ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2014年10月

お土産は東京ばにゃにゃ。『化け猫システム』3巻

 「にゃっ!」(挨拶)

 人見知りで気弱な眼鏡っ子・白峰まなと、なぜか人型になってしまった都会の飼い猫・さすけが、猫の郷・早苗町で繰り広げるスクールライフ!

 猫とネコミミと眼鏡っ子と巫女!が大量に登場するコメディ漫画『化け猫システム』の3巻目が10月26日より発売中です!
化け猫システム 3巻 (ガムコミックスプラス)
化け猫システム 3巻 (ガムコミックスプラス)

 今回は母親がメールで助けを求めている!ということで、まな&さすけが都会に里帰りする話と、早苗町の夏祭りの話がメインです。

 さすけLOVEな蒼が都会に戻る二人のあとをこっそりと尾行していますが、この話からわりと蒼がよく独白するようになってるなあと思ったり。
 今までは彼女の主人の真(さな)が、彼女の想いを代弁するパターンが多かったのですが、この話で真と離れ離れになってしまったので、蒼が喋るしかなくなったような感じですかね。
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『化け猫システム』3巻P39(邪武丸/ワニブックス)













 よく喋るといえば、まなもだいぶ人見知りが改善されてきています。
 最初の頃のまなの台詞は雲型のフキダシで描かれていて、本当に発言しているのか、心の中で思っているだけなのかが曖昧なことが多かったのですが・・・・・・。
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『化け猫システム』2巻P30(邪武丸/ワニブックス)









 第16話でお祭りの準備をしている段では、結構普通に発言しています。
 本作、ゆるゆりネコネコな変わらない日常を描いているように見えるのですが、まなが成長する過程が描かれていたり、猫がヒトネコになる「化け猫システム」の謎が徐々に明らかなったりして、変わりつつある日々をきちっと描いている作品なのですね。

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『化け猫システム』3巻P117(邪武丸/ワニブックス)










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案外チョロい猫耳幼女。『さて、異世界(ゲームガルド)を攻略しようか。』4巻

 MMORPGのような異世界・ゲームガルドに召喚された義弥と杏奈。
 二人のファンタジーな日常を描く、異世界日常系ラブコメの最新4巻が10月23日より発売中です!

さて、異世界を攻略しようか。4 (MF文庫J)
さて、異世界を攻略しようか。4 (MF文庫J)

 今回、啓示板より『水と火の間に住まうネコ耳幼女を攻略せよ』とのクエストを受けた義弥一行。
 義弥はギャルゲー的な感覚から「ネコ耳幼女攻略」とは「良い関係になる=手懐ける」の意味だと解釈するのですが、他の仲間はネコ耳の生えた幼女なんてモンスターのはずだ、と主張して譲りません。

 エルフや竜人などのゲームガルドの亜人種は、もともと普通の人間が訓練と魔法の力で姿を変えていくことで生まれるものであって、ネコ耳に変身するような手段は存在しないという話なのです。
 人間ではない人型生物=モンスターというのが、ゲームガルドの常識らしく。
 たとえ幼い女の子のような可愛い姿をしていたとしても、それは冒険者を油断させるための擬態かもしれない、という話まで出てきます。

 しかし、納得のできない義弥は、他のパーティが本当にネコ耳幼女を討伐してしまう前に、先んじてネコ耳幼女を発見しようと奮起するのですが・・・・・・。


 義弥や杏奈にもネコ耳が生えたりして、全編ネコネコしい話となっている4巻です。
 ちょっと面白いところでは、ドラゴン少女のダリルにもネコ耳が生えてきて、ドラゴンとネコ耳の組み合わせの善し悪しについて語られるシーンがあります。
 ドラゴン+ネコ耳といえば『闇堕ち騎士がダンジョン始めました!』という、そのものズバリなネタで書いている作品もあるので、「ドラゴン+ネコ耳」属性も何かのきっかけでもっと流行るようになるかもしれませんね。








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ねこのような何か。『ミルモ様が見てる』

 直立歩行し人の言葉を話す猫(?)が、幼馴染に対して素直になれない少年にハッパをかける!?
 思春期の少年少女と猫(?)のちょっとえっちいギャグ&ラブ・コメディ『ミルモ様が見てる』が10月24日より発売中!
ミルモ様がみてる (1) (電撃コミックスNEXT)
ミルモ様がみてる (1) (電撃コミックスNEXT)

 高校生の祐一とマキは、家が隣の幼馴染同士。
 周囲から見ればわりと仲が良さそうな二人ですが、本人たちは「別に・・・好きじゃない」とあまり素直になれない様子。
 
 そんなある日、マキが猫(?)のミルモを拾って飼い始めてから、祐一の平和な日常は崩れ去ります。
 ミルモはマキの前では猫のフリをしていますが、祐一に対しては人の言葉を喋り、「これからは私が二人の仲を取り持ってやろう」と、高圧的にハッパをかけてくるのです。
 明らかに祐一をおちょくって楽しんでいる様子の、悪魔のような猫(?)・ミルモの企みを退け、祐一はマキと良い関係を結ぶことができるのか!?

