ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2016年10月

「まこちゃんうまそ・・・いい身体してるわ・・・」(by元・ライオンJK)『しましまライオン』1巻

サバンナにいた動物たちが、なぜか現代日本の女子高生に転生!?
元・動物っ娘たちが織りなす弱肉強食系ほのぼの日常四コマ『しましまライオン』の初単行本が10月27日より発売中!

毎日ライオンに追いかけられていたシマウマは、ある日「神様」にスカウトされて、人間に転生することになりました。
目覚めたシマウマは、自分が現代日本の女子高生・・・・・・縞崎まこになっていることに気づきます。

慣れない人間の身体。
自慢のシマシマが無くなってしまったことを少し寂しく思いながらも、これでライオンに追いかけられることもなくなった!と清々しい気持ちでいたところ、隣の部屋に住んでいる女子高生がまこのことを熱い・・・不穏な目線で見ていることに気づきます。

隣に住む女子高生の名は来城いおん。
実は、動物時代にまこを追いかけていたライオンが、転生したまこを追いかけて、同じように人間に転生した姿だったのです!

人間になってからも元・ライオン女子に追われることになった元・シマウマ女子の、新たな日常が始まります・・・・・・!

※ ※ ※

元・動物っ娘が大勢登場します。

シマウマのまこと、ライオンのいおんの他にも、
元・トリのちっこくてちょこまか動き回る雨野千鳥、
元・ワニで、いおんが苦手とするサバサバ系女子の和田新菜、
元・ハイエナで、いおんをライバル視する灰島えりな、
元・キリンで、動物時代からまこの友達だった葉月凛奈、といった元・動物っ娘が登場します。

元・動物っ娘たちの可愛さもさることながら、まこといおんの関係、特にいおんがまこに抱いている想いは、ツンデレというかあまり他で例を見ない関係性で、その点も注目の作品です。

※ ※ ※

本作、髪型や服装に動物としての特徴があらわれる、という独特の方法で擬人化がされています。
たとえば縞崎まこは、髪のおさげがシマウマの尻尾を模していたり、服のデザインにシマシマを取り入れたり。
雨野千鳥はツインテール部分や、ぶかぶかした服の袖のところが鳥の翼を模していたりします。

彼女たちの獣耳尻尾は驚いたときや怒った時など感情が高ぶった時に出るようになっていて、一種の漫符に近い使われ方がされています。
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『しましまライオン』1巻P23(はなこ/芳文社)



 








熊耳少女のいる異世界。『最強の種族が人間だった件』2巻

人間でない者たちが住む異世界《アーテルフィア》を舞台に、ただの「人間」というだけで「最強の種族」の称号を得ることになった平凡なサラリーマンが暴れまわ・・・ったりせず、のんびりと異世界生活を満喫します。
『最強の種族が人間だった件』の2巻目が10月25日より発売中です!


異世界《アーテルフィア》に召喚された平凡なサラリーマン・雨崎葉司。
そこは普通の「人間」に種族特性としてとてつもない魔力が附与される世界でした!

滅び去ったはずの伝説の最強種「人間」として、力も富も名誉も思うがままになった葉司は、だからといって大きな野望を抱くこともなく、拠点とするアジトに仲良くなった(?)女の子たちを呼び寄せて、のんびりラブラブハーレム生活を送っています。

そんな中、《アーテルフィア》の現・最強種族である「吸血鬼」の少女カノンが、葉司の命を狙って暗躍を始めますが・・・・・・!

