ケモミミ生活 ~獣耳作品情報ブログ~

獣耳のいる生活をはじめてみませんか?
獣耳キャラクターに関連する最新情報と懐かしい情報を織り交ぜて紹介していきます。

※世界で唯一(?)の獣耳評論サークル・S猫出版部のブログです。
※『総解説・猫耳史』『総解説・狐耳史』『総解説・兎耳史』等を頒布しています。
ホームページTwitterはこちら

やっぱり獣耳娘と冒険するのが良いよね!『異世界を制御魔法で切り開け!』2巻

4系統の魔法によって支配される剣と魔法の世界。
ほとんど使い手のいなくなってしまった「制御魔法」を、異世界の知識によって使いこなせるようになった落ちこぼれ貴公子のエヴァンは、狐獣人の美少女と一緒にめくるめく冒険を繰り広げます!

設定は独特ですが、物語は正統派の冒険ファンタジー『異世界を制御魔法で切り開け!』の書籍版2巻が6月1日より発売中です!

ハンフリー王国の没落貴族の四男エヴァン・ダグラスは、生まれつき弱い魔力しか持っていないため、魔法が支配するこの世界では完全に落ちこぼれ扱いをされてきました。

ある時、異世界で生きていた頃の前世(こちらの現代世界)の制御工学の知識を思い出したエヴァンは、四系統ある魔法のうち今はほとんど使い手のいない「制御魔法」に、異世界の知識を応用できることに気づきます。

少ない魔力でも扱える「制御魔法」に磨きをかけ成長したエヴァンは、付き人の獣人娘セラフィナと一緒に家を飛び出して冒険者の道を歩み始めました。

故郷のダグラス領から離れたアーベライン領で護衛や魔物討伐の仕事を続けていたエヴァンたち。
二人はさらなる冒険を求めて繁栄を極めるアーベライン主都へ、そして文化の異なる隣国ワッカ共和国へと向かいます。

ハンフリー王国内では政変の兆しがあり、世界情勢にやや不穏な雰囲気が漂い始めているものの、エヴァンとセラフィナとってはどこ吹く風。
二人は冒険者としてさらに磨きをかけるべく、普通の冒険者では手を出さないような困難な依頼にも挑戦していくのでした・・・!

※ ※ ※

本作の肝となる制御魔法の細かい理屈はすでに説明されているので、2巻はエヴァンとセラフィナの冒険の日々が中心に描写されます。
一緒に次の冒険の準備のために街で買い物したり、初めて見る海で裸足になって遊んだりと、エヴァンとセラフィナの関係はラブコメ的なイチャイチャというよりは、わりとしっとりした描き方がされているのが特徴です。

あと、エヴァンの制御魔法は戦いにおける直接的な打撃力にはならないため、高い戦闘力を持つセラフィナをエヴァンの制御魔法や他の魔法でサポートするという戦法がメインとなっていて、二人で協力して冒険している感じが出ていて良いです。

※ ※ ※

『転生魔術師の英雄譚』『魔物と始める村づくり!』『逆成長チートで世界最強』と狐娘ヒロインにこだわる佐竹アキノリ氏の作品なので、本作もヒロインは狐娘です。というより、発表の順番から考えると本作が佐竹氏の狐耳ヒロインの原点になるのですかね。

転生魔術師の英雄譚 2 (ヒーロー文庫)
佐竹 アキノリ
主婦の友社
2017-02-27




逆成長チートで世界最強 1 (ヒーロー文庫)
佐竹 アキノリ
主婦の友社
2017-04-28


基本ハーレムとか美少女回転寿司になりがちなラノベ界で、狐耳ヒロインオンリーワンで多数のシリーズを展開する佐竹氏の立ち位置は独特だと思います。



萌え ブログランキングへ

有能そうに見えてやっぱりダメな式神。『和雑貨うなゐ堂の友戯帳』

居るだけで不幸を呼び寄せてしまうため、各地の家を転々としている不幸少女・愛乃(よしの)。
彼女が次に引き取られた家は、ナマケモノの陰陽師と、金銭感覚のおかしい家事手伝い・・・もとい狼の式神が営む奇妙な雑貨屋さんでした!

