誰にも従わず、孤高を貫いている一匹狼の不良娘。
そんな彼女の前に、本物の狼の耳と尻尾の生えた人狼娘が現れますが・・・!
狼な女の子たちの奇妙な関係を描く『ヤンキー×ジャーキー』の初単行本が12月25日より発売中です!
孤高の不良娘・鬼塚愛羅の前に現れた、大人しい少女・大神るう。
彼女は「実は先日助けてもらった狼である」と言って、愛羅の前で狼に変身してみせます。
愛羅はそんな大神るうを見て、自分の感情が抑えられなくなります。
なぜなら、愛羅は無類の動物好きであり、狼姿のるうをモフりたくてたまらなくなったためです!
何者も恐れない、誰からも恐れられる不良(ヤンキー)のはずなのに、狼姿のるうの前でデレデレする姿を見せてしまった愛羅は、るうを口止めしようとしますが・・・!
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攻め受けが頻繁に入れ替わるガールズラブ漫画です。
るうは愛羅と特別な関係になりたいと思っていますが、愛羅はるうのことを「可愛いモフモフな動物」もしくは「子分」と思っていて、そこですれ違いが生まれています。
一方で、恋愛面ではるうがやたらと積極的であり、愛羅が戸惑わされる場面も多数。
狼系な女子同士の、ゆらゆら揺れるバランス関係を見たい人におススメの作品です!
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今回気になったコマ。
ケモミミ漫画の作画上の問題点として、「獣耳がコマ中に収まりきらなくなる」問題があります。
特にコマ割りが制限される四コマ漫画では、顕著な問題になりがちです。
本作ではわりとるうが耳をぺたっと倒している場面をよく見ます。
『ヤンキー×ジャーキー』1巻P76(由井ひな子/芳文社)
るうが人狼化している場面では二コマを使ったりして、本作、できるだけるうの狼耳を見せようとする意図を感じますね!

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