※ ※ ※

『異世界支配のスキルテイカー』の作者による異世界ハーレム物第二弾ですね。



『スキルテイカー』に比べると、戦闘の割合はかなり少なめで、嫁たちとのラブラブ生活描写がメインの作品となっています。

※ ※ ※

人間のいない世界なので登場人物は亜人だらけではあるのですが、獣耳のメインキャラとして登場するのは今回の表紙にもなっている熊人族のミレアだけです。
オシャレが好きで、衣装製作や料理が得意で、葉司へのアピールにも余念がない、活発な女の子です。

熊耳キャラは増えていますが、まだキャラ付けの類型みたいなのは定まっていない感があります。
「温厚そうに見えるけど怒ると怖い」または「肉食系女子」的なキャラが目立つように感じますが、まだまだ熊耳ジャンルはこれからといえそうですね。



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狐漫画ですが、兎耳や猫耳や犬耳も出ますよ!『このはな綺譚』4巻

狐っ娘の仲居たちが働く、不思議な温泉宿の日々を描く、「きつねかわいい」を体現した漫画『このはな綺譚』の単行本4巻目が10月24日より発売中!

4巻の収録は全5編。
中でも重要なのは、しっかり者の仲居頭・桐が宿にやってきたばかりの頃を描く『此花亭慕情―其の壱―』の話。何もかも自分一人でやろうとしすぎて仕事が上手く回らなくなってきた桐と、経験豊富な旅の芸者・八重の馴れ初めが描かれます。じんわり感動する話なのですが、百合ちっくな描写もところどころに。

仲居の狐っ娘六人の雑魚寝姿と、各人それぞれの夢が描かれる『夏の夜の夢』もどことなく百合百合な雰囲気が漂っています。

あまり直接的な描写になることなく、さりげなく関係性が描かれる、そのバランスが絶妙ですね。

※ ※ ※

本作のメインはもちろん狐なのですが、4巻では他にもケモミミキャラが登場します。

猫屋敷のおばあさんが彼岸に行くまでを描く話『縁』では猫耳っ子と犬耳少年が。
巻頭を飾る作品『雨宿り』では、喫茶店『満月』に勤めるウェイトレスの兎耳お姉さんが登場します。
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『このはな綺譚』4巻P5(天乃咲哉/幻冬舎)



 






どぎまぎして騒がしい柚に対して、常に表情が変わらず、無口すぎてちょっと冷たい印象もあるお姉さんです。

猫耳娘はよく無表情系のキャラとして描かれますが、兎耳娘もそういうキャラがわりと多く見られる傾向があります。
猫も兎も、犬に比べると顔の表情筋が少ないせいで表情に乏しく感じる動物だったりしますので、そういうリアル動物としての特徴がキャラクター付けに反映されている部分がありそうです。



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狐のカップルも良いですが、熊と兎の二人組もいい味出しています。『星姫と孤高のきつねくん』2巻

「学校で一番の変な人」の許嫁になってしまった女子高生。
さらにその彼はキツネだったりして!

彼の周囲にいる人も獣耳が生えていたりして、なんだかみんな変な人ばかり・・・・・・と思っていたら、自分が一番「変な人」だったかも!?

放課後もふもふラブコメディ『星姫と孤高のきつねくん』の完結編2巻が10月22日より発売中です!

東山星姫(ひがしやまほしひめ)はごく普通(自称)の高校二年生。

ある日、彼女は祖母から、実はずっと前から決められていた許婚がいることを教えられ、その許婚が「宇宙人」と呼ばれているような学校一の不思議男子である藪之内真王(やぶのうちまお)であることを知りビックリします。

成績も良く、運動能力も抜群で、外見もまあまあ良い真王。
能力面だけ見るとなかなか魅力的な相手ではあるのですが、雨に濡れると大きなキツネの耳と尻尾が生えてくる!という彼の正体を知って、星姫は二度ビックリ。

実は星姫の家は、古より聖獣を従えて魔を討つことを使命としてきた巫女の家系であり、真王は巫女に従った獣の末裔だというのです。

自分は普通だと思っていたのに、突然わけの分からない運命に翻弄されることになった星姫は、真王とどういう風に関係を結んでいけばよいか思い悩むことになりますが・・・・・・。

