NEKO WORKsの世界的大ヒットネコミミゲー『ネコぱら』のコミカライズです!
人型ネコのいる世界を舞台に、犬っぽいネコ「ショコラ」と猫っぽいネコ「バニラ」、そして二匹に振り回されるご主人様こと「水無月嘉祥」のケーキ屋開店の物語が描かれます。
『ネコぱら~ショコラ&バニラ~』の単行本が1月10日より発売中です!
基本的にはゲーム版およびOVA版の名場面をぎゅっと集約した内容になっています。
まだネコぱらの世界を体験したことが無い人は入門編にぜひ。
もちろん、すでにネコぱらを良く知っている人も、あらためて楽しめますよー!
※ ※ ※
『綿の国星』的な猫の擬人化(本当は動物の猫だけど漫画的に人間として描いている)ではなく、立ち位置的にはペットの猫だけど、人型をしているのが「ネコ」として当たり前という風な世界観。
『ネコぱら』以前(~2013年)にも『ぴゅあぴゅあ』や『魔法少女猫X』、『わんことくらそう』といった作品がありますが、猫耳史を眺めてみると、『ネコぱら』の以前と以後では「人と近い知能を持つ存在がペットであることの是非」を描くか描かないかが大きく違うという変化があります。
『ぴゅあぴゅあ』が発売されていた頃の美少女ゲームジャンルでは「人と近い知能を持つ存在がペットであること」の微妙な背徳感を演出するのが売りだったんでしょうけど、近年は「飼い猫と話ができるようになったら」という素直な願望を猫耳作品に託す、といった流れになっている印象です。
※ ※ ※
今回気になった描写。
嘉祥とショコラ&バニラの背丈の差が印象的に描かれている点。

『ネコぱら~ショコラ&バニラ~』P15(Tam-U/NEKO WORKs/KADOKAWA)
ゲーム版だとわりとショコラとバニラがどアップで迫ってくるシーンが多いので、あまり背丈を意識することがないのですが、こういう風に第三者目線で横に並んだ構図だと、[嘉祥=父 ショコラ&バニラ=娘]感が凄く良く出ています。
コミカライズ版は人型ネコたちと嘉祥のこの背丈の差を感じるシーンが多く、その点に注目ですよ!

萌え ブログランキングへ