ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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2014年05月

シリアスこま!『足洗邸の住人たち【完全版】』3巻

 2001年から約10年間に渡って連載された、みなぎ得一の代表作『足洗邸の住人たち。』の完全版3巻目と4巻目が5月24日より発売中! 今回は参(3)巻の内容をご紹介。
足洗邸の住人たち。 【完全版】 3巻 (ガムコミックスプラス) 
足洗邸の住人たち。 【完全版】 3巻 (ガムコミックスプラス)

 表紙には今回もこまが。
 どうもこの完全版、全ての表紙にこまを登場させる予定なんでしょうかね?

 完全版3巻では、過去に出た大判コミックの3巻~4巻の最初までが収録されています。
 今回も本編補完の書き下ろしが『足洗邸の住人たちへ・・・。一』の話の前に収録されていますね。

 さて、3巻はシリアスなこまのシーンが多く描かれます。
 こまは癒し系マスコットらしく、普段は語尾に「~ニャ」をつけて喋りますが、シリアスシーンになると「~ニャ」が付かなくなるんですよね。
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『足洗邸の住人たち【完全版】』3巻P89(みなぎ得一/ワニブックス)










 ネコミミキャラの喋り方のパターンとしては次の4つがあると思うのですが・・・。
(1)普通
(2)常に「~ニャ」みたいな語尾がつく
(3)普段は「~ニャ」をつけて喋るけれど、真剣になると付かなくなる。
(4)平時は普通だけど、焦ったり素が出ると「~ニャ」と猫のように鳴いてしまう。

 パターンとしては(4)も結構多いような感じもします。
 とりあえず、淺木柚乃氏の『ネコノクラスム』で該当パターンを見つけました。
 猫姉妹の長女・マリアはお淑やかなお姉さんですが、焦ると「にゃっ」と猫のような声が出てしまいます。
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『ネコノクラスム』P54(淺木柚乃/フランス書房)












 ネコミミキャラを喋り方で分類してみるのも、面白そうですね!

ネコノクラスム (Xコミックス)
淺木 柚乃
フランス書院
2005-12-27




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狼耳と「あの団体」との関係。『回転る賢者のシュライブヴァーレ』2巻

 生まれつき選ばれた天才(ギフテッド)を栄光へと導く魔法の文具、「賢者のシュライブヴァーレ」。

 困っている人や助けを求めている人の力になりたい、という素朴な夢を持っていた引っこみ思案な少女・一之瀬七梨は、シュライブヴァーレに宿る精霊・「品格と優美の」カトレアと契約したことによって、本当に人を救えるだけの奇跡の力を扱えるようになりました!

 しかしそれは、天才たちの酷く醜い争いに巻き込まれていることも意味していたのでした――

 さらに激しく、過酷になる、七梨とカトレアの戦いを描いた『回転る賢者のシュライブヴァーレ』。2巻目が5月24日より発売中です!

 回転る賢者のシュライブヴァーレ(2) (ビッグガンガンコミックス)
回転る賢者のシュライブヴァーレ(2) (ビッグガンガンコミックス)

 第七話より、七梨たちを苛む新たな敵として、狼っ娘の姿をした精霊・ルピナスが登場します。

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『回転る賢者のシュライブヴァーレ』2巻P33(星屑七号/スクウェア・エニックス)















 軍服はだいぶアレンジしてありますが、かつて収容所で大量虐殺をしていたという来歴や、「アウシュビッツの狼華」という二つ名から、彼女がナチス関係者をモチーフにしたキャラクターであることが分かります。

 狼のモチーフを多用していたナチスは、ケモミミ文化の普及以前からSF・ファンタジー分野で人狼と結びつけられることが多いわけで・・・。
 例えば、『仮面ライダー』に出てくるゾル大佐とか。ナチス=狼男のイメージを日本に広く普及したキャラクターの一人でしょう。
仮面ライダーバトルガンバライド 第10弾 ゾル大佐 【SR】 No.10-063 

 近年の作品では、平野耕太『HELLSING』の大尉が「ナチス」で「人狼」という属性を持ったキャラですね。
HELLSING OVA VIII Blu-ray 〈初回限定版〉 

 そして、人狼との関連性から、狼耳キャラクターもナチスと関係付けられる余地があるわけです。
 ケモミミ属性のうちで、ナチスネタと強い繋がりを持つのはおそらく狼耳だけではないかと思うので、今後もルピナスのようなキャラクターの広がりを注視していきたいところですね。



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あちこちに顔を見せる東方ケモミミ勢。『東方茨歌仙』4巻

 《東方Project》公式“仙人”コミックス最新作!
 新米仙人・茨木華扇を中心に、ゲーム本編では描かれない幻想郷の不思議な(あるいは不気味な)一面を描く、『東方茨歌仙』の4巻が5月27日より発売中!
東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermit. (4) (IDコミックス REXコミックス) 
東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermit. (4) (IDコミックス REXコミックス)

 収録作は・・・
 ・「酒虫」の入った酒を、「茨木の百薬枡」で飲んだ皆が、鬼のような性格になってしまう話。
 ・中に魚の入った珍しい石・・・・「魚石」を薄く削って中の魚を見ようとする話。
 ・幻想郷における宗教の役割を描いた「宗教戦争」のお話。
 (「仙人」を自称する華扇は、豊聡耳神子の率いる道教の一派だと思われてしまう・・・)
 ・酒の吞み方で喧嘩する霊夢と早苗の話。
 ・商売繁盛を祈願する、霜月の「酉の市」開催で博麗神社大繁盛?のお話。

