ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2016年09月

超正統派猫漫画、完結編です!『ねこのこはな』4巻

直立歩行し人の言葉を話す「猫」がいる世界を舞台に、築40年のボロアパート「星雲荘」に住む駆け出しSF作家の菊池映(あっちゃん)と飼い猫の「こはな」。

コスプレマニアの変な管理人・佐倉さんに、異国の王女を自称する変な外国人・メウメウ、世界中を旅してほとんど留守にしている変な隣人・藤林さんといった変な人々に囲まれながらも、あっちゃんとこはなの二人・・・・・・もとい、一人と一匹はまあまあ楽しく暮らしています。

超正統派猫漫画『ねこのこはな』の完結編4巻が9月23日より発売中!

最近ヘラヘラしてて、うわの空でいることの多い映。
猫のこはなが悪いことをしても全然怒らないので、こはなは映に不審な想いを抱きます。
そんなとき、管理人・佐倉さんが「今の映は偽物かもしれない」とこはなに吹き込んで、ひと騒動を起こしますが・・・・・・(第39作『アンドロイドは電気猫の夢を見るか』)

 ※ ※ ※

各話のタイトルになっているSF作品が、作中の話に何かネタとして使われているのか?というのをつい探してしまうのですが・・・・・・あまり関係なさそうだけど、もしかしたら・・・・・・という微妙な匙加減になっていて、なかなか悩まされる作品です。

第39作『アンドロイドは電気猫の夢を見るか』は、元のSF小説にある「本物(の人間)なのか、偽物なのか」というネタが使われいて、わかりやすいのですが。

※ ※ ※

このごろ興味を持ってチェックしている「猫耳キャラの尻尾振り」表現について。
第31話にて、キャットフードの銘柄を変えたことで、こはなが不審に思っているシーンで、こはなが珍しく尻尾を振っています。
「警戒」で尻尾を振るのは、『ぬこづけ!』のケイと同じタイプの反応ですね。
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『ねこのこはな』4巻P19(藤沢カミヤ/講談社)






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最近、ケモミミ娘の「妻」が多い気がする。『セーブ&ロードのできる宿屋さん』

冒険者たちの間でひそかに噂される「泊まると死なない宿屋」。
その秘密は・・・・・・セーブ&ロードができることだった!?

何度も死んでトライ&エラーな攻略を実際にやるとどうなるか!? ゲーム的な感覚をネタにしたブラックユーモア・ライトノベル『セーブ&ロードのできる宿屋さん ~カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです~』が9月21日より発売中です!

大通りから一本裏通りに入った場所にある二階建ての質素な宿屋「銀の狐亭」。
そこは冒険者たちの間で「その宿屋に宿泊すると死なない」と言われている場所。
そんな宿屋に思い詰めた末にやってきた、二人の女性の物語が描かれます。

ひとりは、悪辣な叔父に家を奪われた元・貴族の戦士ロレッタ。
もうひとりは、世話になった憲兵隊長のために神出鬼没の盗賊「狐」を追い続ける孤独な魔族モリーン。

二人は愛らしい獣人の妻に世話される、どう見ても元・冒険者には見えない奇妙な宿の主人の指導の下に、とてつもなく奇妙な訓練を受けさせられることになりますが・・・・・・!

※ ※ ※

ゲームで行うような経験値かせぎを、実際に行動にしてみるともの凄く変だ、というところをネタにした作品です。
こういうネタは『この世界がゲームだと俺だけが知っている』でも使われていましたが、本作の方が若干ブラックなノリが加わっています。


ケモミミキャラとしては宿の主人アレクの妻、狐系獣人のヨミと、宿の従業員の双子の獣人姉妹(表紙の左奥の方にちょこっと描かれています)が登場します。

ヨミが狐だから宿の名が「銀の狐亭」なのかとも思いますが、ヨミの毛並みは金色で銀じゃなかったりして・・・・・・このあたり、世間を騒がす盗賊の名も「狐」だったりと、色々と謎が隠されています。

※ ※ ※

本作も狐耳娘のヨミは「妻」という立場ですが、最近ケモミミ娘が「妻」になっている作品をしばしば見かけます。
『軍オタが魔法世界に転生したら~』の白狼娘スノウが妻ですし、『狼と香辛料』のホロも最終的に妻になっちゃいました。妻じゃないけど許嫁である猫娘リオナが登場する『マイバイブルは『異世界召喚物語』』も例に入るかな。




ひと昔前だと、ケモミミキャラは「俺の嫁」よりは「うちの子」といった感じで、「子供」「娘」扱いされることが多かったのですが(今でも多い。ロリっぽいイメージや、実際の動物・ペットと接している時の感覚を重ね合わせているからそうなるのかも)、「妻」扱いが増えてきたのは時代の変化なんですかね~



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「猫に埋もれて死ぬのが夢ですッ!!」(by猫狂い助手)『猫耳魔術師の助手 本日も呪い日和』

猫が好きで好きでたまらない!猫愛しているどころか崇拝している!という猫狂い女子が、呪いで猫耳尻尾の生えてしまった王宮魔術師の助手役に就くことになったのですが・・・。

魔術師はどうにか猫耳尻尾を取ろうとしていて、猫狂い女子にはなぜそんなことをするのか理解できません!

ネコネコしいラブコメディ・ノベル『猫耳魔術師の助手 本日も呪い日和』が9月20日より発売中です!

