ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2015年08月

賢狼の鉄壁尻尾ガード。『狼と香辛料XII』(コミカライズ版)

 獣耳尻尾に定評のある小梅けいと氏による、傑作獣耳小説『狼と香辛料』のコミカライズ12巻目が8月27日より発売中です!
狼と香辛料(12)<狼と香辛料> (電撃コミックス) 
狼と香辛料(12)<狼と香辛料> (電撃コミックス)

 前巻からかなり話が飛んで、原作14巻に当たる物語が描かれます。おおよそ終盤に入った感じですね。

 ホロの故郷・ヨイツにある鉱山に関する禁書の在り処を知っているということで、探し求めていた書籍商ル・ロワと、運命の導きで出会うことができたロレンス。

 禁書が鉱山の乱開発を行うデバウ商会に渡らないようにしつつ、同時にその禁書の取引から利益を得る、という綱渡りのような交渉を行った末、ロレンスはどうにかル・ロワの信頼を得ることに成功します。

 この取引のために、ロレンスはローエン商業組合から多額の融資を取り付けますが、それだけの大金が動く取引となるとル・ロワのみに任せるわけにはいかず、ロレンスもル・ロワに同行する必要が出てきます。

 それは、旅の時間を考えると、ホロと別れなければいけない選択肢でもありました。

 ついにヨイツへの行程を記した地図が手元に届き、興奮醒めやらぬ様子のホロを横目に、独り密やかに悩むロレンスですが・・・・・・。

※ ※ ※

 第七十三話。
 全話中随一のサービスシーン、湯浴みして濡れたホロをロレンスがふきふきするシーンが出てきます。こういう場面は、まさにコミカライズの真価が出ている感じですね。
 ロレンスにはあっぴろげなホロですが、読者に対してはタオルや尻尾で鉄壁のガードを展開し、絶対に見えちゃいけないところが見えないようにしています。

 狼や狐みたいに、尻尾が大きいキャラはガードしやすくてよさそうです。猫なんかだと、尻尾で隠す面積が小さくて余計えっちぃ感じになっちゃったり。
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『狼と香辛料』コミカライズ版12巻P125(小梅けいと・支倉凍砂・文倉十/KADOKAWA)













直立歩行して人の言葉を喋る、小悪魔のような猫(?)の末路!『ミルモ様が見てる』2巻

 高校生の祐一とマキは、幼馴染同士。
 お互い気にしているのに、素直になれない二人の仲にハッパをかけていた猫(?)のミルモは、なかなか進展しない二人の関係に業を煮やして、ついに二人の周囲の人間まで巻き込み始めます!

 思春期の少年少女と、人語を喋る猫(?)の、ちょっとえっちぃラブコメディ『ミルモ様が見てる』の2巻(完結)が8月26日より発売中です!
ミルモ様が見てる (2) (電撃コミックスNEXT)
ミルモ様が見てる (2) (電撃コミックスNEXT)

 これまで、祐一に対しては人の言葉を喋っておちょくり、他の人間の前では猫のフリをしていたミルモ。
 しかし、祐一のクラスメート・宍戸が祐一を気にしているらしいことを知って、宍戸に対しても正体をあらわし、キューピッドの助言・・・ではなく小悪魔のささやきを吹き込むようになります。

 宍戸が祐一に対してアブない行動を仕掛けるようになったことで、さらに混沌としてくる祐一とマキの関係。
 そこに、ミルモ並みにハッパをかけてくるマキの親友・規子が加わって、混沌がより一層加速します!

 祐一とマキ、幼馴染二人ははたしてくっつくのか!?
 そして、喋る猫(?)・ミルモの運命は!??

※ ※ ※

 ミルモは周囲からは「猫」と認識されているようですが、実際の扱いは猫といようり、動くぬいぐるみみたいに扱われている感じですね。
 下のような、ミルモの頭を横から手で挟んでムギュっとするパターンが何度か繰り返し出てくるんですが、このあたりはなんか猫とは違う扱いな気がする。
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『ミルモ様が見てる』2巻P94(ねこ末端/アスキー・メディアワークス)



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『ミルモ様が見てる』2巻P124(ねこ末端/アスキー・メディアワークス)










 結局、ミルモが本当に猫だったのかはよく分からないままですが、飼い主のマキはあれこれ色々あった後でも、かなりミルモのことを気にしている素振りを見せていて(最終話および後日譚の台詞から)、本作、ちゃんとネコミミ漫画しているな~と感じさせられました。



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頭飾りにケモミミ、というネタの発端はあのゲームなんだろうなあ。『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』1巻

 行方不明のお姉ちゃん?を探すため、手掛かりとなるオンラインゲームを生まれて初めてプレイしてみた、女子高生・夢子のごくごく普通な体験記!

