第7巻が11月12日より発売中!
百鬼荘の座敷童子・むーちゃん(六郎)の父親である山本五郎左衛門に招かれたタケヲちゃんは、五郎左衛門の口から、先祖と神野悪六郎の関係、そしてタケヲちゃんとむーちゃんに関わる重大な秘密を教えられ、タケヲちゃんは最後の戦いに向けて決意を固めます。
一方、悪六郎側は、タケヲちゃんたちにかつて敗れた鬼・酒吞童子を核として巨大妖怪だいだらぼっちを復活させ、タケヲちゃんのいる百鬼荘だけでなく、街の全てを破壊する勢いで大侵攻を開始します。
その目的は、タケヲちゃんがこの街で得た全てのものを破壊することで、タケヲちゃんを再度絶望の淵に叩き込み、タケヲちゃんが宿す最凶の災禍・『空亡』をこの世に顕現させること!
だいだらぼっちと悪六郎の力の前に、次々と仲間が倒れる中、タケヲちゃんは最後まで絶望することなく、悪六郎の悪意を打ち砕くことができるのでしょうか?
最終巻だけあって、六郎の補佐役である空狐もといクーちゃんに、狸の形部もといポンちゃんの出番は多めです。実際にバトルしたりするわけじゃないですが、タケヲちゃんと六郎が登場する場面の後ろの方で、二人ペアでしっかりと姿を見せています。
だいだらぼっちの攻撃を紙一重でかわしたりして、漫画中ではだいだらぼっちの強大さを印象付ける役目も担っています。
『タケヲちゃん物怪録』7巻P103(とよ田みのる/小学館)
敵側のケモミミ・・・もとい、妖獣である辻堂マミもいよいよ本格的に動き始めます。
狐、狸と並ぶ、日本の代表的な「化ける」妖獣・ムジナだけあって、坂田との対決の場面でも、タケヲちゃんの姿に化けることで坂田を惑わせようとしますが・・・。
マミは作中の描写を見ていると、悪六郎の支配下にある下僕というよりは、個人的な興味から悪六郎に力を貸しているだけ、の妖怪みたいですね。最後まで謎の多い存在です。
・・・謎といえば、マミが結局男なのか女なのか良く分からなかったですね。
服装は男のようなんですが、服装だけじゃ決め手になりませんし・・・。(ポンちゃんが実際アレでしたしねえ)
『タケヲちゃん物怪録』7巻P84(とよ田みのる/小学館)
萌え ブログランキングへ