妖怪和菓子店『幽遊菓庵』シリーズの作者・真鍋卓氏が描く新作!
『和雑貨うなゐ堂の友戯帳』が6月15日より発売中です!

14歳の春日愛乃は母親を亡くして以来、各地の親類の間をいくつも渡り歩いてきました。
一つの家庭に半年すら留まることがない彼女。

その理由は、彼女がとんでもない不幸体質を持っていることにあります。
彼女がいるだけでなぜか引き取り先の家庭が何らかの形で崩壊してしまうのです。

そんな境遇もあり、愛乃の性格もすっかりスレた感じになってしまってます。

各地を渡り歩いて、ついに全国コンプリートすることになった彼女がたどり着いた先は、「和雑貨うなゐ堂」という奇妙な店。

そこは、「陰陽師」を自称する驚くほど怠惰な男・清水まつりと、人ならぬ狼の耳を持った「日本狼の式神」だという美青年・うなゐ が経営(?)する店でした。

全く働かない まつり と引きこもり気質で商売事には全く向いていない うなゐ による店は、放漫経営がたたって破たん寸前でしたが、愛乃がやってきたことで少しだけ変化の兆しが見え始めます・・・!

※ ※ ※

『幽遊菓庵』は主人公の名月にしろ妖狐・玉藻にしろ、わりと優秀な人物がそろっていたので店も上手く回っていましたが、本作「うなゐ堂」は(作中でも自虐されているように)まつり&うなゐがダメダメすぎて大変な状況になってます。

日本狼の式神・うなゐはある程度家事ができるので、『幽遊菓庵』の生意気すぎる式神「あずき」よりは有能っぽく見えるのですが、金銭感覚がおかしくて通販で高級品ばかり買っているという点でやっぱり駄目感が漂います。
式神がイマイチ役に立たないのは真鍋作品の特徴なのですかね。

式神といえば狐、という傾向を覆して、珍しい狼の式神である うなゐ の今後の活躍に期待したいところです。

※ ※ ※

本作、他にもケモミミキャラとして妖狐の男の子・おとらが登場。
あと(獣耳があるのかは不明ですが)化け狸の女性・瑠璃が登場します。

瑠璃は『幽遊菓庵』の狸娘・翡翠と同じくロシア帽をかぶった格好です。
化け狸の女性はロシア帽をかぶる、というのは真鍋作品独特の描写ですね。



萌え ブログランキングへ

見田竜介氏の90年代猫耳娘。~『月刊PCエンジン』1992年7月号

『ドラゴンハーフ』で知られる見田竜介氏が小学館のゲーム雑誌『月刊PCエンジン』に狐耳娘を描いていた、という記事を4月に書きましたが、その続きになります。


『月刊PCエンジン』には『PC小町倶楽部』という女の子キャラのイラストを投稿する人気コーナーがありましたが、コーナーの看板娘となっていたのが見田氏の描いた「コンコン」という狐耳娘でした。

その『PC小町倶楽部』が1992年8月号からリニューアルされることになり、新たに看板娘になったのがコンコンの妹だという「キャンキャン」です。
photo_1046









『月刊PCエンジン』1992年7月号P96(見田竜介/小学館)












首に鈴も付いていて、見るからにセクシーな猫耳っ娘(ヒョウっぽくもある)なのですが、一人称が「俺」で、男勝りな口調がなかなか独特です。
服装が毎月読者投稿によって変わっていくというのも面白い試みでした。

彼女は『月刊PCエンジン』が休刊する94年3月号まで新イラストコーナー『おませなCANCANないしょの小部屋(通称:おまCAN)』と『イラスト喫茶PEACOCK』の案内を務めました。
コンコンとキャンキャンの存在によって、『月刊PCエンジン』は他のゲーム誌に比べてケモミミ色の強い雑誌になっていました。(読者プレゼントのグッズの図柄など)

※ ※ ※

狐耳娘と猫耳娘が姉妹、という設定は(私が知る限り)このコンコンとキャンキャンの関係でしか見たことがないです。
動物の種類が違うケモミミ姉妹・兄弟という設定は、いろいろ物語がつくれそうで、今後の創作ネタとして使えるかもしれませんね。



萌え ブログランキングへ
記事検索