ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2014年11月

妖獣たちも集う、最後の戦い!『タケヲちゃん物怪録』7巻

 最凶の厄病神・神野悪六郎の呪詛を受け続ける少女・タケヲちゃんと、彼女を護ろうとする陽気な妖怪たちの行く末を描く、ハートフル伝奇漫画『タケヲちゃん物怪録』もついに最終巻です!
 第7巻が11月12日より発売中!

 百鬼荘の座敷童子・むーちゃん(六郎)の父親である山本五郎左衛門に招かれたタケヲちゃんは、五郎左衛門の口から、先祖と神野悪六郎の関係、そしてタケヲちゃんとむーちゃんに関わる重大な秘密を教えられ、タケヲちゃんは最後の戦いに向けて決意を固めます。

 一方、悪六郎側は、タケヲちゃんたちにかつて敗れた鬼・酒吞童子を核として巨大妖怪だいだらぼっちを復活させ、タケヲちゃんのいる百鬼荘だけでなく、街の全てを破壊する勢いで大侵攻を開始します。
 その目的は、タケヲちゃんがこの街で得た全てのものを破壊することで、タケヲちゃんを再度絶望の淵に叩き込み、タケヲちゃんが宿す最凶の災禍・『空亡』をこの世に顕現させること!

 だいだらぼっちと悪六郎の力の前に、次々と仲間が倒れる中、タケヲちゃんは最後まで絶望することなく、悪六郎の悪意を打ち砕くことができるのでしょうか?


 最終巻だけあって、六郎の補佐役である空狐もといクーちゃんに、狸の形部もといポンちゃんの出番は多めです。実際にバトルしたりするわけじゃないですが、タケヲちゃんと六郎が登場する場面の後ろの方で、二人ペアでしっかりと姿を見せています。
 だいだらぼっちの攻撃を紙一重でかわしたりして、漫画中ではだいだらぼっちの強大さを印象付ける役目も担っています。
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『タケヲちゃん物怪録』7巻P103(とよ田みのる/小学館)












 敵側のケモミミ・・・もとい、妖獣である辻堂マミもいよいよ本格的に動き始めます。
 狐、狸と並ぶ、日本の代表的な「化ける」妖獣・ムジナだけあって、坂田との対決の場面でも、タケヲちゃんの姿に化けることで坂田を惑わせようとしますが・・・。

 マミは作中の描写を見ていると、悪六郎の支配下にある下僕というよりは、個人的な興味から悪六郎に力を貸しているだけ、の妖怪みたいですね。最後まで謎の多い存在です。

 ・・・謎といえば、マミが結局男なのか女なのか良く分からなかったですね。
 服装は男のようなんですが、服装だけじゃ決め手になりませんし・・・。(ポンちゃんが実際アレでしたしねえ)
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『タケヲちゃん物怪録』7巻P84(とよ田みのる/小学館)

















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コスプレだから問題ない!?『オオカミ少年 こひつじ少女』4巻

 犬だと思っていたペットのハスは、実はオオカミ少年だった?!
 狼なのに甘えん坊のハスと、彼に振り回されつつもしっかり世話を焼く女子中学生・冬華の日々を描く、人気の狼少年漫画の4巻目が10月30日より発売中です!

 今回もハスを中心に様々な騒動が起きます。

 血液型占いに影響されたハスが、自分の血液型を調べようとして妙なことになってしまったり・・・。

 大学生の兄が帰省することになったのだけど、兄はハスが人間に変身できることを知らないので、どうやって誤魔化そうかと冬華が悩んだり・・・。

 冬華とより接近したくて、夏祭りでのお化け屋敷デート!を計画するハスに対して、お化けの類が本気で嫌いな冬華が拒絶してしまって、物語が怪しい方向にいってしまったり・・・。

 相変わらず犬のように(犬だから?)冬華にベタベタするオオカミ少年ハスですが、ところどころ他人を慮って行動するようにもなってきていて、少年少女の成長がみられる点が、やっぱり『ちゃお』の連載作だなあと感じさせられます。

 4巻で気になった描写はこちら。
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『オオカミ少年♥こひつじ少女』4巻P88(環方このみ/小学館)















 北海道の下宿先へ戻る冬華の兄を空港で見送るシーンですが、ここでハスが思いっきり狼耳・尻尾を出した状態になってしまいます。
 空港という、人が大勢いる場所で正体がばれているわけですが、現実はそんなに大騒ぎになったりせず、左の吹き出しで『コスプレ?』とちょっとツッコまれるくらいの反応しかありません。

