ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2014年12月

「ネコ耳で!!メイド服の!!」(by米帝軍兵士)『紅殻のパンドラ』5巻

 サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、アンドロイド等が実用化されつつある混沌とした近未来。
 人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、夢は「世界平和」な脳ミソ以外全部機械のお気楽天然娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、ネコミミでメイド服で戦闘アンドロイドなクラリオンのちょっと物騒な(?)日常を描く、『紅殻のパンドラ』単行本5巻目が12月22日より発売中!

 デパート火災に巻き込まれた後、ダメージを受けた身体を修復するために病院を訪れたネネとクラリオン。
 最新技術によるメンテナンスを受けて、ようやくひと段落といった気持ちのネネ。
 その一方、クラリオンはデパート火災の原因が巨大自律掘削装置「ブエル」の暴走によるものだと判断し、「ブエル」に接触しつつあるアメリカ帝国軍の排除、および「ブエル」の「安定化」処置を目的として、ネネに黙って米帝軍の地下秘密基地に殴り込みをかけるわけですが――

 4巻とは一転して、戦闘メインのエピソードが多数収録されています。
 巻末の士郎正宗氏の解説や初回特典のオールカラー設定集、そしておまけ漫画の『なにかで配信バンドラジオ』で、本作の背景設定に関することが多く語られている巻になっているので、連載を読了済み人でもオススメの単行本です。
 士郎氏の解説文で、クラリオンのネコミミ&エプロンドレスというデザインについて『綿の国星』の事が触れられている点に注目してます。やっぱりこの年代のクリエイターの方はチビ猫を意識してしまうのかなあ。
綿の国星 3 (白泉社文庫)
大島弓子
白泉社
2013-08-02


 今回ちょっと気になった描写。
 クラリオンが簡略化されてネコのシルエットとして描かれているのですが・・・。
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『紅殻のパンドラ』5巻P39(六道神士・士郎正宗/角川書店)














 こういう描き方、最近他のネコミミ漫画でも結構見かけるのですよね。
 下はコミカライズ版『えとたま』の一場面ですが、他の娘が普通に描かれているのに対して、ネコミミのにゃ~たんだけがネコのシルエットで簡略化されています。
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『えとたま』1巻P123(氷野広真/吠士隆&是空とおる/白組&タブリエ・コミュニケーションズ/KADOKAWA)










 他には柚木色氏のネコミミ漫画『ぬこづけ!』で、こういう描写が多用されていますね。


 こういうシルエット描写、ゆるゆるな雰囲気を演出できる以外にも、複雑なデザインのキャラ(メイド服のクラリオンは特に)を楽に描ける、という作者側の事情もあるのかもしれませんが・・・基本的にネコミミといったシルエット自体に特徴があるキャラクターにしか適用できない、という点で、ケモミミ漫画独特の表現法として位置付けられそうです。



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ケモミミのように動く霊夢のリボン。『東方鈴奈庵』3巻

 コミケもいいけどこちらも!
 貸本屋「鈴奈庵」を舞台に幻想郷の不思議な日常を描く、《東方Project》公式コミック『東方鈴奈庵』の最新3巻が12月26日より発売中!

 収録作は・・・
 幻想郷、冬の七不思議の話。
 艶書(ラブレター)に宿る怨霊の話。
 寺子屋に化け狐の子が勉強しに来てるらしい話。
 鼠害と鼠除けの猫置物の話。
 の四編(八話)となっています。


 小鈴の妖魔本(妖怪の関わったことのある書物類)収集癖が徐々にエスカレートしてきていて、阿求からは「人間の道を踏み外す」のではないかと心配されています。
 実際、小鈴には文書の来歴がなぜか判ってしまう、という妖力のようなものが身に付きつつありますし、第十七話では妖魔本の怨霊にとり憑かれてしまい大変なことに・・・・・・。
 ゆったりとした時間が流れているようで、ところどころ危うい感じがあるのは、原作の雰囲気を忠実に再現している感じです。

 ケモミミキャラとしては人間の寺小屋に学びにきている狐の子(八雲藍とは関係ない様子)、僧侶関係のネタで一コマだけ出てくる幽谷響子とナズーリン、あと「地上のムーンラビット」こと、鈴仙・優曇華院・イナバが登場します。
 瞳に強い力を宿しているという設定の通り、鈴仙だけ他のキャラとは瞳の描き方が異なっているのが確認できます。(他のキャラは虹彩中心側がシャドウになっているのに対し、鈴仙は虹彩中心側の色が薄くなっていて光っているように見える)
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『東方鈴奈庵』3巻P164(春河もえ/ZUN/角川書店)



 ちょっと面白いなあと思ったのが、このシーン。
 男女の逢引きの場面を見てしまった霊夢と魔理沙が照れるシーンなのですが、霊夢のリボンが犬猫の耳みたいに、ぺたっと「伏せ」の状態になってるんですよね。
 無生物のはずのリボンがケモミミのように動いて感情表現を行う、典型例となっています。

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『東方鈴奈庵』3巻P60(春河もえ/ZUN/角川書店)




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こひなの着ているケモミミパーカーが抽選で当たるらしい。『繰繰れ! コックリさん』8巻

 コミ○クマーケットに向けて某「夢と魔法の国」から訴えられそうな絵を描く電波少女・市松こひなと、同人誌といえば『我楽多文庫』(1885年~)という、明治時代の生き証人(?)低級狐妖怪・コックリさんによる非日常系ギャグ漫画!
 女体化コックリさんの表紙があざとい、『繰繰れ! コックリさん』の最新8巻が12月22日より発売中!

