ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2015年09月

巫女ラフタリア!『盾の勇者の成り上がり』12巻

 過去に因縁のある他の勇者候補との決着をつけてゆく、勇者更生編が続きます。
 ケモミミな仲間も増えて、ケモケモしい感じが増してきた『盾の勇者の成り上がり』の書籍版・最新12巻が9月25日より発売中です!

 異世界の侵略者を撃破し、剣の勇者・天木錬を改心させたことで、盾の勇者・尚文の周囲はひとまずの平和を取り戻しました。
 この機会を見て、尚文は自分の領地に奴隷たちを集めて開拓事業を進めようとするのですが、剣の勇者がかつて倒したドラゴンが腐竜となって甦ってきたり、自分の正義を信じすぎておかしくなってしまった弓の勇者に逆恨みされたりして、なかなか完全な平穏の日々は訪れないのでした・・・。

 ※ ※ ※
 
 前巻から引き続き犬系亜人のウィンディアとキールが登場します。尚文と長い付き合いになっているラクーン系亜人ヒロインのラフタリアも活躍の場面が多いです。特に12巻の後半は巫女服の女剣士という感じになって、なかなか凛々しい姿に・・・・・・・。

 ※ ※ ※

 『盾の勇者の成り上がり』はコミカライズ版4巻も9月19日に発売されているので、ファンの人はこちらもチェックです!




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肩に噛みつくのは狼娘の愛情の証。『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』

 Web小説投稿サイト『小説家になろう』の年間ランキング1位の作品がついに書籍化!
 異世界に転生した工作員が獣人姉妹を後継者として育成する物語、『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』が9月18日より発売中です!

 某組織の「第三十七特殊工作員」として、数々の困難なミッションをこなしてきた主人公。
 六十代を越え、後継者を育てることに力を注ぐようになった彼は、古くからの相棒の地位向上(後継者教育の便宜も図られる)が報酬として約束された、とある暗殺ミッションに志願するのですが・・・・・・あえなく、その任務で命を落としてしまいます。

 しかし、死んだはずの彼は、なぜか意識を持っていました。
 しかも、体が赤ん坊になって!

 異世界の没落貴族エルドランド家の子・シリウスとして転生した彼は、六十代の工作員としての知識と意識をそのまま持ったまま成長していきます。
 没落した屋敷に残ったメイド・・・・・・家の全てを切り盛りする母親然としたエリナと、ややドジな猫獣人のノエルから愛情のこもった世話を受け、わずか四歳で魔物を退けるほどの戦闘力と大人顔負けの知識を有する、まさに神童となったシリウス。

 それからさらに冒険者としての訓練を積み、八歳となったシリウスは、逃亡してきた獣人奴隷の姉弟、銀狼族のエミリアとレウスを保護します。

 誰にも負けない強い力が欲しい、大事な人を守れるだけの力が欲しいと願う姉弟の意志に触れたシリウスは、二人を弟子として育てることを決意しますが・・・・・・・。

 ※ ※ ※

 この1巻は全体的にプロローグという感じですね。先が気になる方はWeb版を先に読むのがよいかも。
 ただ、書籍化にあたってかなり文章・構成に手直しが入っているので、Web小説によくある細かい瑕疵が気になる方は、こちらの書籍版から読むのがオススメです。

 ※ ※ ※

 ライトノベルで「獣人の姉弟」という設定は珍しいかも。
 「姉妹」は結構いるんですけどねえ。
 まあ、そもそもレウスのようなケモミミ男子がレギュラーキャラとなるラノベが、(男子向けレーベルでは)少ないというのもあるんですが。

 女装ケモミミ男子でよかったら、最近は『Re:ゼロ』のフェリックスみたいなキャラも登場しているので、今後は少しずつラノベのケモミミ男子のバリエーションも増えていくかもしれませんね。





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超正統派の猫カフェ。『ねこのこはな』3巻

 直立歩行し人の言葉を話す「猫」がいる世界を舞台に、築40年のボロアパート「星雲荘」に住む駆け出しSF作家の菊池映(あっちゃん)と飼い猫の「こはな」、そして、ときどき世話を焼きにくるコスプレマニアの変な管理人・佐倉さんらが織りなす、超正統派猫漫画『ねこのこはな』の3巻目が9月23日より発売中!
ねこのこはな(3) (モーニング KC)
ねこのこはな(3) (モーニング KC)

 地道な執筆活動が実って、ついに雑誌に初連載を持つことになった映。
 これが将来の星雲賞受賞への第一歩だと張り切る映に対して、こはなは仕事が忙しくなった映とあまり遊べなくなり、退屈を持てあますようになります。
 そんなところで、ときどきやってくる暇(?)な管理人・佐倉さんが、こはなを色々と外に連れ出してくれるのですが・・・・・・。

 ※ ※ ※

 今回、こはなは佐倉さんに連れられて猫カフェにやってきます。
 猫が人型をしている世界なので、猫カフェも当然、大勢の猫娘がいるカフェになっています。
 人間に対しては社交力の高いこはなですが、同世代の女の子の猫に対しては、結構人見知り(猫見知り?)するようです。この辺りの描写は猫漫画というより、子供ネタ漫画っぽい。
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『ねこのこはな』3巻P78(藤沢カミヤ/講談社)












 ※ ※ ※

 こはな用のネズミのおもちゃに「アルジャーノン」と名づけていたり、さりげなく入るSFネタが気になるところ。
 各話の扉絵も何かのネタになっていそうな気がするんですが、明確にコレ、と指摘できないです、、、(第23話『ネッコちゃん』の扉絵とか、60~70年代の日本SFの匂いを感じるのですが)



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現代ピカレスクWizardry的小説(ウサギ付き)『ボーパルバニー』

 禁じられた手段で大金を手にした悪童たちを、バニーガールが殺しにくる!
 ライトノベルレーベルでは稀少な、本格ピカレスク小説『ボーパルバニー』が9月18日より発売中!