 ゲームの世界に入ったり、凄いチートで無双したり、運営会社の陰謀を暴いたり! そんな凄い展開は全然無いけれど! だからこそ新鮮な日常系MMORPG四コマ漫画『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』の初単行本が8月27日より発売中です!
ビビッド・モンスターズ・クロニクル (1) (まんがタイムKRコミックス)
ビビッド・モンスターズ・クロニクル (1) (まんがタイムKRコミックス)

 牧野夢子はちまっこいけど元気で人気者の女子高生。
 行方不明になった「お姉ちゃん(?)」を探すため、生れて初めてオンラインゲームをプレイします。

 彼女がプレイすることになる『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』というゲームは、わりとポピュラーなインターフェースを持った大型MMORPGですが、最大の特徴として、プレイヤー冒険のパートナーとなるモンスターを自分でデザインできるという点が挙げられます。(往年のタイトーの名作『ラクガキ王国』に似たシステムです)
 

 どうやら、夢子は「お姉ちゃん」が昔描いた絵と同じモンスターが『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』にいることを知ったらしく、ゲームの中から「お姉ちゃん」にコンタクトしようとしているようなのですが・・・・・・。

 初心者すぎる夢子を助けてくれた中級プレイヤー「あんこ」が、実はクラスメートの「中村あずき」だったり、夢子よりももっとダメダメな初心者プレイヤー「キャロライン」と一緒にパーティを組んで遊んでみたりと、人探しのために始めたはずのゲームは、夢子の日常をオンラインもリアルも豊かにしてくれるのでした。

 ※ ※ ※

 ゲーム内では普通に喋れるけど、現実だと内気すぎてまともに会話しきれない中村あずき(=あんこ)や、現実では生真面目な委員長である反動から、ゲーム中ではやたらと高飛車キャラになってしまっている佐藤赤音(=キャロライン)など、リアルとオンラインゲームの両面における日常を丁寧に描いている作品です。

 オンラインゲームはリアル友人と一緒にやるのが一番楽しかったりするよね、、、

 ※ ※ ※

 ワイルドウルフというモンスターが落とすアイテム「ウルフのヘアバンド」をあずき(=あんこ)にもらってから、その後はずっと夢子のキャラ(=ボン・キュ・ボン)は狼耳を付けた状態になります。のちに「ウルフの尻尾」なるアイテムを入手してからは尻尾も付くようになり、見た目は野性的な狼娘といった感じに。
 ちなみに赤音のキャラ(=キャロライン)はウサギ耳のヘアバンドを付けており、1巻後半で登場するチェリムというキャラもケモミミらしきものを付けています。
 みんなケモミミ付けるの好きなんですね。
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『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』1巻P18(キキ/芳文社)













 「モンスターがケモミミ装備をドロップする」「ケモミミ装備が“○○のヘアバンド”という名称である」 といった部分から、おそらくこのあたりの描写は『ラグナロクオンライン』が元ネタなのだろうなあと思います。
 MMORPG風作品のケモミミコスプレは、だいたいROが元ネタな感じがしますね。

(ちなみに、創作に出てくる架空MMORPGのネコミミ獣人種族はFF11、ウサミミ獣人種族はTERAがモデルにされることが多い感じ)



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「きっと億単位の経験点がもらえるはずですにゃ!」(byタマ)『ソード・ワールド2.0リプレイ できそこないの転生伝承(ウロボロス)』3巻

 和製TRPG代表作の新編『ソード・ワールド2.0』の『ドラゴンレイド』を基にしたリプレイです!

 破滅の運命にある世界を救うため、タイムトラベルを繰り返して歴史を書き換えていく、破天荒な冒険者たちの物語・『できそこないの転生伝承』の最終章・3巻目が8月20日より発売中です!

