ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2016年05月

伝説のネコミミ・ミリタリー作品、ついに復刊!『出撃っ!猫耳戦車隊<新装版>』

近年盛んな萌えミリタリー物のはしりにして、ケモミミ・ミリタリー物の先駆け!
伝説の『猫耳戦車隊』が新装版になって5月20日より発売中です!
出撃っ! 猫耳戦車隊 <新装版> (TANK NOVELS)
出撃っ! 猫耳戦車隊 <新装版> (TANK NOVELS) [単行本(ソフトカバー)]

「大異変」により既存国家が全て崩壊し、軌道衛星都市を中心とした人類の生き残りが「統合機構」として文明の再編を続ける一方で、人類は謎の無人機械勢力「ヴォータン」との20年以上にわたる終わりのない戦争を続けています。

統合機構軍の重鎮・遊月家の末娘である遊月栞里少尉は、運命のいたずらから、Aa亜人種と呼ばれる猫型人工生命体(猫耳娘)を中心とした戦車部隊・第六〇八戦車中隊に配属されます。

夜行性捕食獣ゆえの夜間行動力の高さと瞬発力の高さ、そして居住性の悪い統合機構軍の戦車内でも十分に動ける小柄さから、天性の戦車兵としての能力を持つAa亜人種。
しかし、わがままで気まぐれな彼女らは軍の規律からははみ出しがちで、上層部からはあまり良い印象を持たれていません。

そんな周囲の偏見を跳ね返し、自ら猫耳を付けて、栞里は猫耳娘たちと共に命がけの戦車戦に挑みます!

※ ※ ※

新装版と旧・ファミ通文庫版との違いは以下の通り。
●挿絵イラストが全て描き直されている(イラストレーターは旧版と同じく近藤敏信氏。構図は全く旧版と同じで、今の近藤氏の画風で全て描き直されているという、なかなか類を見ない試みがされています)。
●過去の同人誌で書かれた番外編『プライベート・ニャンニャン』が収録。
●作者あとがきでの製作秘話と、細谷正充氏による日本の戦車小説に関する短評が追加。
●全般的な内容の加筆修正。特にエピローグの印象が旧版と大きく異なっています。

※ ※ ※

美少女ミリタリー物自体は80年代からありましたが(あびゅうきょ氏の漫画作品とか。45年に終戦しなかった日本を舞台に、互いに少女パイロットの乗ったジェット戦闘機・橘花とB-29が対峙する話『あの子の空』はかなり好き)、スト魔女(2005年~)あたりから盛んに出てくるようになる「ケモミミ美少女+ミリタリー」の先駆は、この『猫耳戦車隊』ということで間違いないです。

敵が人類の兵器をコピーする謎の無人機械群である点など、スト魔女とも設定的に似通っている部分があったりします(おそらくは両作品とも、それ系の敵の原点であるSF小説『バーサーカー』シリーズの殺戮機械を意識したのだと思いますが。現実の政治勢力を出さずに現実の兵器を使った戦争を成立させる手段として、適切なアイデアなのでしょうね)。

※ ※ ※

本作、戦車戦ラノベとしてだけでなく、ケモミミ小説として見た場合も独特の作品で、栞里と付け耳をめぐる葛藤がかなり凝っていて面白いのですよ。
一味違ったケモミミ作品を読みたい人にもオススメです!

 

獣人メインじゃないのに獣人がパッケージ絵なのは珍しい。『ピリオドキューブ ~鳥籠のアマデウス~』

オンラインRPG『アルケイディア』の世界に閉じ込められた少女と少年の恋と冒険を描く、ADV『ピリオドキューブ ~鳥籠のアマデウス~ 』が5月19日より発売中です!

