ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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猫耳化エッセイというジャンル。『流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め』

 アラフォー独女の「やよい」氏が、犬猫四匹と暮らす八丈島での日々を綴ったエッセイ漫画『流されて八丈島』の第四弾が7月5日より発売中!
流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め (ぶんか社コミックス) 
流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め (ぶんか社コミックス)

 島のスーパーや駐在所、賃貸住居、連絡船といった島の生活に密着した話から、ダイビング・講演会・廃墟ホテル探訪といった珍しい話、そして宅配便事故で島の郵便局の人に自分宛のBLな二次元の本をまじまじとみられてしまった、というオタクな話まで、幅広い話が収録されています。

 さて、本作のやよい氏は自画像が猫耳キャラとして描かれるわけですが・・・
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『流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め』P125(たかまつやよい/ぶんか社)







 自画像が猫耳キャラ、というエッセイ漫画の先駆としては、現・映画評論家の三留まゆみ氏が描いた『いりおもてやまねこなんてこわくない』という作品があります(1983~85年)。
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『いりおもてやまねこなんてこわくない』P50(早坂みけ/白夜書房)








 作者が女性だと、自身を猫耳キャラとして描くのはアリなんでしょうけど、男性作家のエッセイ漫画だと、ケモミミじゃなくて完全なケモノ(犬とか)として自分を描いているパターンが多いような気がします。
 このあたり、過去作品を調べて系統的にまとめてみたいところ。



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猫日本人は日本人とは微妙に違う? 『猫まち主従』第5話

 7月7日発売のキレ萌え系漫画季刊誌『ネメシス』2014年春号に、玉置勉強氏の『猫まち主従』第5話が掲載されています!
ネメシス 2014年 夏号 #17 (KCデラックス) 
ネメシス 2014年 夏号 #17 (KCデラックス)

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『ネメシス2014年夏号#17』P73(玉置勉強/講談社)












 猫太陽系は猫地球の猫日本に住む猫人間二人、貴族のお嬢様のダオと、従者のクロスケ。
 今回はとてつもなく遅れた引っ越しのご挨拶のため、隣家に伺いますが・・・
 お嬢様のダオは「相手が私に挨拶にくるべき」と妙な価値観を振り回しますし、クロスケに対しては猫耳にニューター(去勢済み)の切り込みがあることから、隣家の人にいかがわしい目で見られてしまいます。
 そんな中、隣家のおばさんが二人を家の中に招いてくれるのですが・・・。

 猫日本は全体的にはこちらの日本と似たような感じなのですが、微妙に身分階級意識が強いのが異なるところですね。
 ニューターの猫耳に切り込みを入れるとか、こちらの世界の猫と同じような風習があるところも不思議な感じ。



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猫を抱く猫耳。『たまにゃん』2巻

 人間と化け猫とが結ばれて生まれた子の子孫が住むという猫杜町(ねこもりちょう)。
 そんな町を舞台に、人型になることができる魔法猫・たまにゃんとツンデレ猫耳少女ミィにゃん、そして無愛想な男子高校生・祐一の関係を描く、新境地猫耳漫画『たまにゃん』の単行本2巻目が6月7日より発売しています!
たまにゃん (2) (ドラゴンコミックスエイジ)
たまにゃん (2) (ドラゴンコミックスエイジ)

 こちらも昨日紹介した『おきつね日和』2巻と同じく、Kindle版が7月9日から発売中です。
たまにゃん(2) (ドラゴンコミックスエイジ)
影崎 由那
KADOKAWA / 富士見書房
2014-07-09



 単行本2巻は、祐一の学校の先輩・ちよりの飼っている魔法猫・ちょこらが、祐一を新たにパートナーにするべく、たまにゃん&ミィにゃんと大喧嘩を繰り広げる前半部。
 そして、魔力の高まったたまにゃんが成長した女性の姿になって祐一に迫る(?)後半部で構成されています。

 後半部♯09(第9話)以降はちょっと切ない雰囲気に。
 ちより先輩の家の猫を抱いて、生き別れになった自分の母親のことを思い出して泣きそうになるたまにゃん。

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『たまにゃん』2巻P140(影崎由那/富士見書房)








 こういう「猫耳が猫を抱く」という構図(この場面は猫耳生えてないですが・・・)。
 時々見かけるのですが、このような場面では、たいてい猫娘は抱いている猫に自分を投影して、切ない様子になってしまうことが多いんですよね。

 これ↓にも、猫耳っ娘とばりが猫を抱いて切なげにするシーンがありましたし・・・。


 約30年前の猫耳漫画、『おてやわらかにぴんく!!』にも、母猫を恋しがる子猫を抱く猫娘ぴんく、という構図がありました。
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『遠山光Cute Girlコレクション おてやわらかにぴんく!!』P168(遠山光/英知出版)




 猫耳キャラと猫の関係は、もう少し考察してみたいところですね。



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