ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2016年05月

三狐の神、ウカノミタマ!『ミソニノミコト』2巻

万物に魂が宿り、八百万の神が住む日本には、サバの味噌煮の神様だっている!

鯖の味噌煮を司る神様・サバノミソニノミコトと、受験生の瑞穂、そして日本の神々が織り成すほのぼの神道4コマ・『ミソニノミコト』の2巻(完結)が5月27日より発売中です!

ミソニノミコトは塚原瑞穂を大学に合格させるためにやってきた、ちっこい神様。
しかし、鯖の味噌煮を美味しく作れるようにするくらいしかご利益の無いミソニノミコトは、「万事は体力」「体力すなわち食事」というかなり強引な持論を押し通すばかりで、イマイチ学業成就の役に立ちません。

とはいえミソニノミコトも一応日本の神の一柱なので、師匠の宇迦之御魂をはじめとして、古事記にも記されるような有名な神様とも繋がりがあったりします。

もしかしたらそんな「有名神」繋がりでご利益が得られるのでは・・・・・と期待してしまうところですが、日本の神々はみな一筋縄ではいかない神様ばかりなのでした!

はたして、瑞穂は無事大学に合格することができるのか・・・・・・?

 ※ ※ ※

ケモミミな登場神物としては、狐耳を付けた神様・宇迦之御魂(ウカノミタマ)=お稲荷様が登場します。
1巻でも自身が述べているように、狐は宇迦之御魂の眷属であって、宇迦之御魂は狐の神様ではないのですが(食物の神様)、今は世間のイメージにのっかって狐耳を付けるようになっています。
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『ミソニノミコト』2巻P94(PAPA/芳文社)









本作もそうなのですが、最近、「本物のケモミミがあってもよさそうなキャラクターが付け耳をしている」という表現を時々見かけます。
先日紹介した 『堕ち神様の神頼み』  『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情』 では、それぞれ狛犬娘と妖狐娘が出てくるにも関わらず、どちらもそのケモミミは付け耳だったりします。

いずれの作品も「付け耳」をつける理由を語らせて、キャラクターを一段深く掘り下げるということをやっていて、「本物の獣耳のないケモミミ娘」は見た目の可愛らしさと物語性を両立させる新しい表現なのかもしれませんね。

堕ち神さまの神頼み (富士見L文庫)
さくまゆうこ
KADOKAWA/富士見書房
2016-05-12





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アニメを見た人にもオススメ。革命的クマ耳漫画・完結編!『ユリ熊嵐』(コミカライズ版)3巻

アニメとは違う、もうひとつの『ユリ熊嵐』!
キャラクターデザインを手がけた森島明子氏によるコミカライズ版、堂々の完結編3巻が5月24日より発売中です!

完璧な美少女転校生・百合城銀子と、彼女を追いかけて転校してきた百合ヶ咲るる。
そして、地味で存在感のない透明な高校生・椿輝紅羽。

るるが紅羽に嫉妬したり、住んでいた寮が火事になったり、紆余曲折ありつつも、紅羽の家に仲良く同居することになった三人。
しかし、紅羽の母・澪愛の死の真相をめぐって、三人の間に大きな波乱が起こることになります・・・・・・・!

 ※ ※ ※

原作アニメの雰囲気と人間関係を保ちつつも、設定を大胆に再構成した本作。

特に感じるのは、アニメが紅羽の物語だったのに対して、コミカライズ版は銀子の物語になっているなあ、という点。

アニメのテーマである『私たちは最初からあなたたちが大嫌いで 最初からあなたたちが大好きだった』が、コミカライズ版では『私たちはみんなずっとひとりぼっちで ずっと一緒なんだ』になっていて、キチンとその通りのエピローグになっているところが素晴らしいです。

 ※ ※ ※

アニメも漫画もそうなのですが、『ユリ熊嵐』は「人獣同時描写」(人型と実際の動物の姿が、コマによって変則的に、自由自在に入れ替わる描写方法。カザマアヤミの猫耳漫画『ちょこっとヒメ』[2005年~]以降によく見られる表現―例1 例2 )を積極的に活用している作品です。
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『ユリ熊嵐』3巻P163(森島明子・イクニゴマキナコ/幻冬舎)







『ユリ熊嵐』における人獣同時描写が、他の作品の影響によるものなのか、それとも独自に生み出されたものなのかは、もう少し突っ込んで調査してみたいですね。


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獣人姉弟、最大の危機!『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』3巻

Web小説投稿サイト『小説家になろう』発の異世界教育ノベル!
異世界に転生した工作員が獣人姉妹を後継者として育成する物語、『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』の3巻目が5月24日より発売中です!

異世界の没落貴族エルドランド家の子・シリウスとして転生した、こちらの世界の「第三十七特殊工作員」。
六十代の工作員としての知識と能力を有したまま成長した彼は、この異世界で、転生前には果たせなかった「後継者を育てる」という夢を叶えようとします。

故郷で保護した元奴隷の獣人姉弟・銀狼族のエミリアとレウス、そして学園都市で出会った「精霊を見る」特殊能力を持つ少女・リースを弟子として育成しつつ、自らもかつての力を取り戻し、さらに一段上の力を獲得しようと己を磨くシリウス。

そんな中、弟子二人、エミリアとレウスに最大の危機が訪れますが・・・・・・!

