修正されて書籍化されています。

タイトルからラブコメかハーレムものみたいな甘い印象を受けてしまうのですが、内容はかなりシリアスで、様々な出来事を通してマイヤとリーンハルトの心境の変化を丁寧に描いていく作品です。
ひと昔前だったら「泣きゲー」的なノベルゲームになっていたかもしれませんね。

犬耳メイドとイチャイチャするより、怯える犬耳少女を幸せにしてあげるような話に興味がある人にオススメ。

リーンハルトとマイヤの一人称視点が交互に入れ替わって語られる章仕立てや、獣人の社会的な位置づけ、竜と人が争い続ける世界観(洋ゲーの『スカイリム』の世界をもう少し激しくしたような雰囲気)も凝っていて、最近のラノベでカッチリしたファンタジーが読みたい人にもオススメです!



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