『アルケイディア』の世界には人間以外にも天使や悪魔や竜、そして獣人が住んでいるらしく、登場人物の中にもケモミミを持った人物が見かけられます。
パッケージ絵にもなっている彼氏役「ヒロヤ」もケモミミ付きですね。
ピリオドキューブ ~鳥籠のアマデウス~
ただ、『SAO』等のMMO-RPG的世界観の作品と同じく、獣人としてのヒロヤはあくまでゲーム中のアバターであり、現実世界では普通の人間の学生(主人公・カズハの幼馴染)のようです。

※ ※ ※

本作、パッケージ絵が獣人のヒロヤになっていて、珍しいなあと思ったり。
女性向け男性向け問わず、恋愛ADVで、恋人役が人間&ケモミミで混合しているようなメンバーの場合、ケモミミは中心に据えられない傾向があるんですが・・・・・・。

乙女ゲージャンルでは、QuinRoseのアリスシリーズが微妙にその法則を打ち崩したので、そのあたりが影響しているのかな? 今後もケモミミメインなパッケージの作品が増えることを期待しています。




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猫を抱く猫耳。(黒菜の場合) 『ねこむすめ道草日記』14巻

のどかな地方都市・群馬県渋垣市を舞台に、化け猫・黒菜と妖怪の仲間たちとの摩訶不思議な日常を描いた『ねこむすめ道草日記』、最新14巻が5月13日より発売中です!

14巻の表紙は地蔵堂に集う妖怪たちと、黒菜が拾った仔猫たち。
今回はこの表紙絵の通り、黒菜が仔猫を育てる話がメインになっています。

14巻のラインナップは・・・・・・
 「レストランバイキングにやってきた黒菜と、化け鰻の怖い話」
 「『ねこむすめ寄り道日誌』の話」
 「黒菜が仔猫を拾う話」
 「黒菜が仔猫を育てる話」
 「黒菜の仔猫が化け鼠に狙われる話」
 「黒菜が仔猫と別れる話」
 「妖怪アイドルユニット「妖にゃんにゃん」結成!?の話」

第82話~第85話が【黒菜が捨て猫を育てる】編という連作になっています。
黒菜が仔猫の世話をするにあたって、猫娘ではなく動物の猫の姿になっている場面が多いので、普通に猫漫画のような雰囲気の話になっていたり。いけ氏は猫娘だけでなく、猫についても独特の魅力ある描き方をされますよね!

※ ※ ※

過去に影崎由那『たまにゃん』の記事で「猫を抱く猫耳」というシーンについて考察したことがありますが、今回のの『ねこむすめ道草日記』でも、黒菜が仔猫を抱く場面が多く出てきます。
猫を抱く猫耳娘は、猫に自分を投影してメランコリックになってしまうことが多いのですが、いつも元気でポジティブな黒菜は自らの捨て猫時代を微かに思い出しつつも、最後まで前向きな態度を見せています。
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『ねこむすめ道草日記』14巻P46(いけ/徳間書店)












こういった「元となった動物をケモミミ娘が抱く」という構図は、ほぼ猫耳娘でしか行われない点が、興味深いところ。
犬耳娘のパターンがあってもよさそうなものですが・・・・・・犬は小型犬や子犬じゃないと、あんまり「抱く」っていう行為自体をしない点が関係あるのかもしれません。
狐耳あたりは、そもそも動物の狐が手近にいない点が理由なんでしょうね。



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キツネは生徒会のラスボスじゃないんだね、、、『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情』2巻

婚約者(!)としてあまりぱっとしない男子高校生・慎一の元に押しかけてきた、様々な世界を支配する「ラスボス」たち。
いまここに、慎一をめぐる破滅的な争いが勃発します!

異世界からやってくる系ハーレムラブコメディ、『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情(ハーレム・ルート)』の2巻目が5月13日より発売中です!


あらゆる多元世界を侵蝕し、あらゆる神と悪魔のモデルになったといわれる「大魔王アズアトス一九世」(外見・金髪巨乳娘)。

天の川銀河の29.7%を支配する銀河帝国の機械皇帝「ヴォネガット一世」(外見・無表情系貧乳少女)。

四国を根城に日本全国の妖を統率する、妖怪王「しがら御前」(外見・狐耳付き不良姐さん)。

どうも記憶にすら残っていない幼いころに「結婚の約束」をしたらしい三人(人?)から「許婚」として言い寄られている慎一は、「ラスボス」の影響力を恐れる全世界政府からの熱い監視下のもと、今日も普通(?)に学生生活を送っています。

今回、慎一が所属している文芸部にアズアトスも入部したい!と言いだしたのをきっかけに、ヴォネ姫、しがら御前もそれぞれ部活に入部して、まあそこまでは良かったのですが・・・・・・・。
なぜか三人とも「校内最強の部活となって慎一と甲子園(?)を目指す!」と言いだして、未曽有の「ブカツ・ウォー」が勃発します!

