ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2015年12月

冬コミ(C89)新刊情報 『総解説・兎耳史』

 今年の冬コミに当選しておりまして、「S猫出版部 31日木曜日 東地区 "ピ" 49a」で 兎耳&バニーガールの歴史の本を出します。
 全68ページで兎耳の歴史を徹底解説しています。
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兎耳表現の変遷図解や・・・・・・
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 古今東西のバニーガールを図解していたりしますので興味のある方はぜひ。
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 ※ ※ ※

そのほかに、以前に作った本、
・ 『現代獣耳研究vol.2』
・ 『総解説・狐耳史』(のこりわずか)
・ 『総解説・猫耳史 第二版』 も頒布しますので、こちらも興味がある方は、ぜひS猫出版部のスペースまでお越しください~



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狐的にも衝撃の展開!『東京レイヴンズ』14巻

 霊的災害「霊災」テロが予告され、緊張が走る東京。
 治安維持活動の裏で陰謀をめぐらす陰陽庁と、それに対立する陰陽師(レイヴン)の少年少女たちの戦いを描く、人気の陰陽バトル・ノベルの最新14巻が12月19日より発売中です!

 陰陽庁長官・倉橋源司と相馬家が起こそうとしている3度目の霊災テロが、3月3日「上巳の日」に起こされることを知り、夏目の元に集った秋乃、冬児、鈴鹿、京子、天馬。
 陰陽庁の報道戦略により霊災テロの首謀者として濡れ衣を着せられた夏目・春虎たちは、元・呪捜部長の天海大善の口から倉橋長官の陰謀を暴露した動画をインターネット上に拡散することで、逆に陰陽庁をけん制し、内部からの切り崩しを狙います。

 しかし、どうにも時間が足りず、ついに大規模霊災テロ――史上最大の呪術儀式「天チュウ地府祭」が開始されてしまいますが・・・・・・!

※ ※ ※

 500ページ近くにわたって、最終決戦に向けた怒涛の展開が繰り広げられます。
 ライトノベルレーベルではありますが、昔からの伝奇小説ファンもかなり満足できる作品なのではないかと。

 ひと昔前のこういう小説で「政府や上層部の陰謀を告発する」という時、主人公たちがTV局とか報道機関を占拠してゲリラ放送するというストーリーが一般的だったと思うのですが、今は自分たちで動画を作ってネット上に拡散するという手が使える、というかそっちの方が現実的なんだなあと、時代の変化をしみじみ思ってしまったり。

※ ※ ※

 本作の至高の狐耳ヒロインであるコン/飛車丸は、前回しっかり休養したことで、今回は全力で戦いに馳せ参じます。
 しかし飛車丸として夏目と目を合わせたことで、あり得ない現象が起きてしまい、そして衝撃の展開が・・・・・・!
 狐耳ファンにも必読の14巻ですね。



「どんな結果になっても クラリオンはずっとネネの味方だ」(by猫耳アンドロイド)『紅殻のパンドラ』7巻

 サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、知能を持つアンドロイドといった夢の技術が実用化されつつある一方で、BC兵器を使わない限定戦争が際限なく拡大し続けている、光と影が混然となった近未来。
 人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、機械人形みたいな人間・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、人間みたいな機械人形・クラリオンのスリル満点(?)の日々を描きます!

 ついにTVアニメ化も決定した『紅殻のパンドラ』、単行本7巻目が12月24日より発売中!

 兵器として転用することを目的に、巨大自律掘削装置「ブエル」に接触しつつあるアメリカ帝国軍を止めるため、ネネに黙って米帝軍の地下秘密基地に殴り込みをかけたクラリオン。

 しかし、帝国の秘密兵器、機械の目すら誤魔化す「熱光学迷彩」で守られた戦闘アンドロイド“恐怖(フィアー)”を前に、大苦戦を強いられます。

 そんなところで、ようやくネネはクラリオンの元に駆けつけるのですが・・・・・・。

 ※ ※ ※

 中盤までは6巻のシリアス展開を引き継ぎますが、後半はまさに『紅殻のパンドラ』ならではの展開になります。

 この巻で、一見戦闘に役立ってないように見えるネネが、実はなかなか凄い能力を持っていることが分かります。ネネとクラリオンが共同で戦うところは、本作が理想とする「人間と機械の関係」を示している感じでよいですね。

 あと、ネネにしろクルツにしろ、本作の登場人物がみな「世界平和」という夢を抱いているのが面白い。それなのに分かりあえず、結局争いになってしまうのが人間のサガというか、結構深いテーマになっています。

 ※ ※ ※

 今回もネコネコかわいいクラリオン。

 「質量を持った残像」のほか、ニンジャスレイヤーのネタがそのまんま出てきたりして、かなりパロディにも磨きがかかっている本作ですが、クラリオンの修理モードが今回は艦これのパロディになってます。
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『紅殻のパンドラ』7巻P20(六道神士・士郎正宗/角川書店)











 本作の連載開始時(2012年)のゲームネタは『モンハン』だったわけですが、その頃と比べて、ゲーム業界の勢力図がだいぶ変わっちゃったんだなあとしみじみ感じる次第です。



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三つ子の犬娘、クール系女子にアタック!『大上さんとケルベロスゥ!』1巻

 三位一体・・・・・・・じゃなくて、外見がそっくりな三つ子の犬娘が、クール系女子にアタック!するケモミミ百合漫画『大上さんとケルベロスゥ!』が12月22日より発売中!