 以前、『うどんの国の金色毛鞠』の項でも指摘したことがあるんですが、2010年以降のケモミミ作品では、ケモミミの正体が普通の人にばれたとしても、「コスプレ」で押し通して、そんなに問題にならない場合が多いんですよね。
 80年代の、例えば『おてやわらかにぴんく!!!』なんかだと、正体がバレそうになる話でまるまる1話作られたりしているんですが、ケモミミに対する周囲の環境がだいぶ変わってきているのかな、と考えさせられます。


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「「ワン」!」「ワン!」(ノリのいい子猫)『くだみみの猫』2巻

 使い魔のはずの「クダ」にとり憑かれてしまい猫耳が生えてきてしまった、巫女家系の少女・子猫(ねねこ)と、彼女を束縛するのが大好きな、鎖を司る式神・七晩(しちかげ)。
 クダを制御するために不思議な診療所で共同生活を始めることになった二人のドキドキラブストーリー『くだみみの猫』の2巻目が10月23日より発売中です!
 2巻の表紙は子猫と逆にツンツンすぎてコミュ障な宮と、彼女の式神の新月。


 極度の人見知りだった子猫も、同い年の宮といった診療所の巫女仲間たちと交流することで、少しずつ人とコミュニケーションがとれるようになってきました。2巻の後半では、祭りの出店の売り子ができるくらいに人見知りが改善?されています(実際にはまだかなり怯えていますが)。
 そんな中、悪霊を祓うのではなく、悪霊を生み出している巫女の存在が明らかとなり、物語も少しずつ動き出しているようです。

 本作の特徴として、子猫が頻繁に七晩に(愛情表現として)首輪や鎖で束縛されちゃう事が挙げられますが、もう一つ、毎回のように行われる子猫のコスプレ?にも注目です。
 今回は尾行シーンで、なぜか警察犬のコスプレをさせられてしまう子猫。妙に露出度高い衣装に恥ずかしがりつつも、宮に「「ワン」!」と迫られると、元気良く「ワン!」と返したりします。わりとノリがいい子猫です。
 子猫はかなり「頑張る」タイプなのですが、こういうコスプレの時も、「頑張ってる感」が強調されていますね。
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『くだみみの猫』2巻P11(中山幸/メディアファクトリー)













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犬みたいな犬夜叉。『犬夜叉』新装ワイド版22巻

 ちょっと紹介遅れましたが、新装ワイド版『犬夜叉』の22巻目が先月中旬より発売しています!

 傷付いた犬夜叉が現代のかごめの家で過ごす一休みのエピソード『平和な食卓』から始まり、妖怪退治中に犬夜叉の武器・鉄砕牙に起きた異変を描く『化け猫』『毒蛟』のエピソード、そして最高の防御力を誇る冥界獣の鎧甲を取り込んだ魍魎丸との戦いで、殺生丸の剣・闘鬼神が折れてしまう話『怒り』を含めた、第392話から第409話までが収録されています。

 新装版恒例の巻末特集&作者インタビューは、犬夜叉の刀・鉄砕牙について。この22巻全体を通して、武器に関する話でまとまった内容となっていますね。


 ケモミミ生活的視点としては、戦いから離れた『平和な食卓』のエピソードが良い感じです。犬夜叉が学校に行ったかごめを待ちわびて、部屋の中をぐるぐる廻ったり、かなり犬っぽい仕草を見せてくれます。



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表紙がねこ王です!『ほんとにあった!霊媒先生』19巻

 常識を超越した(単に世間知らずともいう)霊媒先生が繰り広げる、オカルトギャグ漫画の19巻目が11月4日より発売中です!
 前の18巻では猫耳関係のネタは全くなかったのですが、今回は表紙が猫耳付き呪理先生になっています。


 本編では『第195話 妹襲来。』にて、猫耳呪理先生のカットがちょこっとだけでてきます。
 『第192 燃。』『第199話 チョコが欲しい。』もそうなのですが、今回は地球に侵略しにきている猫型宇宙人・ツナマヨ星人一味と黒ねこのエピソードが多めです。



 ツナマヨ星から隊長の妹(隊長は人工的に造られたデザイナーベイビーなので、妹も後から造られた存在)がやってきて、不甲斐ない兄に代わって三日で地球をシメる・・・もとい侵略しようとしますが、こういう「兄よりも妹の方が優秀」というネタは何が原点なのでしょうかね。

 猫耳もとい猫関係の兄妹キャラは、おのずと『ドラえもん』のドラえもんとドラミの関係が想起されるようになっている気がします。



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