 世界の終焉を導く災竜・ノワールの発生が、白竜ヴァルを中心とする複雑なタイムパラドックス的構造によって引き起こされていることを知った冒険者一行。

 ノワールに関わりがありそうな歴史的事件の改変を「もう一度」試みることを決めた冒険者たちは、あらためて、書き換えたはずの百年前の過去に飛びます!

 ※ ※ ※

 ケモミミとしては今回も「~ですにゃ」調で喋る猫系種族ミアキスの娘・タマラ、通称タマが登場します。
 今回は「212年 ルキスラ帝国のクーデター未遂」の首謀者である強敵・ギュンターを「殺さずに倒す」という困難なクエストを、ダイスの強運による「鎧貫き」攻撃により見事に成し遂げるという大活躍をします。

 TRPGリプレイに出てくる猫娘って、ドジっ子すぎて使えない子になってるパターンがわりとあるんですが、タマはなかなか強いですね。さすが10歳。

 ※ ※ ※

 タマが森で出会った大型の緑竜のことを「緑竜」だと呼びづらいから「ポチ」って命名してしまう場面があるんですが、巨大な威厳あるドラゴンに軽すぎな名前を付けてしまう、というのは。実はファンタジージャンルでは伝統芸なのかなとも思ったり。

 個人的にこういうネタで一番心に残っているのが、昔のゲームの『かえるの絵本』。クールな研究者のおねえさんのレラが、伝説の白竜の子供に「チビドラ」って、見た目そのまんまな名前を付けちゃうんですよね。
かえるの絵本 ~なくした記憶を求めて~
ビクター インタラクティブ ソフトウエア
1999-10-21


 この伝統芸の大元をたどると『魔法の国ザンス』の谷ドラゴン「スタンリー」あたりにたどり着くのかなと思ったりするのですが、他にもあるのかな?




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巴衛はキツネのままでも良いのではないか(よくない)。『神様はじめました』22巻

 どんなことがあろうとくじけない超ポジティブ女子高生にして土地神の奈々生と、超自信家だけど最近ちょっと謙虚になってきた、妖狐にして神使の巴衛。

 奈々生と一緒に生きるため巴衛は人間になることを決意したのに、当の奈々生が精気を吸い取られてあと半年も生きられないという状況に!

 波乱ばかりでなかなか落ち着けない女子高生と狐のカップルを描く、『神様はじめました』の最新22巻が8月20日より発売中です!

 今回も、巴衛は獣のキツネの姿のまま話が進みます。

 巴衛を人の姿に戻してくれるはずの出雲の大神・大国主が霧仁(=悪羅王)に囚われてしまい、霧仁を追って黄泉の世界までやってきた奈々生一行。
 ところが、大国主の軍勢が主を探すために黄泉を荒らしまわったため、その所業に怒ったイザナミ様が黄泉の入口を完全に閉じて、黄泉は完全な闇の中に沈んでしまいます。

 これでは霧仁を探しようがないということで、イザナミ様のご機嫌を取りに行く奈々生たち。

 イザナミ様に嫌われているからと、ひとり待つことにした巴衛は、偶然なのか運命なのか、霧仁の一行が凍えている場面に遭遇します。
 長きにわたった因縁を晴らす最大の好機とみて、巴衛は霧仁の喉笛を噛み千切ろうと襲いかかりますが・・・・・・!

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 22巻は霧仁=悪羅王の出生にかかわる話と、いまだ悪羅王に強い恨みを持つ巴衛の心理描写。
 強がりすぎる奈々生に、そんな奈々生を心配しすぎて怒ったりすねたりする巴衛の姿が中心に描かれます。

 あと、少々危うい雰囲気を見せているのが、悪羅王に心酔して彼のためなら彼の意に沿わないことまでする、しもべの夜鳥と、奈々生のことを心から想っているのに、奈々生の心が巴衛と共にあることを嫌というほど分かっている蛇の神使・瑞希。

 二人とも立ち位置は異なるものの、「想い人の心が巴衛に捉われている」という点で共通していて、先行きが気になるキャラとなっています。

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 単行本と同じ8月20日発売の雑誌『花とゆめ』にも本作のCDが付録で付いているそうなので、要チェックです!

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