 普通の人間と、動物の耳と尻尾の生えた「耳人(みみびと)」と呼ばれる獣人が共存する世界。

 犬系の耳人・黒田三姉妹の末っ子スゥは、孤高のクール系女子・大上さんに恋をしてしまいます。

 でも、引っ込み思案で大人しいスゥは、告白するどころか話かけることすらまともにできません。
 そこで、長女のケルと次女のベロが、それぞれスゥのふりをして大上さんにアプローチし、スゥと大上さんをくっつけようと奮闘するのですが・・・・・・。

 ※ ※ ※ 

 三姉妹は三つ子なので、顔と背格好は三人ともほぼ一緒です。

 長女のケルはさっぱりした体育会系女子。髪留めをつけているのが特徴。あと、犬耳娘なのに犬嫌いという面白い性格をしています。

 次女のベロは暴走天然系女子。実は一番大上さんとスキンシップしていますが、特に恋愛感情はない模様。

 三女のスゥは引っ込み思案な文化系女子。いつも耳をぺたっと伏せているのが特徴。髪型はベロに似ていて、髪留めは付けている所はケルに似ているところが、姉の影響を受けているのかなと感じさせます。

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『大上さんとケルベロスゥ!』1巻P20(ならば/一迅社)



















※ ※ ※

 三つ子というと、最近復刻した話題のアレ・・・・・・・の影響を考える人もいるかもしれませんが、本作は2014年からの連載なので、むしろこちらの方が先行です。

 近年話題のケルベロス系犬娘は『今日のケルベロス』のクロ/シロガネ/ロゼや、『ようこそ幻界集落へ!』のクロ/ロエのように、多重人格キャラになることが多いのですが、本作では外見がそっくりな三つ子にしているところが特徴的です。





 本作、名前とキャラ付けが秀逸だなあと思います。確かにケルはカッコイイ系だし、ベロはアホっぽいし、スゥはなんだか大人しそうなイメージを感じる名前なので。



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付け耳の新表現!?『猫戸さんは猫をかぶっている』1巻

 「猫をかぶっている」女の子の頭の上に本当に猫が見えてしまう!男子学生の日常を綴った新感覚ラブコメ『猫戸さんは猫をかぶっている』の初単行本が12月12日より発売中です!

 高校一年生の桐生了(きりゅうあきら)は、地味ながらもわりと人に頼られやすい世渡り上手な男子。
 でも、根本的には人間不信で、特に女子に対しては一線を引いています。
 その理由は・・・・・・本音を隠して「猫をかぶっている」人間の頭の上に、本当に猫が見えてしまうから!

 人の本音と嘘をすぐに見破れるため、基本的に人を信じていない了ですが、そんな彼にも二人だけ、気になる女の子がいます。

 それは、一切猫をかぶる様子を見せない「設楽夏菜」と、純真そうなのに常時猫をかぶりつづけている「猫戸りら」。
 了は常に本音で接している(と信じている)夏菜に心を惹かれ、常に猫をかぶっている りら をとてつもない腹黒女子だと恐れるわけですが・・・・・・。

 そんなある日、了が人の頭の上ばかり見ていることを りら が指摘します。彼女はどうやら了が「猫をかぶっている人が分かる」ことに気づいているらしい・・・・・・それどころか、彼女も「猫が見える」体質のようなのです!

 他者の心を見透かせることで優位に立っていたつもりの了は、逆に りら に本音を見透かされて、ひどく焦ることになりますが・・・・・・。

※ ※ ※

 本作の最大の特徴は、「猫をかぶっている」人間の頭の上に、本当に猫が描かれること。
 頭の上に猫がのっているというより、猫耳帽子・フードのような形で描かれていて、これは付け耳の一種なのかな?と考えます。ケモミミジャンルにおける注目の新表現といえそうです。

 かぶる猫の種類は人によって違っていて、りらはでぶっとした感じのエキゾチック種っぽい猫、了は黒猫をかぶります。
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『猫戸さんは猫をかぶっている』1巻P12(真昼てく/双葉社)









 本音と嘘が目に見えてしまうことで、逆に疑心暗鬼にかられてしまう展開が、心理トリック的でかなり面白い。続きが楽しみな作品です。



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