ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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王蟲ライスと獣耳ナウシカ ~1984年 さえぐさじゅんのあとがき

 1984年『プチアップルパイ 美少女まんがベスト集成7』の各作者あとがき(池袋線通信)における、さえぐさじゅん氏の記事より。

『プチアップルパイ 美少女まんがベスト集成7』P227(さえぐさじゅん/徳間書店)
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 ちょうど劇場版『風の谷のナウシカ』が公開された時期なので、この号のあとがきはナウシカを話題にしている人が多かったわけなのですが・・・

 すでにこの時期に獣耳(キツネリス耳?)付きナウシカを描く人がいたとは、驚きです。
(ついでに、近年話題の王蟲ライス的なネタも、すでに劇場版公開時には考えている人がいた!ということが分かります。)

 ちなみに、さえぐさじゅん氏はサークル『三月館』として、1982年のコミックマーケット22の時点で獣耳表紙の同人誌を出していて、昨年末のC85でも獣耳の出てくる新刊を出していらっしゃる、獣耳同人ジャンルの歴史そのものを体現されているような、恐るべき御方です、、、



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木の精霊がエルフ耳じゃなかった時代 ~1983年 なにわあい『マジックポイント』

 近年は育児や猫などの日常エッセイ作品を主に執筆されている浪速愛氏は、80年代初期頃はロリコンブームの美少女漫画誌『プチ・アップルパイ』に漫画を掲載していました。

 それらの作品でケモミミに関連があるのが、1983年に発表された『マジックポイント』。
 女子にいじめられて、女子のいない世界に行きたいと願った男の子が木の精の姉妹に出会うお話です。
 女子のいない世界のおぞましさを暗黒メルヘン風に描いている部分があり、ミソジニー(女性嫌悪)を皮肉っている点は21世紀の現代にも通じる部分があるのですが・・・。
 この作品、面白いことに木の精が獣耳付きで描かれてるんですね。 
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『プチ・アップルパイ 美少女まんがベスト集成5』P65(なにわあい/徳間書店)








 漫画において、いわゆる妖精的な存在にエルフ耳が当然のように描かれるようなったのは、『ロードス島戦記』のディードリットの影響が大だといわれています。
 『ロードス島戦記』は1988年の作品なので、それ以前は妖精を示す記号として獣耳が使われる余地があったということを、この作品は示しているのかもしれません。


 物語自体はとってもまじめなメルヘンなのですが、木の精の格好が素肌に布一枚なのでちょっとあざとい。布の横が繋がってないので、裸エプロンっぽく見えてしまう・・・。
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『プチ・アップルパイ 美少女まんがベスト集成5』P68(なにわあい/徳間書店)









 教え諭すような態度の強気な姉と、主人公とは逆に男子恐怖症(乱暴な男子に芽を踏まれた)の大人しい妹の組み合わせがなかなか良い感じ。

 物語が進むにつれて、主人公と木の精・妹は打ち解けて行き、それぞれの異性恐怖症が解消されることになります。最終的に木の精・妹は主人公に誘われて、彼の家に宿ることに。
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『プチ・アップルパイ 美少女まんがベスト集成5』P73(なにわあい/徳間書店)














 感情の動きにつれて、獣耳が伏せたり、前向きになったり・・・。
 80年代前半のケモミミ作品としては、獣耳の動きが細かく描写されていて珍しいです。

ウマ年ですよ! 古今の馬系キャラの作品を集めてみました。

 あけましておめでとうございます!
 今年も『ケモミミ生活』をよろしくお願いします。

 というわけで、ウマ年ですね。
 ケモミミジャンル全体でみると、近年はモンスター娘人気に乗って、ウマ耳キャラが主役級でしばしば登場するようになりました。

 近年の人気作といえば、セントール娘のいる現代社会を描いた『セントールの悩み』とか。
 この5巻の表紙って、実は干支繋がり(巳(サスサススール)→午(姫乃))になっているんですかね。
セントールの悩み 5 (リュウコミックス)
セントールの悩み 5 (リュウコミックス) [コミック]

 「モンスター娘」というジャンル自体を広く一般に周知することになったオカヤド氏の『モンスター娘のいる日常』。武家娘なケンタウロスのセントレアさんが登場します。

 鎮守の森に棲む、半分動物みたいな女の子・神獣ユニコと、野獣的な生物教師・範斗恭二の、壮絶な戦い(?)を描いたギャグ漫画『鎮守の森のユニコーン』も、昨年単行本が発売されたウマ耳作品です。


 ちょっと古いところを挙げると、おりもとみまな『魔法少女猫X』に馬の獣人・ウマ子さんが登場しますね。



 ファンタジーSLG系の作品には、昔からセントール型のキャラがわりと登場しています。
 有名どころではシャイニングフォースとか。

 
 フェーダのジニー とか。
 【中古】スーパーファミコンソフト フェーダ エンブレムオブジャスティス【画】
 【中古】スーパーファミコンソフト フェーダ エンブレムオブジャスティス【画】


 古くから続くファンタジー小説でセントールが多数登場する作品としては、『魔法の国ザンス』も忘れてはいけません。「セントール」という単語が日本に定着したのは、この作品の邦訳があったからこそ!ではないかと思っているのですが、、、


 今年もたくさんの馬耳キャラクターが見られるとよいですね!
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