※ ※ ※

不器用な真王と星姫のカップルも良いのですが、個人的には真王をライバル視している兎耳の因幡騎士彦、そして星姫が気になっている熊耳の旭川姫百合の二人組が良い味を出していると思います。この二人で別に外伝を作ってほしいかも。

※ ※ ※

本作のケモミミ描写の特徴として、真王と姫百合がケモノに変身すると髪の色が大幅に変化する、という点があります。
真王は黒髪からキツネっぽい金髪に、姫百合は薄い髪色からクマっぽい濃い髪色に変化します。
ウサギになる騎士彦は髪色の変化はないのですが、兎になるとやたら恥ずかしがってドギマギして、強面の不良っぽい表情が崩れるのが大きな変化かもしれません。

【変身前】
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『星姫と孤高のきつねくん』1巻P123(東ジュン/スクウェアエニックス)











【変身後】
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『星姫と孤高のきつねくん』2巻P61(東ジュン/スクウェアエニックス)














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手塚治虫によるセクシー系ケモミミ娘のはしり~1981年・手塚治虫『さらばアーリィ』

漫画の神様・手塚治虫氏は動物系漫画を得意としたこともあって、動物の擬人化であるケモミミ娘も結構描いています。

『ブラック・ジャック』の一編『ネコと庄造と』(1975年)では、ネコを人間として見てしまう心の病を患った庄造の視点から、妻代わりの猫をネコミミ女性として描いていたり・・・・・・。


『二人のショーグン』(1979年)では、動物に優しい男の子・ショーグンのために、雌猫のピンクレディーがネコミミ娘になって恩返しにやってきたりします。


上の作品は70年代の作品で、どちらもわりと「カワイイ」感じのデザインのケモミミ娘なのですが、今回紹介する1981年発表の『さらばアーリィ』では、かなりセクシーなケモミミ娘が登場します。
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『手塚治虫漫画全集127 タイガーブックス 7巻』P131(手塚治虫/講談社)












盗賊団やゲリラが出没するタクラマカン砂漠をトラックで突っ切り、学術調査隊へ資材を運ぶことを生業としている運び屋の青年チェンは、ある日、盗賊団に一人の獣のような娘が追われているのを見つけます。

捕らわれようとしていたところを、間一髪でその娘・・・アーリィを助けたチェン。

言葉がほとんど喋れず、猫科の獣のような行動をするアーリィになぜか気に入られて、彼女を元々住んでいる場所に送り帰すことになったチェンは、タクラマカン砂漠の奥地で驚くべきものを見ることになるのですが・・・・・・!

※ ※ ※

恥ずかしながら、実は最近までこの作品の存在を知りませんでした。
やっぱり漫画研究するのなら、手塚先生の全集はちゃんと一から読んでおくべきだと思ったね、、、

アーリィの肌も露わな恰好と、猫っぽい仕草が相まって、手塚作品でも随一のセクシーなキャラクターになっています。
キャラクターデザイン的に、『侍魂』のチャムチャムはアーリィが元ネタ、という説もあったりするみたいです。確かにどことなく似てるかも・・・・・・。


※ ※ ※

手塚氏のケモミミ描写の特徴は「特徴がないこと」・・・もとい、時代によってかなり獣耳の描き方が変化することにあります。

アーリィの獣耳の描き方は、ちょうどその直前の時期(1979年)に『シャン・キャット』を描いていた吾妻ひでおの獣耳の描き方(髪の毛の一部が獣耳になっている)によく似ているんですよね。
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『ネオ・アズマニア』3巻P85(吾妻ひでお/早川書房)








『さらばアーリィ』以前の『二人のショーグン』では人間の耳が伸びて獣耳になる描き方ですし、以後の作品である『火の鳥・太陽編』(1986年)もまた、犬娘マリモの獣耳の描き方がアーリィとはかなり異なっています。

手塚氏もケモミミジャンルに関しては、他作品をかなり参考にしていたのかな?と考えますが、このあたりはもう少し調査して結論を出したいところです。



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