ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
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それ(狐耳娘)を捨てるなんてとんでもない! 『あおにの空に竜は哭く』2巻

 妖怪を任侠になぞらえて描く独特の妖怪漫画『あおにの空に竜は哭く』の2巻(完結)が2月12日より発売中!
 あおにの空に竜は哭く 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
あおにの空に竜は哭く 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

 狸の妖怪が中心となっている「信楽組」と、妖狐が中心となっている「稲荷組」が対立している極楽町。

 「信楽組」の御曹司である市松(狸少年)と、「稲荷組」の令嬢・梅路(狐耳娘)は、政略結婚的なお見合いに引き出され、当初は互いにお見合いを嫌がっていたものの、梅路の方は市松の男気を見て、一方的に惚れるような形になっています。

 しかしながら、市松の方は「妖怪より人間の女が良い」と、(超可愛い)狐耳娘の梅路のことを鬱陶しがるわけで、勿体ないというか許せんというか・・・
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『あおにの空に竜は哭く』2巻P77(瀬戸ミクモ/小学館)










 以前紹介した狐耳ラノベ『ヒャクヤッコの百夜行』もそうなんですが、好意・熱愛を示す女の子を主人公の男が鬱陶しがる、というラブコメが、ここ最近のトレンドなのですかね?
 少し前まではとにかく女の子とラブラブになる、という作品が多かったような気がするんですが。



 ただ、よく思い返してみると、このパターンは『うる星やつら』のラムとあたるの関係そのまんまなわけで、最近のラブコメが、昔のパターンに回帰しているだけの話なのかもしれませんね。





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狐っ子に狐耳が生えるのはいつから?

 獣耳漫画の原点を追求していくと、たいてい楳図かずおの漫画に突き当たるのですが、それというのも氏がわりと獣っ娘(?)的なキャラクターを多く描いていたから、という理由があったりします。
(少女向けホラー漫画というジャンルの制約から、少女が獣・・・もとい妖怪に変化する、というパターンが多いためでしょうけど)

 こちらは1968年のショウワノート付録版『山びこ姉妹』より。
 狐が憑いたマネをして山びこ姉妹を驚かせようとした都会娘・奈美子が、本当に狐化してしまうシーン。
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『復刻版 山びこ姉妹』P206(楳図かずお/小学館)









 「わらわは~じゃ」と古風で偉そうな喋り方をするところとか、現代の狐耳娘でも人気の要素が、この当時から普通に使われていることが分かるのですが・・・。

 尻尾は生えているのですが、狐耳が生えたりはしないのですよね。

 70年代の狐娘漫画『恋し夢見しあやかしギツネ』(西尚美・1979年)でも、ヒロインのつね子に尻尾は生えていますが、狐耳は基本描かれません。
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『恋し夢見しあやかしギツネ』P29(西尚美/講談社)











 80年代に入ってようやく、狐耳が生えた狐キャラクターが続々と出現するようになります。
 化け狐ハーフの栗子が活躍する『くるりんパフェ』は1986年の作品ですが、ヒロインの栗子には狐耳が生えています。
 どうも狐っ子漫画の転機は1980年頃にあるらしいことが分かるのですが・・・
くるりんパフェ (マーガレットコミックス)

 70年代末と80年代で何が違うかといえば、猫耳娘漫画の元祖である『綿の国星』(1978年)の発表を跨いでいるか、ですね。



 狐っ子に狐耳が生えるようになったのは、『綿の国星』の影響が大きいのではないかと考察する次第です、、、



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ネコ化するフェネシス(?) 『マグダラで眠れ』Ⅴ巻

 生まれつき「異端」とされる獣耳を持った少女ウル・フェネシスと、自ら「異端」と呼ばれる世界に身を置く錬金術師クースラ。
 同じ宗教の派閥「教会」と「騎士団」が対立し、さらに異教徒の勢力までもが覇を競う混沌とした世界で、自らの理想の地「マグダラ」を探し求める二人の物語・・・・

 『マグダラで眠れ』最新5巻が2月8日より発売中です!
マグダラで眠れ (5) (電撃文庫) 
マグダラで眠れ (5) (電撃文庫)

 古の火炎放射兵器「竜」を利用して、異教徒に包囲された鉱山都市カザンから脱出したクースラたち。
 次なる地は、臨戦態勢の騎士団が集結する巨大軍港ニールベルク。

 この地にも異教徒の軍隊が攻め寄せてくるわけですが、ニールベルクは強固な城塞。
 城壁を越えられるわけがないと安心していたところへ、敵は「射程距離は従来の倍、破壊力は倍の倍」と称される最新式の投石機を持ち出してきて、騎士団を圧迫します。

 士気が落ちかけているニールベルクのために、「割れることのない鐘」を鋳造するように命令されるクースラたちですが・・・。

『マグダラで眠れ』クリアファイル
 さて、獣耳娘ウル・フェネシスはカザンからの脱出劇の経緯から、騎士団の人間に「聖女様」と呼ばれるようになって、その立場もだいぶ良いものになってきていますが、クースラからは常のようにネコ扱いされています。

 元々、フェネシスは「猫っぽい」という描写をされることが多かったのですが、この巻になって、とうとう『白猫はすぐにそっぽを向く(P55)』と、直接的に「猫」と表現される箇所がでてきました。

 5巻はクースラについて、印象が変化する重要な場面があるのですが、同時にフェネシスに関しても、よりネコ化してきているような感じがありますね。



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