 何らかの非合法の手段で数億円の大金を入手したらしい、怜、燐華、銘次、龍童、玻瑠人、来霧の悪童グループ。彼らはある時から、なぜかバニーガールの恰好をした殺し屋に命を狙われるようになります。

 殺人バニーガールは何者なのか?

 なぜ警察もマフィアも掴んでいないはずの自分たちの「罪」を知っているのか?

 悪童たちは何もわからないまま、自らの金・誇り・平穏を守るために、バニーガールに立ち向かおうとします。
 しかし、一人、また一人と殺されていき・・・・・・!

 ※ ※ ※

 かなり本格的なピカレスク小説です。バニーガールと悪童たちの戦いの場面も、血の匂いが漂ってくるくらい激しく濃厚に描かれます。銃で撃っても死なない、殴ってもかわされる、そして気づいた時には懐に飛び込んできて急所を抉ってくる、化け物じみたバニーガールの強さが際立ちます。

 あと面白いのが、敵のバニーガールの正体が謎なのと同時に、主人公たち悪童グループについても、何者で、何をしたのか、なかなか明らかにされない点。読者の側からは「徐々に明らかになる悪童たちの姿」「そしてまったく正体のわからない殺人バニーガール」という対比が読み進むごとに深まるような仕掛けとなっています。

 ※ ※ ※

 本作、わざわざ冒頭に名作RPG『Wizardry』の解説文を載せていたり、作者紹介でもWizardryの名が触れられているように、タイトルの『ボーパルバニー』および殺人バニーガールの設定は、Wizardryに登場する常連モンスターに由来しています。
 だいたい序盤~中盤に出てきて、かわいい兎の姿だけど、クリティカルヒット(一撃死・首を刎ねる)攻撃を繰り出してゲームに慣れ始めた冒険者(プレイヤー)の度肝を抜く、というモンスターです。

 ボーパルバニーはゲーム中では獣の兎として描かれるのですが、四コマ漫画などの二次創作では「実はバニーガール姿の暗殺者なのだ」というネタが結構古くから使われていて、本作もその系譜にあるといえそうですね。





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泣いたケルベロス。『今日のケルベロス』5巻

 「冥府のケルベロス」と称する三位一体の尻尾付き犬っ娘たちと、感情の欠けている男子高校生・御門千明、そして彼に想いを寄せるクラスメートの小茂根 陽(こもね ひなた)。
 陽がついに千明に告白したことで、話が急展開する『今日のケルベロス』、単行本5巻目が9月19日より発売中です!
 
 ドジっ子だけど頑張り屋な神社の娘・陽に告白されたことで、急に陽を意識するようになり、ぼんやり考え事をすることが多くなった千明。その様子を見たケルベロスのクロは千明のことを心配するのですが、千明はなんでもない、と、うわの空。

 そんな折、クロは千明と陽が二人きりでいる場面を見て、激しく動揺してしまいます。
 もともと、「千明を元気にすること」が目的だったクロにとって、千明が陽と仲良くして元気になることは喜ぶべきことのはずなのですが、あまりにも急接近している二人の様子を見て、なぜか胸が苦しくてどうしようもない状態になってしまいます。
 「恋」と「嫉妬」という感情を知ってしまったクロは、大好きな千明と陽にその感情をぶつけることもできず、一人抱え込んで苦しんだ末に、ついに大爆発(物理的に!)してしまいますが・・・・・・。

 ※ ※ ※

 ケルベロスがどのようにして生まれるかなど、物語の核心に触れるようなエピソードがいくつか語られますが、恋愛関係のゴールが見えるのはまだまだこれから!といった感じですね。
 怪しい新キャラも登場して、これからの展開にも目が離せません!

 ※ ※ ※

 今回気になったのはケルベロスのクロと猫又のハコの八重歯(牙?)の描き方の違い。
 ハコの牙が細いのに対して、クロの牙はかなり太く大きく描かれるんですよね。ちなみにケルベロスのシロガネやフェンリルのリルリルも太く描かれているので、犬科キャラと猫科キャラで牙の描き分けをしているようです。これは、過去のケモミミ作品では見たことのない表現かも。

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『今日のケルベロス』5巻P27(桜井亜都/スクウェアエニックス)







 もうひとつ、最近興味を持って見ている「猫耳キャラの尻尾振り」表現について。カバー下のおまけ漫画にて、順番からいって表紙になっても良かったのに今回表紙になれなかったハコが強がっているネタが描かれているんですが、ここではハコが激しく尻尾を振っています。ハコは「不愉快」「興奮」で尻尾を激しく振るような描写がされますね。
 ちなみに「興味がある」時は、うねうねと尻尾をくねらせるような動作をします。
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『今日のケルベロス』5巻表紙カバー下(桜井亜都/スクウェアエニックス)



 


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