そして、ラスボスたちがのほほん(?)とした学生生活を送っている裏で、亜空間で待機していたラスボスたちの軍勢は、未知の異常存在による侵攻を受けることになるのですが・・・・・・!

※ ※ ※

今回は学園モノ定番の部活抗争ネタなのですが、アズアトス→文芸部&生徒会、ヴォネ姫→新聞部、しがら御前→体育会系代表と、やや文化系部活に寄った布陣で抗争が繰り広げられるところが珍しいです。

狐キャラの放課後活動は部活よりも「生徒会」の方が似合うイメージがあったのですが、しがら御前はやや体育会系っぽいノリがあるところと、本作の生徒会は学園不良物のラスボス「総番」が仕切っていることもあり、体育会系のボスとなったようです。

今回、しがら御前については終盤で衝撃の告白があります!
彼女が付け耳だったのはそういう理由だったのね・・・。この展開は過去のケモミミ作品では見たことがないかも。

※ ※ ※

「狐は生徒会」のイメージがあるのは、最近ではこの作品の影響ですかねー





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「か、かわいい!」(狼少年を見た芽衣の反応)『霧雨ホテルでおもてなし~謎の支配人に嫁ぐことになりました。~』

祖母から引き継いだ古いホテルを再開すべくやってきてみたら、そこはいつの間にか謎の支配人が君臨する妖怪ホテルになっていた!

妖怪&ホテル小説『霧雨ホテルでおもてなし~謎の支配人に嫁ぐことになりました。~』は5月12日より発売中です!

霧雨ホテル。
そこは17世紀の英国貴族の城館をモデルにした、東京郊外にある古いホテル。
長年、主人公の芽衣(23歳)の祖母によって運営されてきたホテルですが、祖母も寄る年波には勝てず十五年前から休館状態になっています。

祖母が亡くなる間際、ホテルの鍵を引き継いだ芽衣は、修行を続けてきた大阪のホテルを退職して、霧雨ホテルを再開するべく上京してきます。

そうしてやってきてみた霧雨ホテルですが・・・・・・休館しているはずなのに誰かいる!?

そこにいたのは、人間とは思えない赤い瞳をした二人の男性。
仮面を付けた冷たい雰囲気の男「烏丸八尋」と、優美な燕尾服を着て女性のような口調で喋る「氷雨」。
彼らは人間ではなく妖!であり、今このホテルは八尋の支配下にあるのだと芽衣に忠告します。

祖母のホテルを引き継いだのは自分だと主張する芽衣ですが、八尋は一向に聞き入れず・・・・・・・。
ならばホテルマンとしてどちらの手腕が上かを見せつけてみせると、芽衣は妖向けホテルとなった霧雨ホテルに住み込みで働くことを決意します!

人間が妖の領域で働くため、八尋の「仮の妻」にまでなった芽衣ですが、人間以上にわがままな妖の客を相手に四苦八苦することに・・・・・・・。

※ ※ ※

『千と千尋の神隠し』を出すまでも無く、昔から人気の題材である「神様や妖怪がいる宿」を描いた作品ですね。

近年のケモミミ界隈では『このはな綺譚』『竜宮ホテル』といった作品があります。
他の作品と違った本作の特徴としては、霧雨ホテルはあまり従業員が多くないため、かなりの範囲の仕事を芽衣が担当しているところでしょうか。ホテル業務に関する小ネタが良くてできます。


竜宮ホテル (徳間文庫)
村山 早紀
徳間書店
2013-05-02


※ ※ ※

少数精鋭(?)の霧雨ホテルを支える妖怪従業員の一人が狼少年の「十四狼(とおしろう)」です。
ポーター兼雑用係といった役どころ。
人間に育てられたということもあって、人間の芽衣に対して偏見も無く、かなり協力的な態度で接してくれます。
実のところ、夫役である八尋より登場シーンが多く、芽衣といる時間も長いかも・・・・・・。

やんちゃなケモミミっ子好きな人にはオススメの小説です。



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