 ※ ※ ※

前半は成長した獣人姉弟二人の本格的な戦いが描かれる迷宮編、後半はリースの本当の正体が明らかになる王宮編となっており、物語的にも節目の巻となっています。
Web版と比較するとかなり内容が修正されているので、初読みの人はこちらの文庫版を読むのがオススメ。

 ※ ※ ※

文庫書き下ろしとして、王宮編エピローグの収穫祭の情景をさらに細かく描いた短編『《祭りは続く》』が収録されています。
狼少年レウスは祭りの店の串肉に興味津々で、結局、姉狼のエミリアも串肉をもらうことになるわけですが、最近、狼耳キャラが焼肉を食べる、というシーンをよく見るような気がしますね。
(例1)(例2)(例3)



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変なパーカー着た恨み猫。『恨み来、恋、恨み恋。』5巻

七代祟る強力な怨念を宿した恐るべき妖怪「恨み猫」が、現代の子孫へと復讐にやってきた!!

でも、その恨み猫は猫耳女の子の姿をしていて、人見知りでやたらとビクビクしているし、実はあんまり怖くないかも・・・・・・。

むしろ、自分の妹の方がよっぽど怖い!

そういうわけで、だいぶ惚れっぽくなった化け猫娘による21世紀的ラブストーリー『恨み来、恋、恨み恋。』の5巻目が5月21日より発売中です!

「十三番目の獣の家」・・・・・鼬塚家の透也の襲撃を潜り抜けた、子国家の若当主・恭一と、妖怪「恨み猫」・猫ヶ崎夏歩。

恭一は透也との戦いに傷つき、しばらく寝込むことになってしまいましたが、その間に夏歩は正式な子国家の当主となった恭一の妹・子国宮湖から取引を持ちかけられ、子国家に協力して街にいる鬼を退治するという仕事を請け負うことになります。

一族を守るためなら殺しさえも辞さない子国家のやり方を知っている恭一は、夏歩が子国家に協力することには大反対! 夏歩を引き入れた妹の宮湖と大喧嘩を繰り広げます。

さらに、恭一と夏歩の仲が急接近したことで、恭一に想いを寄せている丑家当主・朱華との関係も捻じれてきますが・・・・・・!

※ ※ ※

激闘と激闘のあいだの幕間といった感じの巻でしょうか。
恭一をめぐる恋愛模様は夏歩に朱華に妹まで加わって、なかなか混沌とした様子になってきました。

あと、本作における敵(子国家との対立勢力)は「十二支に入れなかった十三番目の動物」となる構図があるようですが、4巻の記事で触れた「鹿」らしき妖怪?が出てきているのが気になるところ。

※ ※ ※

さて、子国家で夏歩が眠り続ける恭一の番をしている場面にて、夏歩はずっと「2.22」と書かれた変なパーカーを着ています。
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『恨み来、恋、恨み恋。』5巻P48(秋タカ/スクウェア・エニックス)









おそらく猫の日(2月22日)と「恨み猫」・夏歩をかけているのだと思うのですが、こういう変な単語が描かれた服をキャラクターが着ている場面を、近年の漫画では時々見かけます。
他の作品例ですぐ思いつくのは『てーきゅう』でしょうか。
てーきゅう 1 (アース・スターコミックス)
ルーツ
アース・スター エンターテイメント
2013-04-26


このあたりは、スポーツ選手や海外の俳優が変な日本語Tシャツを着ているという話が漫画表現に輸入されているのだと思いますが、過去に記事にした「プロレスをするネコミミ」みたいに、その時代にしか分からない時事的な表現になる可能性がありそうですね。



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キツネさんは尻尾の手入れも大変。 『もののけ◇しぇありんぐ』2巻

ぼっち女子高生(貧乳)が妖怪(巨乳)たちとルームシェアリング!
『もののけ◇しぇありんぐ』の2巻目が5月20日より発売中です!

親元を離れて勉強する苦学生のヤタは、一軒家・六人部屋・家賃二万円の激安ルームシェアリング物件に住むことになったわけですが・・・・・・そこはなんと! 人間社会に紛れて暮らす妖怪たちの家なのでした!

みんなのお母さん的存在。常に水分補給が欠かせないカッパの女子大生ミズチ。
体も胸もダイナマイトな、男の子好き鬼女のモミ。
お笑い芸人志望の、一番人外な身体をしているろくろ首のロク。
ヤタとは仲良くやっているけれど、ぶっきらぼうなモミとの関係が良くない、引っ込み思案な雪女ユキ。
男にも女にも見境なく手をつける、色ボケ妖狐のよーこ。

そんな五人の妖怪娘たちとも上手く関係が結べてきたと思った矢先、シェアハウスが爆発(!)してしまい、ヤタは再び家なき子になってしまいます。

その結果、今度はシェアハウスではなく、マンション一室に六人同居・・・・つまり本当の「ルームシェアリング」をすることになってしまいますが・・・・・・!

 ※ ※ ※

「実際にケモミミと暮らしたらどうなるか、何が不便なのか」という生活描写をキチンと描いている本作。
今回は、自分の尻尾の手入れをするのに苦労するよーこさんのシーンが描かれます。
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『もののけ◇しぇありんぐ』2巻P40(クール教信者/講談社)





態勢的には、身体を横にひねってブラシをかけるよりも、尻尾を脚の間から通してお腹のあたりでブラッシングする方が楽だというのは、なんとなく分かります。
新聞紙を敷いているところが、いかにもありそうというか、生活感がにじみ出てて良い。

狐さん的には、尻尾の手入れは他の誰かにやってもらうのが一番楽かもしれませんねえ。



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