 第十八話『宗教家としての仙人』で、華扇がどうして仙人になろうとしたのか、その理由の一端が語られたり、物語の核心に迫るエピソードもいくつか盛り込まれています。
 作者のストーリーテリングも、初期の頃と比べるとかなり洗練されてきている印象を感じますね。

 さて、この4巻でもモブキャラとして東方ケモミミ勢が何人(匹?)か登場しています。
 ぱっと見で、すぐ目につくのが第十六話のお花見集合シーン。
 中央付近にぎゃーてー(響子)とマミゾウさんが。
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『東方茨歌仙』4巻P8(あずまあや・ZUN/一迅社)












 ちなみに椛は狼耳の無いバージョンで描かれています。

 他にも、てゐ&うどんげペア(十八・二十話)、影狼(十九・二十話)、橙・藍の八雲一家(二十話)、ナズーリン(二十話)、お燐(二十話)が登場していますので、コマの隅々まで探してみるのも一興でしょう。



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狐と新聞部員のクライマックス!『忌火のダキニ 参』

 閻狐神・ダキニに乗っ取られてしまった幼馴染の体をとりもどすため、ダキニの従者となって戦う少年・伏巳の物語!
 バイオレンスでグロテスクな、狐耳伝奇バトル作品の単行本三巻目(最終巻)が5月27日より発売中です! 
忌火のダキニ 参 (電撃コミックスNEXT)
忌火のダキニ 参 (電撃コミックスNEXT)

 狐面の男・夜干を討ち果し、ようやく葉昏地区の怪異も収束するかと思われましたが・・・・・統率を無くした「あやかし」たちがあちこちで暴れまわるようになり、むしろ混沌の度合いが深まってくる状況に。
 どうも、この混沌とした状況を望んでいたのはダキニ自身であるらしく・・・?

 かつてはこの世の闇に常に潜んでいた人外の者たち。
 文明の灯に照らされて居場所をなくしてしまった彼らを呼び戻し、人間からの信仰を再び得られるようにすることが、閻狐神ダキニの真の目的だったのです。

 人として、葉昏地区の平穏を乱すあやかしを退治し続ける伏巳ととうめ(+ねむり寝子の睡と、新聞部員の韮川)。
 一方、人とあやかしが認識しあう「魂の狩場」を形成しようとするダキニ。
 
 各人の思惑が絡み合う中、果てしない戦いを終わらせるために伏巳・とうめがとった行動とは・・・・・・?


 クライマックスは、新聞部員の韮川が重要な役割を担うことになります。ダキニとも時代を越えた深い縁があることが明らかに。
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『忌火のダキニ 参』P8(sigama/アスキー・メディアワークス・KADOKAWA)








 読者からすると、彼女がここまで重要人物になるとは想定できなかったのですが、三巻に収録されている『DAKINI』(『忌火のダキニ』の原型になった新人賞入選作品)を読むと、ヒロイン・とうめの性格は、もともと韮川に近いものだったことが分かります。

 『忌火のダキニ』は本来一人だったヒロインの要素を分割して、「とうめ」と「韮川」という二人のヒロインを創りだしたわけで、韮川が重要人物になるのは必然の流れだった、といえそうですね。



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よく食べる猫耳天使。『猫耳天使と恋するリンゴ』2巻

 MJ文庫第9回新人賞受賞作『猫耳天使と恋するリンゴ』の続巻が、5月22日より発売中です!


 ひょんなことから「天界の林檎」を食べてしまった平凡な高校生の一樹は、林檎を奪おうとする悪魔に常に命を狙われるようになります。
 そんな一樹を護るために、天界から降臨した天使のミント。
 黒猫に憑依したミントは、人型になると猫耳尻尾付きの猫耳天使!になるのです。

猫耳天使と恋するリンゴ (MF文庫J)
花間燈
メディアファクトリー
2013-11-22


 そんな猫天使のミントと協力して、「天界の林檎」のもう一つの片割れを探し、自分の体の中から林檎を取り出そうとする一樹――今回の片割れ候補は、初夏でもカーディガンを着ている、変わった感性を持った後輩・桐谷茉奈(きりたに まな)。
 この第2巻では茉奈がメインとなるため、猫耳天使ミントの影はやや薄いです。

 ミントに関する見どころとしては、一緒にお風呂に入る場面と、あと、何か食べている場面がやたらと多いことでしょうか。

 冒頭からして、『その柔らかな唇が切り分けられたリンゴを奪っていく』(P11)と、ミントがリンゴを頬張るシーンから始まります。
 他にも、『隣で黒猫(ミント)が食べているのは『これでニャンコも超ごきげん』という猫用缶詰』(P54)というシーンがあったり・・・。
 肉まんを渡されて、『ぱくりと一口だけ食べてみて、そのあとは黙々とかじってすぐに平らげてしま』い、その後あんまんももらって『あんまんも平らげると、猫のように自分を指を舐める』(P129)といった様子をみせたり・・・。

 こういう食べ物を美味しそうに食べているシーンを見ると、無機質な存在だったミントにも、感情が宿りつつあるように感じられます。

 元気な幼馴染の雪姫に、新たに出会った薄幸の少女・茉奈、そして子供のように無垢なミント、一樹と深く繋がった三人のうち、彼が最後に選ぶのは・・・・・・?



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