 今回のラインナップは・・・
 「金のためにツチノコを探す話」
 「金のために夏コミで同人誌を売ろうとする話」
 「少女漫画調の貧乏神、マリアンヌ・田中がやってくる話」
 「夕食の献立に迷った末にアレを料理しちゃう話」
 「コックリさんはオワコンではないかという話」
 「お盆に霊が帰ってくる話」
 「猛暑で死神がやってくる話」
 「スポーツの秋のはずが、なぜか刑務所に入れられてしまうこひなの話」
 「狗神誕生秘話」
 の以上10編+α(おまけ漫画)です。

 ※ ※ ※

 こひなが好んで着用している狐耳パーカーですが、8巻の単行本と、以下二冊の関連書籍についている応募券のどちらか(つまり応募券2枚)を送ると抽選で30名に当たるみたいです。

 こひなの服装は結構な割合でケモミミモチーフになっていることが多いですね。
 第75憑目では、野球をすることになったこひながわざわざケモミミ?付きの帽子をかぶっています。
 この後に着用する囚人服にも、ケモミミのようなものが付いています。
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『繰繰れ!コックリさん』8巻P128(遠藤ミドリ/スクウェアエニックス)



 本物のケモミミが付いているキャラクターがかぶる帽子は、こんな形になっていることが多いですが、ケモミミの無いこひながこれらを着用しているのは、何か名状しがたい理由があるんでしょうね、、、



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寿命が気になるお年頃。『神様はじめました』20巻

 ホームレス生活の末に小さな神社の土地神になってしまった超ポジティブ女子高生・奈々生と、自分に不可能はないと豪語する超自信家の神使・狐の巴衛の恋愛模様を描く人気作!
 アニメ第二期の放送も決まった、『神様はじめました』の最新20巻が12月19日より発売中!


 前々巻から続く沖縄修学旅行編の締めのエピソード(3日目)が収録されています。

 といっても、1日目・2日目のような大事件は起こらず、鞍馬の正体を探ろうとする女子とのやりとりや、人魚とのトラブルの時に力添えしてくれた丸島の巫女に巴衛がお礼に行く、といったような落ち着いたエピソードが中心です。

 ただ、丸島の巫女のエピソードにて、一つの転機が描かれます。

 以前会った時は悪戯な子供だった丸島の巫女が、たった数十年で老女になってしまっていることにショックを受ける巴衛。
 人間が妖と違ってあっという間に歳をとることを目の当たりにし、奈々生との寿命差を意識するようになった巴衛は、ともに同じ時を歩むために人間になりたいと考えるようになり・・・・・逆に奈々生は、妖の身を捨てて自分に合わせようとする巴衛の気持ちを受け止めきれず、戸惑いを露わにします。

 無理矢理人間になろうとした結果、巴衛は人の姿を失って元の狐の姿に戻ってしまい・・・。
 そんな中で、巴衛に因縁を持つ悪羅王の転生体・霧仁の影がちらつき始め、物語は不穏な方向へと進み始めます。

 両想いになってめでたしかというと、なかなかスムーズにはいかない二人です。

※ ※ ※

 寿命差の話は、妖怪や妖魔といった人ならぬ存在と、人間とが恋愛をする場合に物語の核心として使われることの多いネタですが、妖怪モノと相性のいいケモミミ作品でも比較的よく使われる設定であります。

 ちなみにケモミミ作品では、ペットと人間との関係になぞらえた「ケモミミの方が人間より先に歳をとって死んでしまう」という、妖怪モノとは逆パターンの寿命差が描かれることも多いです。
 近年のケモミミ少女漫画では『らびっとアリス』が逆寿命差パターンですね。



犬(ケルベロス) VS 狼(フェンリル)!『今日のケルベロス』3巻

 「冥府のケルベロス」と称する三位一体の尻尾付き犬っ娘たちと、感情の欠けている男子高校生・千明との、ドタバタでちょっと切ないラブコメディー!
 『今日のケルベロス』単行本3巻目が12月22日より発売中です!
 今回の表紙は、人見知りで大人しいミステリアスなボクっ娘「ロゼ」ですね。彼女だけは他のケルベロス娘が知らない秘密を知っているようで、今後の物語のキーになりそうな雰囲気です。

 3巻のスタートは前巻から引き続き、「リルリル」こと、北欧神話の幻獣フェンリルとの対決!
 その魔眼で無関係な学校の生徒を操って襲撃させ、ケルベロス達に不自由な戦いを強います。
 そんな状況でも、ケルベロス三人娘の好戦的な面を司る、第二ケルベロスのシロガネは、千明たちと共闘することを頑なに拒んで自分だけで戦おうとするため、余計に苦戦することになるわけですが・・・・・・。

 彼女が独りで戦おうとする理由とは?

 ※ ※ ※

 本作のフェンリルもケルベロス達と同じく尻尾付き女の子の姿をしています。
 擬人化されたフェンリルが登場する場合、元の神話にある『鎖で拘束しようとしたが簡単に引きちぎってしまった』というエピソードを反映して、拘束具のついたボンデージっぽい衣装になるパターンが多いのですが、本作のリルリルも手枷・鎖を付けた格好をしていますね。
 (擬人化フェンリルは最近ではモバイルゲームのキャラクターとして盛んに登場します)
 
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『今日のケルベロス』3巻P38(桜井亜都/スクウェアエニックス)








 ただ、本作のリルリルは瞳を見た相手を操る能力を持っているのが特徴的です。
 このあたりはたぶん元の神話にない能力ですが、北欧神話における魔物の元締めの一人、というところに由来するのかな?

 ちなみに、ちょっとアホっぽい性格をしているのは、『神様に騙されて、切れない紐グレイプニルに自分から縛られに行ってしまった』という元ネタを反映しているのかもしれませんね。



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