魔術学院を主席で卒業したシャーロット・ファレルは、あまりにも他人に冷たく、孤高の人を貫いているために他の生徒からは「鉄の魔女」と呼ばれていますが・・・・・・実は彼女は超がつくほどの猫好きで「猫の顔は成長してもわかるけど人間の顔は区別できない」と断言するほどに人間に興味を持たない、猫中心の生活を送っています。

今や誰も信仰しなくなった「猫神」をただ一人崇拝し、壊れてしまった猫神の祠を修理するためのお金が必要だったシャーロットは、高給取りの「王宮魔術師助手」に就職する予定だったのですが・・・・・・突然、師事先の王宮魔術師クライヴ・アーネットから内定取り消しにされてしまいます。

横暴な扱いに直接クライヴのもとに抗議に向かうシャーロット。
使い魔?の黒猫に案内されてクライヴの住む古い屋敷にやってきたシャーロットは、クライヴのいるはずの部屋から猫の悲鳴?を聞きつけて、居てもたっても居られなくなり鍵を魔法で破壊して突撃します!

その部屋の中にいたのは、黒い猫耳尻尾が生えた若い男・・・・・・クライヴ・アーネットその人でした!

半年前に急に生えてきた猫耳尻尾を見られたくなくて人を遠ざける生活を送っていたクライヴですが、シャーロットに見られたからにはと、彼女を専属の助手にした上で、この「獣化」の呪いを解く手伝いをするようにと言いつけます。

猫狂いのシャーロットには、なぜクライヴがそんなに猫耳尻尾を嫌がるのか理解できない・・・・・・むしろ自分に生やしたい!と密かに思いながら、クライヴとの共同生活を送ることになりますが、、、

※ ※ ※

かなり感覚のズレている猫狂い女子を主人公にした作品で、彼女の言動は猫好きなら笑えること間違いなしです。
『ねこぐるい美奈子さん』ほどぶっ飛んだノリじゃないですが、流れている血は同じように感じます。


ギャグっぽいノリながらも、シャーロットが徐々にクライヴに心を開いていく流れは(というか、最初の頃はむしろクライヴがシャーロットに引いている感がありますが)、正しくラブコメをしてて好印象です。
あとがきで「戦闘なしのラブコメ」を書くことが本作のルールだったと述べられているのですが、確かにファンタジー小説にしては珍しく戦闘シーンのない作品で、それでも話のテンポが良く、読んでいて楽しいのはなかなかです。

※ ※ ※

過去に何度か「ケモミミキャラが普通の人間の姿に戻ることによるジレンマ」という記事を書いていますが、本作は読者の感じている「猫耳のままでいいのに」という気持ちを作中のシャーロットが代弁するという形になっていて、面白いです。



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新情報がでてる・・・!『ウマ娘 プリティーダービー』

実はずっと気にしているCygamesの競走馬擬人化企画『ウマ娘 プリティーダービー』
先日、CDシリーズ第一弾発売!に関する情報がリリースされています。



Cygamesだからソーシャルゲームが出るのかな~と思っていたのですが、なかなか企画の全貌が見えないですね。

ソシャゲーだったら、「登場キャラがほぼ全員ケモミミ」というタイプの貴重なケモミミゲーの本命になりそうなので期待しているのですが。

ケモミミキャラそのものはソシャゲーやスマホゲーでも人気ですが、「登場キャラがほぼ全員ケモミミ」なソシャゲーは希少で、私が知っているところでは『SHOW BY ROCK!!』、『猫耳さばいばー!』、『けものフレンズ』、あとBLジャンルの『ペット帝国』と『School ZOO! -発熱けも耳男子-』あたりしかありません。

今後も『ウマ娘』の展開を注視したいところですね!

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競走馬を擬人化したキャラが登場するゲームとしては、すでに『競馬伝説Live!』があったりしますが、こちらのダービーガールさんたちはケモミミではないので、当ブログの興味からはちょっと外れます。

「わっちのような天使もおるしのう?」(by賢狼ホロ)『狼と香辛料XVIII』

傑作獣耳小説『狼と香辛料』の5年ぶりの新刊!
賢狼ホロと行商人ロレンスが一つの旅の終着に至った後の、“旅の続きの物語”が描かれる、『狼と香辛料』18巻目が9月10日より発売中です!

2016年に『電撃文庫MAGAZINE』に掲載された三つの短編『旅の余白』、『黄金色の記憶』、『羊皮紙と悪戯書き』と、書下ろし中編『狼と泥まみれの送り狼』の、全四編から構成されています。

ロレンスとホロが温泉地ニョッヒラで湯屋「狼と香辛料亭」を開いてからの出来事と、行商とは異なる「観光地商売」に関わる、また一味違った経済ネタが織り込まれた作品集です。

書下ろし中編『狼と泥まみれの送り狼』は、平和になった北地方で職にあぶれてしまった傭兵たち・・・・・・実はホロと同じ狼の一族・・・・・・が新たな生活の基盤を造るために、賢狼と名高いホロに助力を求めようとする話。いつも偉そうにしているホロがわりと人見知り(狼見知り?)であるところの一面が見られる、面白い話になっています。

※ ※ ※

この短編集で強く出ているのが、何百年も生きる狼のホロと、常命の人間であるロレンスとの「寿命差」に関わる一面。
ロレンスが行商人として旅をしていたころは、「旅の別れ」としてのホロとの別れを示唆する場面が多かったのですが、夫婦となった18巻では、寿命差による「永遠の別れ」を予感させるような場面がいくつもでてきます。

それでも物悲しい/寂しい雰囲気にならないのは、二人の子供であるミューリが新しい冒険を現在進行形で進めている点が大きいのでしょうね。
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 (電撃文庫)
支倉凍砂
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-09-10

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