ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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GMは猫?犬?『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』3巻

ゲームの世界に入ったり! 凄いチートで無双したり!・・・・・・はしないけれど、逆にそれがすごく新鮮な日常系MMORPG四コマ漫画『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』の3巻目が12月27日より発売中です!

ちまっこいけど元気な女子高生・牧野夢子は、行方不明になった「お姉ちゃん」を探すため、「お姉ちゃん」が参加しているかもしれないMMORPG『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』のプレイを続けています。

ぶっきらぼうな初心者プレイヤー「キャロライン」を中心に、「キャロライン親衛隊」なるギルドを立ち上げた夢子たち。
水着装備ボーナスを得るためにみんなで海辺エリアへ向かったり、初のGv(ギルド戦)イベントに参加したりと、ゲーム中の新たなイベントを色々と試しています。

その一方で、キャロラインの中の人=佐藤赤音は『ビビモン』のグッズが欲しくて、初めて隣町のアニメショップまでお出かけしたり・・・。
夢子は『ビビモン』がきっかけで仲良くなったクラスメートの中村あずきと夏祭りに行ったりと、リアルでも新しい体験を積み重ねていくのでした。

「お姉ちゃん」の手掛かりはまだ見つかりませんが、確実にみんなの世界観は広がっています。

 ※ ※ ※

今回も、リアルとオンラインゲームの両面における日常を丁寧に描いている本作。
ゲームチート物や、ゲーム的異世界転生物が盛んなここ最近、こういう「ごく普通」のゲーム体験を描いている作品は本当に貴重です。

ひと昔前(2000年代ごろ)は、こういうタイプの漫画多かったような気もするのですが。
ガチなひと昔前のギャルゲ的展開をやっている『ピリオドからはじまる魔導機書』と同じで、ひと昔前のスタンダードをあえて今やることで、独特の立ち位置を確立している作品といえそうです。


 ※ ※ ※

「キャロライン親衛隊」ギルドのメンバーは、夢子のキャラ(=ボン・キュ・ボン)が狼耳、赤音のキャラ(=キャロライン)がウサギ耳、千恵理のキャラ(=チェリム)がタヌキ耳と、やたらケモミミ率が高いのですが・・・・。
Gvイベントを仕切っているGM(ゲームマスター)もまた、ケモミミ付きだったりします。

「にゃ~ん」という口調で垂れ耳なので、スコティッシュフォールド系の猫耳なのかな、と思ったのですが、尻尾の形がなんかスコ猫と違う気が・・・。もしかしたら犬耳なのかな?
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『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』3巻P86(キキ/芳文社)







最近、狼なのに語尾が「ニャー」というキャラがいたりしましたので、にゃあにゃあ言っていても猫だとは限らないわけで、、、複雑な世の中です。



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狐は神社で、狸は寺。『うどんの国の金色毛鞠』9巻

タヌキとうどんを組み合わせた、まったく新しい香川漫画!
海と山の幸に恵まれた四国・香川を舞台に、独身30歳のWebデザイナー・宗太と、狸っ子・ポコの日常を描く、『うどんの国の金色毛鞠』の最新9巻目が1月7日より発売中です!

今回の収録話は宗太に仕事を依頼した若い僧侶・俊亮の話がメインです。
狸伝説に詳しい俊亮ですが、それほど狸にこだわるのには、とある理由が・・・・。

これまで通り、香川県の各所を舞台にした話が展開されます。

 ●ポコのお誕生日会! (香川県高松市が拠点の菓子工房ルーヴ)
 ●優秀な兄との考えのすれ違いで傷心の俊亮、狸伝説の寺へ。(高松市・屋島寺)
 ●化け狸、ペンギンと出会う。(新屋島水族館)
 ●風邪をひいた宗太をポコが看病!? (香川の新名物オリーブハマチ)

ケーキとかハマチとか、美味しそうな料理の描写の多い9巻。
ポコはハマチの刺身なんかはわりと大丈夫なようです。

美味しい話の一方で、ポコの正体に関わる物語も少しずつ進んでいます。
ポコは人間に化ける以外にも不思議な力を使えるということが、第50話でかなり明確になってきました。

※ ※ ※

今更なんですが、狐耳キャラは神社と関連づけられるのに対して、狸耳キャラは寺との結びつきが強いんだなあと思ったり。

狸民話をきちんと調べたわけではないのですが、狸伝説があるのは寺が多いような感じ。

いわゆる「日本三大狸伝説」は全て寺が語り継いできた伝説みたいですし。
●太三郎狸 ⇒ 香川の屋島寺
●文福茶釜 ⇒ 群馬の茂林寺
●狸囃子 ⇒ 千葉の證誠寺

日本人と関わり深い二つの信仰・神道と仏教のうち、神道については狐と犬(狛犬)のケモミミが担当できるのに対して、仏教については狸耳キャラが担うことができそうですね。

ケモミミジャンルにおいて、神道ネタ作品は多いのですが、仏教ネタ作品はまだまだ少なめなので、これからの狸耳キャラの活躍と発展に期待できそうです。




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猫耳アニメの感想『にゃんこデイズ』『けものフレンズ』第1話

『にゃんこデイズ』はともかくとして、『けものフレンズ』をようやく昨日見ることができたので、ちょこっと感想など。
(『けもフレ』は放送局が限定されていてリアルタイムで見れないのがつらい。チホー民に厳しいアニメだ、、、)

●『にゃんこデイズ』
にゃんこマジ天使ですね!
猫耳も良く動くんですが、尻尾の動き(絶妙なピクピク感)に尋常でないこだわりを感じます。
あと、にゃんこ三匹の登場シーンが「ケモミミ登場シーンの様式美」に従って、猫耳のみのカットになっているのも気になりました。


漫画原作は「まー」がよく目立ち、「ろー」への注目度が高くて、若干「しー」の影が薄い印象があるのですが、アニメ版は「しー」の動きにわりと特徴があるので、「しー」のさらなるキャラ立ちが期待できそうですね!


●『けものフレンズ』
キャラクター付けや物語の流れはアプリゲーム版とだいぶ異なるんですが、それでも、ゲーム版を思い起こさせる雰囲気をほのかに感じるという、なかなか形容しがたい作品になってます。


漫画版と比べると、かなりゲーム版に近い印象を受けます。セルリアンも出るし。

元プレイヤーから見ると「スマホの画面で見てたジャパリパークって、実際こんな感じなんだろうな~ フレンズたちはこういう世界を冒険していたんだなあ」という感動がかなり強かったのですが、ゲーム版未体験でこのアニメを見る人は、説明されていない部分が多くて見どころに困りそうだ、とも感じたり。
(「サンドスター」とか「図書館」とか「なぜセルリアンがフレンズを襲うのか」とか、ゲーム版をやっていると「ああアレだ」って思う部分なんですが、初めて見る人はハテナ?なのではないかと、、、)

アニメのサーバルは野生化しているというか、かなり獣っぽいけど、これはこれで個人的にはOK。
アニメにはガイド(ミライ)さんがいないので、代わりにサーバルが「動物の特徴」「サバンナの植生や地形」についてちょくちょく語っているところが面白いと思ったり。

あと、ちゃんと各フレンズの初登場時に「ネコ目ネコ科ネコ属サーバル」といった分類キャプションが出るのはポイント高いです。
(ゲーム版でも自己紹介で分類項目を喋るフレンズが好きだったので)

・・・なにはともあれ、なんだか見れば見るほどゲーム版が恋しくなってくる、というのがアニメ版の正直な感想なのでした。


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