 ちょっと昔の『ジャングルはいつもハレのちグゥ』みたいな、毒舌で小悪魔的なちびっこいキャラクターが、真面目な少年を翻弄するタイプの話ですね。
 ただ、ミルモは一応猫(?)なので、猫っぽい仕草をする場面も多いです。マキに甘える時もあれば、下の場面のようにそっぽを向いたりもします。
 祐一が他の女性に気を取られると、マキがヤキモチを焼くのは幼馴染モノの定番ですが、本作の場合、ミルモが自分以外の他人にやたらと懐くのもマキにとっては嫉妬の対象になるらしく、時に祐一よりミルモの気を惹くことに熱心になる場面があるのが面白いです。
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『ミルモ様が見てる』1巻P112(ねこ末端/アスキー・メディアワークス)









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夏毛になるこはな『ねこのこはな』2巻

 直立歩行し人の言葉を話す「猫」がいる世界を舞台に、築40年のボロアパート「星雲荘」に引っ越してきた新人SF作家の菊池映(あっちゃん)と飼い猫の「こはな」、そのほか、コスプレマニアの管理人・佐倉さんや謎の異国人・メウメウといった奇妙な住人たちが織りなすほのぼの借家生活を描く、『ねこのこはな』の2巻目が10月23日より発売中!
ねこのこはな(2) (モーニング KC)
ねこのこはな(2) (モーニング KC)

 2巻ではいろいろと衝撃的な事実が明らかになります。
 佐倉さんが実は既婚者だったこととか(夫はマグロ漁船の船員)、こはなが元・捨て猫だったらしいこととかも驚きなのですが、個人的に一番衝撃だったのが、こはなが「夏毛」と称する夏服セーラー姿になること。
 猫耳型生物に服を着せているわけではなく、セーラー服自体が身体(毛皮)の一部であるという点で、この世界の「猫」の謎が深まるばかりなのですが・・・。

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『ねこのこはな』2巻P94(藤沢カミヤ/講談社)






 2巻でもうひとつ明らかになるのが、この作品の舞台となっている場所。
 第13作『猫の長い午後』で、こはなが高台の神社から街を見下ろす場面が出てくるのですが、遠景にある塔はどうも京都タワーっぽい。
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『ねこのこはな』2巻P50(藤沢カミヤ/講談社)








 あと、第19作『ふりだしに猫る』に出てくる路線バスのデザインが京都市バスだったりします。

 なので舞台は京都か、というと、こはなが付けていた迷子札には、ものすごくぼかした字で「奈良市」と書いてあるように読めます。
 なので、星雲荘自体は奈良の、京都との県境に近い場所にある、と推測できそうです。



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スカートめくれても大丈夫な猫娘。『クロスワールド・スクランブル』2巻

 一見、コミカルな学園バトル物だけど・・・・・・実は、誰しもが誰しもと闘争を続ける修羅界のような世界。
 そんな地獄めいた世界を舞台に、元・男の「ロリ子」こと、六道六天(りくどうろくてん)が真の救済の道を求めて戦います!
 女体化バトル・ファンタジーの新作『クロスワールド・スクランブル』2巻目が10月14日より発売中です!
クロスワールド・スクランブル 2 (GA文庫)
クロスワールド・スクランブル 2 (GA文庫)

 約千年前に「魔王」が降臨し、物理法則を含めたあらゆるルールが書き換えられた世界。
 人間は「白」と「黒」の勢力に分かれて延々と争うような状況に仕向けられていますが、「魔王」にとってはその争いはゲームのようなものであり、敵に殺されようとも人間たちは本当に死ぬことはなく、永久に戦い続ける運命を定められています。

 その戦いの中で、唯一ルール違反となるのが、「敵側の人間にわざと負ける」こと。
 ルールに違反した人間に罰(本当の死)を与える勢力として、「勇者」と呼ばれる存在からなる「『灰』の軍勢」が暗躍しています。

 六天は今回、不気味な意図をもって動き続ける「勇者」と、魔王以前の世界を取り戻そうとしている「無色」の勢力の着物少女・天意弥勒(てんいみろく)の、それぞれの勢力に接触することになりますが・・・・・。


 獣耳キャラクターとしては、今回も猫系の大魔法使い・玉城鈴鹿と、狐系のお嬢様魔法使い・八重垣出雲が登場します。
 今回は弥勒の話が中心のため、二人の活躍の場はやや少ない感じですね。
クロスワールド・スクランブル (GA文庫) 



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